動画共有サービス
動画共有サービス (どうがきょうゆうサービス、英語:video hosting service)は、インターネット上のサーバに不特定多数の利用者が投稿した動画を、不特定多数の利用者で共有して視聴できるサービスである。また 動画投稿サイト (どうがとうこうサイト)と称される。 目次 1 歴史 1.1 ライブストリーミングの動画共有 2 主な動画共有サービス 2.1 終了した動画共有サービス 2.1.1 北アメリカ 2.1.2 南アメリカ 2.1.3 西ヨーロッパ 2.1.4 東アジア 2.1.4.1 日本 3 利用者 4 著作権 4.1 逮捕事例 5 経済 6 技術 7 脚注 8 関連項目 歴史 1997年、最初の動画共有サイト「shareyourworld.com」が開設 [1] 。このサイトは、個人が撮影したビデオをウェブで販売代行してくれるサービスだった [2] 。 初期における動画共有はサーバーに直接動画をアップするFTP(File Transfer Protocol)のアプリケーションにより行われていた。日本の動画共有サイトは少なくとも1998年から存在したが、サーバーのハードの容量や回線の細さから流行しなかった上にそのひとつ [3] はモザイク無しの猥褻映像の連続投稿ために閉鎖に追いやられた。2000年代前半、ファイル共有ソフトが流行した。Napster(1999年)やWinny(2002年)などである。しかし利用者のパソコンにファイル共有ソフトの用意が必要で、著作権法違反による逮捕やウイルス感染の心配があった。 動画配信サービスが乏しかった2000年代前半頃は、WMP(Windows Media Player)、RealPlayer、QuickTimeによる動画配信が主流だった [2] 。WMPはWMP形式の動画をURLで開き、Windows Media Playerで再生する技術である。しかしこの技術は別途専用ソフトが必要であり、再生可能な環境も限られる。ブラウザ上で直接視聴もできない面倒な規格だったため、YouTubeなどの動画配信サービスが開始してから次第に使わ...