シルヴァン・ディリエ
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ブラバンツ・パイル(2015)にて | ||||
個人情報 | ||||
本名 | シルヴァン・ディリエ Silvan Dillier | |||
生年月日 | (1980-08-03) 1980年8月3日(38歳) | |||
国籍 | スイス | |||
身長 | 183cm | |||
体重 | 75kg | |||
チーム情報 | ||||
所属 | AG2R・ラ・モンディアル | |||
分野 | ロードレース | |||
役割 | 選手 | |||
特徴 | クラシックスペシャリスト | |||
アマ所属チーム | ||||
2009 2010 2012 2013 | アトラス シャンベリー・CF EKZ・レーシング BMC・デベロップメント | |||
プロ所属チーム | ||||
2011 2014-2017 2018- | フォアアールベルク BMC・レーシングチーム AG2R・ラ・モンディアル | |||
グランツール最高成績 | ||||
主要レース勝利 | ||||
世界選手権 TTT(2014、2015年) スイス選手権 ロードレース(2017年) スイス選手権 ITT(2015年) スイス選手権 マディソン(2011年) スイス選手権 オムニアム(2011年) ジロ・デ・イタリア 区間1勝 ツアー・オブ・広西 山岳賞(2018) ルート・デュ・スュド 総合優勝(2017年) | ||||
最終更新日 |
シルヴァン・ディリエ(Silvan Dillier、1990年8月3日 - )は、スイス、バーデン出身の自転車競技(ロードレース)選手。2018年からAG2R・ラ・モンディアルに所属。2014年と2015年のチームタイムトライアル世界王者。
目次
1 経歴
1.1 BMC時代(2014-2017年)
1.2 AG2R時代(2018年-)
2 ロードレースでの主な戦績
2.1 グランツール
2.1.1 ジロ・デ・イタリア
2.1.2 ブエルタ・ア・エスパーニャ
3 トラックレースでの主な戦績
3.1 オリンピック
3.2 世界選手権
3.3 ジュニア世界選手権
3.4 ワールドカップ
3.5 ヨーロッパ選手権
3.6 スイス選手権
3.7 その他の優勝した大会
4 脚注
5 参考文献
経歴
2009年、スイス選手権ロードレースのU23部門で優勝。2010年、AG2R・ラ・モンディアルの下部育成チームであるシャンベリー・シクリズムフォーメーションに加入。スイス選手権個人タイムトライアルのU23部門で優勝し、U23スイス代表にも選出され、世界選手権にも出場。結果は個人タイムトライアルで40位、ロードレースはリタイア。
2011年、オーストリアのコンチネンタルチーム、フォアアールベルクでプロデビュー。オランダのアペルドールンで行われた世界選手権トラックレースに出場。団体追い抜きで12位、ポイントレースでは8位入賞。ヨーロッパ選手権トラックレースにも出場し、U23部門のマディソンで優勝。ロードレースではスイス選手権個人タイムトライアルのU23部門で2連覇を達成した。
2012年、スイスのアマチュアチーム、EKZ・レーシングに移籍し再びアマチュアライダーになる。トラックレースでは、ヨーロッパ選手権トラックレースで個人追い抜きとマディソンの2種目で金メダルを獲得。ロードレースではスイス選手権個人タイムトライアルのU23部門で3連覇を達成した。またツール・ド・ラブニールでは第1ステージで優勝し、総合リーダージャージを3日間着用した。しかし、トップ10入りを目指していた世界選手権ロードレース U23 個人タイムトライアルでは28位に終わった。
2013年、翌年のプロ入りを目指してBMC・レーシングチームの下部育成位チーム、BMC・デベロップメントに加入。ツール・ド・ノルマンディで総合優勝し、フレッシュ・アルデネーズでも優勝した。シーズン前半での活躍が認められ、8月からBMC・レーシングチームのトレーニーになる。BMC・レーシングチームの一員として参加した、ツアー・オブ・アルバータでは第2ステージで区間優勝し、翌年の正式契約を掴んだ。
BMC時代(2014-2017年)
チーム所属1年目から活躍し、グロサー・プライス・デス・カントン・アールガウで2位、ツール・ド・ワロニーで総合3位、ヴァッテンフォール・サイクラシックスで9位に入る。スペインのポンフェラーダで行われた世界選手権には、チームタイムトライアルにBMC・レーシングチームの一員として出場し、世界チャンピオンに輝いた。その後、ロードレースに賭けて個人タイムトライアルを出場しなかった、ファビアン・カンチェラーラの代わりに個人タイムトライアルに出場して18位に入った。
2015年、ジロ・デ・イタリアに初出場し、総合52位で完走。翌月行われたスイス選手権個人タイムトライアルで優勝。世界選手権には、2年連続でチームタイムトライアルにBMC・レーシングチームの一員として出場し、2連覇を達成した。
2017年、ジロ・デ・イタリア第6ステージにて、ジャスパー・ストゥイヴェンとの一騎打ちを制して初のUCIワールドツアー及びグランツールでの優勝を獲得した[1]。7月には、ルート・デュ・スュドで総合優勝した。
AG2R時代(2018年-)
2018年、クラシックレースの強化を図る、AG2Rへ移籍。ストラーデ・ビアンケでは落車し、親指を骨折した。しかし、4月のルート・アデリ・ド・ヴィトレで復帰し、いきなり優勝。パリ〜ルーベではレース開始1時間後、集団からアタックして逃げに乗り、残り53kmで集団からアタックしてきた世界チャンピオンのペーター・サガンとゴールまで逃げ切り、2位に入った。
ロードレースでの主な戦績
2006年
スイス選手権 ノービス ロードレース 優勝
2007年
- スイス選手権 ジュニア 個人タイムトライアル 2位
2008年
スイス選手権 ジュニア 個人タイムトライアル 優勝
2009年
スイス選手権 U23 ロードレース 優勝
2010年
スイス選手権 U23 個人タイムトライアル 優勝- ツール・デュ・ロワール・エ・シェール 総合8位
2011年
- スイス選手権 U23
個人タイムトライアル 優勝- ロードレース 2位
- スイス選手権 U23
2012年
- スイス選手権 U23
個人タイムトライアル 優勝- ロードレース 2位
ツール・ド・ラブニール 区間優勝(第1ステージ)- ベルナー・ルントファート 優勝
- ツール・ド・ジロンド 総合8位
- スイス選手権 U23
2013年
ツール・ド・ノルマンディ 総合優勝
ユース賞
- フレッシュ・アルデネーズ 優勝
ツアー・オブ・アルバータ 区間優勝(第2ステージ)
グランプリ・デ・マルブリエ 2位- スイス選手権 ロードレース 6位
- インターナショナーレ・ウィーラートロフェー・ヨン・マー・ムデフ 9位
2014年
世界選手権 チームタイムトライアル 優勝
グロサー・プライス・デス・カントン・アールガウ 2位
ツール・ド・ワロニー 総合3位
ユース賞
スイス選手権 個人タイムトライアル 3位
ドリダーフス・ファン・ウェスト=フラーンデレン 総合6位
2015年
世界選手権 チームタイムトライアル 優勝- スイス選手権
個人タイムトライアル 優勝- ロードレース 4位
アークティック・レース・オブ・ノルウェー 総合2位
ユース賞- 区間優勝(第4ステージ)
2016年
ドバイ・ツアー 総合4位
グロサー・プライス・デス・カントン・アールガウ 8位
2017年
- スイス選手権
ロードレース 優勝- 個人タイムトライアル 2位
ルート・デュ・スュド 総合優勝
ポイント賞
山岳賞
ジロ・デ・イタリア 区間優勝(第6ステージ)
世界選手権 チームタイムトライアル 2位
ドワルス・ドール・フラーンデレン 2位
ツアー・オブ・広西 総合8位
ブラバンツ・パイル 8位
- スイス選手権
2018年
ルート・アデリ・ド・ヴィトレ 優勝
パリ〜ルーベ 2位
ツアー・オブ・広西 山岳賞
グランツール
ジロ・デ・イタリア
2015年:総合52位
2016年:リタイア(第3ステージ)
2017年:総合67位、区間優勝(第6ステージ)
ブエルタ・ア・エスパーニャ
2016年:総合79位
トラックレースでの主な戦績
オリンピック
2016年 リオデジャネイロ
- 団体追い抜き 7位
世界選手権
2011年 アペルドールン
- ポイントレース 8位
- 団体追い抜き 13位
2012年 メルボルン
- ポイントレース 9位
- 団体追い抜き 11位
2013年 ミンスク
- マディソン 7位
- 団体追い抜き 8位
2016年 ロンドン
- 団体追い抜き 9位
- 個人追い抜き 12位
ジュニア世界選手権
2008年 ケープタウン
マディソン 3位
ワールドカップ
2011-2012年
- アスタナ大会 マディソン 2位
2012-2013年
- アグアスカリエンテス大会 団体追い抜き 2位
- アグアスカリエンテス大会 マディソン 3位
ヨーロッパ選手権
2011年 アナディア(U23)
ポイントレース 1位
団体追い抜き 3位
2011年 アペルドールン
ポイントレース 2位
2012年 アナディア(U23)
個人追い抜き 1位
マディソン 1位
団体追い抜き 2位
2015年 グランジュ
団体追い抜き 2位
スイス選手権
2008年
ジュニア オムニアム 優勝- マディソン 3位
2009年
- 1kmタイムトライアル 2位
- マディソン 3位
2010年
- ポイントレース 2位
2011年
マディソン 優勝
オムニアム 優勝
2012年
- マディソン 3位
2015年
- マディソン 3位
その他の優勝した大会
- UIVカップ チューリッヒ大会:2008年
- UIVカップ アムステルダム大会:2009年
- ヌメア4日間レース:2009年
チューリッヒ6日間レース:2013年
脚注
^ ジロ・デ・イタリア2017第6ステージ イタリア本土初日に4名が逃げ切り 登りスプリントでBMCのディリエが勝利
参考文献
- 公式ウェブサイト
シルヴァン・ディリエ - サイクリングアーカイヴス(英語)
シルヴァン・ディリエのプロフィール - ProCyclingStats
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