ビッグコミック























































ビッグコミック

BIG COMIC
ジャンル
男性漫画雑誌
読者対象
30代以上の男性
刊行頻度
月刊 → 月2回刊
発売国
日本の旗 日本
言語
日本語
定価
300円
出版社
小学館
発行人
大村信
編集長
由田和人
刊行期間
1968年2月29日 - 刊行中
発行部数
28万部(2018年1月 - 3月日本雑誌協会調べ)
ウェブサイト
https://bigcomicbros.net/magazine/bigcomic/

ビッグコミック』は、小学館発行の男性向け漫画雑誌。




目次






  • 1 概要


  • 2 表紙


  • 3 系列誌


  • 4 別冊・増刊号


  • 5 連載作品


    • 5.1 現在連載中の作品


    • 5.2 不定期掲載


    • 5.3 コラム、エッセイなど


    • 5.4 連載終了作品




  • 6 発行部数


  • 7 脚注


  • 8 参考文献


  • 9 関連項目


  • 10 外部リンク





概要


1968年2月29日に、同年の4月号として創刊された。創刊当初は月刊誌としてスタートしたが、1969年4月25日号からは10日・25日の毎月2回発行となった。定価320円(税込)。


創刊編集長は、ほかにも『ボーイズライフ』『FMレコパル』『ビーパル』『テレパル』『DIME』『サライ』等、多数の雑誌を創刊した小西湧之助。現編集長は由田和人。


創刊より手塚治虫、石ノ森章太郎、白土三平、水木しげる、さいとう・たかを、藤子不二雄(藤子・F・不二雄&藤子不二雄A) 、楳図かずお、ちばてつやらの大御所が寄稿し、超長期連載で知られる『ゴルゴ13』の掲載誌として知られる。2018年現在でも、連載作品は大御所・ベテランによるものが多い。


マスコットマークはナマズで、ビッグコミック系列で共通して使われている。創刊当初はシルクハットを被る髭を生やした紳士の顔で逆さにするとリボンを付けた女性の顔の上半分が見えるマークが使われていた。


単行本はビッグコミックスレーベルで発売される。



表紙


創刊当初は伊坂芳太良によるイラストが表紙を飾っていた[1]。伊坂の死去後、1970年10月25日号からは日暮修一による著名人の似顔絵が表紙となった(この号の表紙は佐藤栄作)[2]。日暮の入院加療により、2011年12月10日号(第11号、11月25日発売)からは金子ナンペイが担当している(この号の表紙は三浦友和)[2]


表紙デザイナーは、1969年4月25日号から2018年現在に至るまで串田光弘が担当している[3]


創刊50周年記念号となった2018年3月10日号(第5号)の表紙は、矢沢永吉[3]



系列誌




  • ビッグコミックオリジナル(1972年創刊)


  • ビッグコミックスピリッツ(1980年創刊)


  • ビッグコミックスペリオール(1987年創刊)


この他、「ビッグコミック」の誌名が付いた漫画誌として以下もあったが、いずれも休刊になっている。




  • 少年ビッグコミック(1979年 - 1987年) - 『マンガくん』(1976年創刊)より誌名が変更されたが、青年漫画誌にリニューアルされ『ヤングサンデー』に再度変更された。


  • ビッグコミックフォアレディ(1981年 - 1990年)



別冊・増刊号



  • 別冊ビッグコミック 特集ゴルゴ13シリーズ:3月、6月、9月、12月の13日発売。 - コンビニコミックの元祖。雑誌コード上は「雑誌」扱いであるが、小学館から刊行される『ゴルゴ13』の単行本的な役割も持っている。また、新人作家による読切(多くの場合小学館新人コミック大賞などの受賞作)も2作程度掲載される。


  • ビッグコミック増刊号:2月、5月、7月、9月、11月の17日発売。

  • ビッグコミック増刊 ゴルゴ13総集編:2月、5月、8月、11月の13日発売(8月はお盆の関係で早まる)。


  • ビッグゴールド - 1970年代後半以降、ビッグコミック編集部編(ビッグコミックオリジナル編集部編で、オリジナル増刊として刊行した場合もあった)として、不定期に刊行されていた増刊。のちに休刊を挟み、1990年代前半に復活、後に独立創刊された。現在は再び休刊。


  • ビッグコミック1 - 『ビッグコミックSPECIAL増刊』として2001年に創刊した。時代歴史漫画誌として、『ビッグコミック』あるいは『ビッグコミックオリジナル』の増刊の形で不定期で発売され、計22冊が発行された。2009年に休刊となった[4]



連載作品



現在連載中の作品




  • 赤兵衛(黒鉄ヒロシ) - ビッグコミックオリジナルと並行連載(2016年まで)


  • 黄金のラフII〜草太の恋〜(なかいま強)


  • 海帝(星野之宣)


  • 空母いぶき(かわぐちかいじ、協力:恵谷治)


  • ゴルゴ13(さいとう・たかを)


  • C級さらりーまん講座(山科けいすけ)


  • 正直不動産(漫画:大谷アキラ、原案:夏原武、脚本:水野光博)


  • しょうもない僕らの恋愛論(原秀則)


  • 川柳フレンズ(石原まこちん)


  • デビルマンサーガ(永井豪)


  • はっぴーえんど(魚戸おさむ)


  • バディドッグ(細野不二彦)


  • ひねもすのたり日記(ちばてつや)


  • フォーシーム(さだやす圭)


  • BLUE GIANT SUPREME(石塚真一)


  • ましろ日(原作:香川まさひと、作画:若狭星)


  • 劉邦(高橋のぼる)



不定期掲載




  • 公家侍秘録(高瀬理恵) - 本誌およびビッグコミック増刊号に不定期掲載。


  • 粘菌人間ヒトモジ(間瀬元朗) - 断続的に短期連載される。



コラム、エッセイなど



  • 北見けんいちの昭和トラベラー(北見けんいち)

  • 太田和彦のイケイケ居酒屋(太田和彦)

  • コラム・ビッグコミックを語ろう



連載終了作品




  • 土佐の一本釣り(青柳裕介)

  • 土佐の一本釣りPART2 純平(青柳裕介)

  • かむろば村へ(いがらしみきお)


  • 本日も休診(原案:見川鯛山、画:石川サブロウ)


  • 神様のカルテ(作:夏川草介、画:石川サブロウ)


  • どらコーボク(作:小路谷純平、画:石川サブロウ)


  • BLUE GIANT(石塚真一)


  • 佐武と市捕物控(石ノ森章太郎)

  • 馬がゆく!(石ノ森章太郎)

  • 買厄懸場帖 九頭竜(石ノ森章太郎)

  • さんだらぼっち(石ノ森章太郎)


  • 草壁署迷宮課おみやさん(石ノ森章太郎)


  • 八百八町表裏 化粧師(石ノ森章太郎)


  • HOTEL(石ノ森章太郎)


  • 憂国のラスプーチン(作:佐藤優、画:伊藤潤二)


  • 単身花日(いわしげ孝)


  • 上京花日(いわしげ孝) - 作者死去により未完。

  • SF異色短編集(楳図かずお)


  • イアラ(楳図かずお)


  • カムイ伝[第二部](作:白土三平、画:岡本鉄二)


  • 凍鶴(上村一夫)


  • ゆーとぴあ(作:真樹日佐夫、画:上村一夫)


  • おんな教師(作:真樹日佐夫、画:上村一夫)


  • イーグル(かわぐちかいじ)


  • 太陽の黙示録(かわぐちかいじ)


  • 兵馬の旗(かわぐちかいじ、協力:恵谷治)


  • クルーズ -医師山田公平航海誌-(作:矢島正雄、画:菊田洋之) - ビッグコミック増刊号に移籍。


  • サッチモ(作:やまさき十三、画:北見けんいち)


  • ファイブ(作:平山譲、画:くさか里樹)


  • 万華鏡〜抒情と緊縛〜(原作:倉科遼、作画:ケン月影)


  • 荷風になりたい 不良老人指南(原作:倉科遼、作画:ケン月影)


  • 機械仕掛けの愛(業田良家) - ビッグコミック増刊号で連載中、本誌でも2012年から2013年にかけて不定期掲載。


  • 遅咲きじじい(小林よしのり)


  • 病室で念仏を唱えないでください(こやす珠世) - ビッグコミック増刊号で連載中、本誌でも2013年に短期連載。


  • 捜し屋禿鷹登場!!(さいとう・たかを)


  • Age,35(柴門ふみ)


  • 小早川伸木の恋(柴門ふみ)


  • パンドラ(里中満智子)


  • さそり(篠原とおる)


  • 秒〈ドロップ〉(篠原とおる)

  • 神話伝説シリーズ(白土三平) - 「バッコス」など

  • 女星シリーズ(白土三平)


  • カムイ外伝[第二部](白土三平)


  • さすらいのギャンブラー(園山俊二)


  • 総務部総務課山口六平太(作:林律雄、画:高井研一郎) - 作画者死去に伴い終了。


  • 江戸の検屍官(作:川田弥一郎、画:高瀬理恵) - 断続的に短期連載された。


  • 獣医ドリトル(作:夏緑、画:ちくやまきよし)


  • のたり松太郎(ちばてつや)


  • パンドラの復活(作:青山広美、画:つかさつよし)


  • 地球を呑む(手塚治虫)


  • きりひと讃歌(手塚治虫)


  • I.L(手塚治虫)


  • 奇子(手塚治虫)


  • ばるぼら(手塚治虫)


  • シュマリ(手塚治虫)


  • MW(手塚治虫)


  • 陽だまりの樹(手塚治虫)


  • グリンゴ(手塚治虫) - 作者死去に伴い終了、未完。


  • キッテデカ(寺沢大介、原案:高橋遠州) - ビッグコミック増刊号から出張掲載。

  • ひまわりさん(作:鶴田一文、画:テリー山本)


  • S -最後の警官-(作:小森陽一、画:藤堂裕)


  • 黄金のラフ〜草太のスタンス〜(なかいま強)


  • 五月原課長のつぶやき(中島徹)


  • 天智と天武 -新説・日本書紀-(原案監修:園村昌弘、画:中村真理子)


  • 隊務スリップ(新田たつお)


  • マウンドファーザー(野部利雄)


  • 利平さんとこのおばあちゃん(法月理栄)


  • どてらネコ(はしもといわお)


  • 築地魚河岸三代目(作:大石けんいち→鍋島雅治→九和かずと他、画:はしもとみつお)


  • 医者を見たら死神と思え(原作:よこみぞ邦彦、作画:はしもとみつお)


  • ぶらっくぱんちゃー ノラ(はらたいら)


  • ビッグウイング(作:矢島正雄、画:引野真二)


  • SORA! -フライトアテンダント物語-(作:矢島正雄、画:引野真二)


  • 華中華(作:西ゆうじ、画:ひきの真二) - 原作者死去に伴い終了、未完。


  • くのまち商店街(聖日出夫)


  • 和算に恋した少女(脚本:中川真、作画:風狸けん) - ビッグコミック増刊号に連載、本誌でも不定期掲載。


  • 藤子・F・不二雄 SF・異色短編作品(藤子・F・不二雄) - 不定期連載。作者死去に伴い終了。

    • ミノタウロスの皿

    • 劇画・オバQ

    • カイケツ小池さん

    • わが子・スーパーマン


    • 休日のガンマン 他多数




  • 未来の想い出(藤子・F・不二雄)


  • サル(藤子不二雄


  • 寄席芸人伝(古谷三敏)


  • 神南火 忌部神奈・女の神話シリーズ(星野之宣)


  • 宗像教授異考録(星野之宣)


  • 星を継ぐもの(星野之宣、原作:J・P・ホーガン)


  • 未来からのホットライン(英語版)(星野之宣、原作:J・P・ホーガン)


  • レインマン(星野之宣)


  • 万願寺偉人クリニック(細川貂々)

  • 幸福の丘ニュータウン(細野不二彦)

  • ビールとメガホン(細野不二彦)

  • ご長寿探偵イシガメ(細野不二彦)


  • ダブル・フェイス(細野不二彦)

  • いちまつ捕物帳(細野不二彦)

  • 世界怪奇シリーズ(水木しげる)


  • サラリーマン死神(水木しげる)

  • 水木氏のメルヘン(水木しげる) - 「一番病」など

  • カランコロン漂泊記(水木しげる)


  • 水木しげるの遠野物語(作:柳田國男、画:水木しげる)


  • ゲゲゲの家計簿(水木しげる)


  • わたしの日々(水木しげる)


  • ビタミンI(望月三起也)


  • うるとらSHE(望月三起也)


  • ごくろう3(望月三起也)


  • へい、お町!!(望月三起也)


  • Oh!刑事パイ(望月三起也)

  • ドン 極道水滸伝(本宮ひろ志)


  • 男樹(本宮ひろ志)


  • 銀のしっぽ(森真理) - ビッグコミック増刊号から移籍(一時は両誌で並行連載)。休載の後、増刊号に再移籍。


  • 海鶴(森秀樹)


  • ムカデ戦旗(森秀樹)


  • 戦国子守歌(森秀樹)


  • 墨攻(原作:酒見賢一、脚本:久保田千太郎、作画:森秀樹)


  • 激濤 Magnitude 7.7(矢口高雄)


  • 中春こまわり君(山上たつひこ)


  • どんぐりの家(山本おさむ)


  • コキーユ(山本おさむ)


  • 聖 -天才・羽生が恐れた男-(山本おさむ)


  • 天上の弦(山本おさむ)


  • そばもん ニッポン蕎麦行脚(山本おさむ、監修:藤村和夫)


  • 風盗伝(横山光輝)


  • サラリーマン拝!(吉田聡)


  • そのたくさんが愛のなか。(吉田聡)


  • 海が鳴く時(六田登)


  • 獅子の王国(六田登) - 第二部をビッグコミック増刊号に掲載。


  • すばらしきかな人生(作画:若狭星) ※以下の2シリーズを3話ずつ交互に連載

    • すばらしきかな人生 まさみ(原作:香川まさひと)

    • すばらしきかな人生 ふたたび友郎(原作:北原雅紀)





発行部数



  • 2004年(2003年9月 - 2004年8月) 677,916部[5]

  • 2005年(2004年9月 - 2005年8月) 627,083部[5]

  • 2006年(2005年9月 - 2006年8月) 580,750部[5]

  • 2007年(2006年9月 - 2007年8月) 551,458部[5]

  • 2008年(2007年10月 - 2008年9月) 523,417部[5]


























































































発行部数(2008年4月以降)(社団法人日本雑誌協会)
1〜3月 4〜6月 7〜9月 10〜12月
2008年
519,500 部 512,667 部 504,334 部
2009年
492,167 部 481,500 部 473,334 部 467,500 部
2010年
453,834 部 449,000 部 445,667 部 441,834 部
2011年
436,334 部 431,500 部 434,334 部 426,334 部
2012年
411,834 部 407,000 部 402,667 部 398,667 部
2013年
383,834 部 376,000 部 366,334 部 353,500 部
2014年
338,000 部 328,334 部 325,667 部 324,667 部
2015年
320,667 部 315,000 部 313,667 部 313,000 部
2016年
311,167 部 305,000 部 302,333 部 297,333 部
2017年
296,000 部 293,000 部 292,667 部 290,333 部
2018年
289,167 部 281,667 部 280,000 部






脚注





  1. ^ ビッグコミック創刊号が復刻!5号と限定パックで発売中!、 ビッグコミックBROS.NET(小学館)、2018年2月24日。

  2. ^ ab『ビッグコミック』2018年4月25日号、348頁。

  3. ^ ab『ビッグコミック』2018年4月25日号、347頁。


  4. ^ 時代歴史コミック、ビッグコミック1が休刊 - コミックナタリー 2009年3月12日付

  5. ^ abcde社団法人日本雑誌協会JMPAマガジンデータによる該当期間中に発売された雑誌1号当たりの平均印刷部数。




参考文献


  • 滝田誠一郎『ビッグコミック創刊物語 ナマズの知恵』プレジデント社、2008年


関連項目


  • ボーイズライフ


外部リンク



  • ビッグコミック | ビッグコミックBROS.NET(ビッグコミックブロス)|小学館 - 公式サイト





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