地獄先生ぬ〜べ〜









































































































































地獄先生ぬ〜べ〜
ジャンル

オカルト・ホラー、アクション
学園
漫画
原作・原案など

真倉翔
作画

岡野剛
出版社

集英社





掲載誌

週刊少年ジャンプ
レーベル

ジャンプ・コミックス
発表期間

1993年38号 - 1999年24号
巻数
全31巻(JC)
全20巻(文庫)
話数
全276話
漫画:地獄先生ぬ〜べ〜NEO
原作・原案など
真倉翔
作画
岡野剛
出版社
集英社
掲載誌

グランドジャンプ、最強ジャンプ
発表号
2014年6月号 - 2019年1月号
巻数
全17巻
話数
全118話
漫画:地獄先生ぬ〜べ〜S
原作・原案など
真倉翔
作画
岡野剛
出版社
集英社
掲載誌

最強ジャンプ
発表号
2018年8月号 -
アニメ
原作
真倉翔・岡野剛
シリーズディレクター

貝澤幸男
キャラクターデザイン

大西陽一
音楽

BMF (Being MUSIC FACTORY INC.)
アニメーション制作

東映動画
製作
テレビ朝日、電通、東映動画
放送局

テレビ朝日
放送期間

1996年4月13日 - 1997年6月21日
話数
全48話 + SP
その他

スピンオフ作品に『霊媒師いずな

テンプレート - ノート

地獄先生ぬ〜べ〜』(じごくせんせいぬーべー)は、原作:真倉翔・作画:岡野剛による漫画作品、およびそれを原作とした各種作品群である。略称は「ぬ〜べ〜」。




目次






  • 1 概要


    • 1.1 地獄先生ぬ〜べ〜NEO/S




  • 2 作品の特徴


    • 2.1 妖怪・霊の位置づけ


    • 2.2 ストーリーの傾向


    • 2.3 キャラクター


    • 2.4 教養漫画としての側面


    • 2.5 連載終了とその後


    • 2.6 作中の描写について




  • 3 登場人物


  • 4 童守町


  • 5 番外編漫画


  • 6 スピンオフ作品


  • 7 コミックスと文庫版との違い


    • 7.1 メイキングコーナー




  • 8 備考


  • 9 アニメ


    • 9.1 テレビアニメ


    • 9.2 原作とアニメ版の相違点


    • 9.3 アニメ再放送


    • 9.4 スタッフ


    • 9.5 主題歌


    • 9.6 サウンドトラック


    • 9.7 ネット局


    • 9.8 放送リスト


    • 9.9 映画


    • 9.10 OVA




  • 10 ゲーム


  • 11 小説


  • 12 テレビドラマ


    • 12.1 キャスト


      • 12.1.1 オープニングナレーション


      • 12.1.2 ゲスト




    • 12.2 スタッフ(テレビドラマ)


    • 12.3 放送日程


    • 12.4 原作とドラマ版の相違点


      • 12.4.1 ドラマ版の設定




    • 12.5 備考(テレビドラマ)




  • 13 関連商品


    • 13.1 書籍関連


      • 13.1.1 単行本




    • 13.2 ソフト関連


      • 13.2.1 アニメ版


      • 13.2.2 ドラマ版




    • 13.3 パチンコ




  • 14 関連項目


  • 15 出典


    • 15.1 注釈




  • 16 外部リンク





概要


「鬼の手」を持つ霊能小学校教師の「ぬ〜べ〜」こと鵺野鳴介が児童を守る為に、妖怪や悪霊を退治する学園コメディーアクション。


集英社『週刊少年ジャンプ』にて1993年38号-1999年24号まで連載された。友情、努力、勝利というジャンプ従来のコンセプトに加え、ホラー、都市伝説、怪談、ラブコメディ、教育、博学、お色気など様々な要素を採り入れ、バリエーションに富んだ展開と個性豊かなキャラクターが繰り広げるストーリーで非常に幅広い年代から老若男女問わず多くの支持を受け、1990年代後半のジャンプ人気に陰りが出始めた頃、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』などとともにジャンプの一翼を担う大ヒット作となった[注 1]。メディアミックスも果たし、テレビ朝日系でテレビアニメ化(1996年4月-1997年6月、1998年8月・全49話)やアニメ映画化(3作)、OVA化(3作)、PSゲーム化などが実現している。
総発行部数は、コミックス版全31巻、販売実績では2000万部[注 2]。また、2006年には全20巻の文庫版が発売された。



地獄先生ぬ〜べ〜NEO/S


2014年3月、15年ぶりに集英社『グランドジャンプ』2014年9号にて続編となる新作読み切り『地獄先生ぬ〜べ〜NEO』が発表され、同年5月発売の増刊『グランドジャンプPREMIUM』28号(新装刊2号)にて掲載された。


物語は前作から12年後が舞台となっており、童守小学校に戻ってきた鳴介が教師となった元教え子の稲葉郷子と再会し、そこで巻き起こる怪奇現象に郷子や新たな5年3組の児童達と共に立ち向かっていく活躍を描く。


こちらでは「学級崩壊」「学校裏サイト」「いじめに対する学校及び教育委員会の隠蔽体質」「モンスターチルドレン」など現代的な学校問題や、「ネグレクト」「モンスターペアレント」「定職に就かない若者たち」「現代社会での他人の子供を叱る大人の存在」など大人の教育問題の要素も取り入れられている。


また『ぬ〜べ〜』の時代設定では1990年代を舞台にしていたが本作では2010年代を舞台にしており、これに合わせて広や郷子達の小学校時代も2000年代頃に引き上げられている[1]


『グランドジャンプ』2014年16号(2014年6月号)からは『霊媒師いずな Ascension』と交換移籍という形で移動し、2019年1号(2019年1月号)まで連載された。


『最強ジャンプ』2016年1月号に出張編が掲載され、9月号から正式に連載開始。『グランドジャンプ』の連載も継続されていて2誌によるダブル連載となる。最強ジャンプ側は後に、2018年8月号からタイトルが『地獄先生ぬ〜べ〜S』と改題された。グランドジャンプ側は暫く『ぬ〜べ〜NEO』を連載していたが、2019年1号を以って、完結した。物語は『ぬ〜べ〜S』へ続くことになる。



作品の特徴


作品の構成は基本的に1話完結ものおよび長編であり、その中に様々な要素を採り入れている。根元となっている作品の構成やテーマについては、後の文庫版収録のこぼれ話「メイキング・オブ・ぬ〜べ〜」によって仄めかされている。主人公は強力な武器と必殺技を持っているものの敵を倒す際に必ずしも使うことはなく、主人公を含め登場人物達が有り合わせの武器や日用品など限られた科学力と知恵と勇気を振り絞って敵と戦い敵を倒す場合も多いのが本作の特徴である(寄生虫やゴーレムの回など)。鳴介が妖怪を倒すだけではなく、敵の妖怪と戦って深手を負った鳴介を生徒達が助けるといったエピソードもある。反魂香で復活したゾンビが現れた話でも発煙筒を使って警察のヘリコプターを呼び、その強風を利用して反魂香の効果を打ち消すという対処法でゾンビを撃退している。



妖怪・霊の位置づけ


作品の主体となっているのは、舞台となる童守町での正義感の強い霊能力教師、「ぬ〜べ〜」こと鵺野鳴介の活躍劇で、鳴介が妖怪や霊から教え子や町民を助けるという図式で成り立っている。とりわけ、この作品には「妖怪」「霊」の存在が強く作品に働きかけており、「人の心が妖怪を創り出す」が作品に対する共通理念として掲げられ[注 3]、それに対する人の心理が深く作品の中身に関わっている。よって、彼らは牙を剥き、鳴介たちに襲い掛かるだけでなく、時に彼らは人間の理解者、味方だったり、時には人間によって捻じ曲げられた被害者としても描かれている。その中に後述の登場人物たちが複雑に絡み合っていくことで、独特の作品世界が形作られている。また、妖怪や悪霊のほか、都市伝説や怪奇ファイルなどを採り上げたりもしているが、これらも全て基本概念である妖怪、霊の存在に置き換えたりしている。



ストーリーの傾向


ストーリーの傾向は実に多種多様であり、パターン化されないよう作者の試みが生かされた[注 4]。児童や町民に襲いかかる妖怪や悪霊を倒すバトル中心の展開だけでなく、本格的なホラーや、ドラマチックなメロドラマ、ラブストーリー、読者に対して人生観を問うようなヒューマンドラマ、ミステリアスな伝奇ストーリーやナンセンスなギャグ、諷刺や皮肉を込めた話なども見られ、子供っぽい話から大人びた話まで幅広い。このような趣向の背景には、当時担当の編集者の意向もあり、それに合わせていたと真倉が語っている[注 5]。また、ぬ〜べ〜以外にも、童守小の児童たち、ゆきめや玉藻といった妖怪などにスポットを当てることで、がらっと作品の雰囲気が入れ替わることもある。


採り上げる題材によって日本の妖怪編、学校の七不思議・都市伝説編、Xファイル編、ホビー編、バトル編などに分けられる。



キャラクター


この作品の魅力の一つとして、登場キャラクターも挙げられる。原作者の真倉はキャラクター設定において、性格や心理学に基づく行動原理に重点を置いており[注 6]、キャラクターの心理描写は緻密に描かれている。また、それは友人、師弟、親子、男女といった人間関係にも有用に働きかけており[注 7]、一層キャラの個性を引き立てるものとなっている。それに加え、岡野の画風はいわゆる美形、美少女キャラが多く、一部のキャラには熱心なファンが付くほどである[注 8]。これらが約6年にも及ぶ長期連載と、その後の根強い人気につながった大きな要因でもある。



教養漫画としての側面


話のベースとなっているものは鳴介の教育理論や道徳論、人生論であり、各ストーリーに於いて個々のテーマが設けられ、読者に対するメッセージ性が強いのも大きな特長である。更に、テーマは心理学や社会学、論理学などの専門知識を採り上げている場合もあるが、話は子供にも理解しやすく描くようにしている。


テーマがストーリーの裏側にカモフラージュされた話も多く、深く内容を読み取らないと主旨に気付かない仕掛けになっている作品もあり[注 9]、全体で一貫したテーマを持ったオムニバス作品としても仕上がっている。



連載終了とその後


『週刊少年ジャンプ』連載作品において、基本的に一話完結もので30巻以上続いた作品は、本作と『トイレット博士』、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』、『銀魂』、『SKET DANCE』だけである。また、連載終了まで数か月(単行本1巻に相当)の猶予期間を与えられた[注 10]ことで、ジャンプ連載作品としては珍しく円満な完結を遂げている。


連載終了後も根強い人気を誇り、息の長いロングランヒット作品といえる。後述のアニメ作品が夏休みなどの朝のアニメ番組として何度も再放送された実績があり、その度に新たな世代の読者層を開拓していた[注 11]ことが大きな要因である。


後に同作者によって連載された『ツリッキーズピン太郎』や『未確認少年ゲドー』に本作のキャラが脇役や背景キャラとして登場している。



作中の描写について



  • この作品は読者サービスと銘打ったお色気シーンとして、「サービスカット」が多い。インパクトの強い描写はこの作品の特徴でもあり、他にギャグ的表現や人・妖怪の生々しい存在感、死体や虫などのグロテスクな表現も描いたりしている。

  • 最初期は当時の退魔アクション物の定番通りにモブキャラクターを容赦なく殺していたが、連載が軌道に乗ると死者の数は一気に減少した。

  • 幼年読者に定着するために、要所要所で「本当は大人は皆怪物の実在を知っているのに何か理由があって子供には隠している」という雰囲気を出していた。



登場人物




童守町


童守町は本作の舞台である架空の町で、命名の由来は「わらべを守る町」。大字の町ではなく町制が敷かれている。しかし後に市規模の自治体だったことが判明する。


巻末に載った童守町の概要を紹介したページでは山あり谷ありであまり大きな町ではないが、田舎という程でもない郊外に位置する中規模の町という設定だったが、ストーリーのほとんどがこの童守町内で展開されていく構図をとっているため、ありとあらゆる名所が存在する巨大な町というコンセプトに変更されていった。また、アニメにおいて童守小の地下には関東ローム層があるとされている。戦国時代では関東を支配した後北条氏の支配地では童守城という城も存在した。


ほとんどの話の舞台が童守町になっている都合上、時には渋谷をそのまま模倣したようなセンター街が出てきたり、漁場、農村、巨大なアミューズメントパークや花やしきそのままの遊園地も出てくる。また、玉藻が絡むストーリーではスタイリッシュで都会的な風景や街並が出てきたり、時には東京タワーそのままの「童守タワー」が出てくるなど、赤坂あたりを舞台にしていると読者に思わせるような雰囲気で描かれているが、あくまで「童守町内で街並のある港」が舞台ということになっている。


本編ストーリー中では大激戦が絡むような大ストーリーであっても、あくまで舞台設定は童守町内で起こるというコンセプトを維持しており[注 12]、終始身近な日常に巻き起こる出来事という路線で描かれている。



番外編漫画


『地獄先生ぬ〜べ〜 コンプリートDVD-BOX 2』に付録として収録している真倉翔&岡野剛描き下ろし番外編漫画でタイトルは『一夜だけの復活』。ページ数24ページの短編コミックで原作ではなくアニメ版の最終回(映画第三作目)の後、10年ぶりの同窓会として鳴介らが再会するというもの。ただし、アニメ版の続編という設定上、全員年齢も容姿も最終回当時のままである。内容は完全なコメディ路線で東映のスタッフが撮影の準備をしているという楽屋ネタやブラックジョークに富んでおり、劇場版に登場した飯島久美子、加々美潤、渚が登場する他、アニメ未登場に終わった眠鬼や時空らが登場し、本編で成仏したブキミちゃんがリベンジを仕掛けてくる他、オリジナルキャラクターである地獄の料理人「血まみれのコックさん」が登場する。ラストはオールスターズでのパーティーが終わった後に復活した絶鬼が登場するが、マクラノジョージの「終わったよー」の一言による幕引きというオチとなりその後、作者のあとがきに続くというものとなっている。設定はアニメ版だが血まみれのコックさんのシーンでは原作と同様の残酷描写が描かれている。ちなみにこの漫画ではアニメ及び映画OVAの時系列はアニメ版最終回→OVA1作目→ OVA2作目→OVA3作目→映画1作目→映画2作目→映画3作目ということが示唆されている。



スピンオフ作品


作中に登場するイタコ見習い・葉月いずなを主人公とした前作から3年後で『地獄先生ぬ〜べ〜NEO』から9年前が舞台のスピンオフ作品『霊媒師いずな』が、集英社『オースーパージャンプ』2007年8月号・11月号、『スーパージャンプ』2007年24号に掲載されている。その後『オースーパージャンプ』2008年6月号から連載開始、『スーパージャンプ』『グランドジャンプ』と掲載誌を移しながら連載した。2014年6月に『地獄先生ぬ〜べ〜NEO』と入れ替わりで現在『グランドジャンプPREMIUM』で連載中である。



コミックスと文庫版との違い


2006年1月から漫画が文庫サイズで発売。巻数は全20巻。


描き下ろし漫画として構想だけ練られてお蔵入りした「九月のレクイエム」(文庫版第4巻)、登場人物ゆきめに関係した描き下ろし漫画「二人のゆきめ」(文庫版第12巻)、そしてジャンプコミックス第31巻に収録された「それからの地獄先生ぬ〜べ〜」から7年後のキャラクターたちの活躍を描いた「さらにそれからの地獄先生ぬ〜べ〜」[2]が収録(文庫版第20巻)されている。なお、ジャンプに掲載された「ぬ〜べ〜ニューヨークへ行く」のみが版権の関係で単行本未収録である。内容はハリウッドのゴジラ・ワールド・プレミアの招待券を貰った鳴介が郷子、美樹と共にゴジラに会いに行くという内容であくまで形だけであるがパロディではなく正式に映画GODZILLAのゴジラが登場し、さらに「ゴジラ」という名称が登場しているため版権の関係で未収録となったことがジャンプコミックス第30巻に掲載されている。


第19巻にはボツネタ特集としてボツになった作品が3作(「妖怪赤ひげ」、「エアフォースぬ〜べ〜 - 航空妖怪グレムリンを倒せ! -」、「最強!暁の三大妖怪来襲」の計3作)、ダイジェストで掲載されている。ボツになった理由はそれぞれ「描写が残酷すぎる」、「世界観が違いすぎる」、「妖怪があまりにもアホすぎる」(話が幼稚すぎる)という理由であった。ジャンプコミックスに掲載されていた妖怪大百科は、文庫版サイズだと文字が潰れてしまうため文庫版では収録されていない。


現在では不適当な会話の台詞の一部や絵の一部が変更・修正されていたり、商標や肖像権の問題上、店舗や人物などの細かい名称が変更されていたり、抹消されていたりしている場合がある[3]。その関係で2作品のサブタイトルが変更になっており、本誌での掲載順と入れ替わっている[4]


第20巻には真倉翔と岡野剛によるあとがきが掲載されている。



メイキングコーナー


各巻には「メイキング・オブぬ〜べ〜」と題して著者とキャラクターの対談が掲載されている。内容はこの物語の舞台裏や裏話、雑談などである。なお、第19巻は対談ではなくジャンプコミックス第29巻に掲載されていたキャラクター星占いが再録されている[注 13]


メイキングを担当したキャラクターは以下の通りである。



  • 第1巻、第2巻 - ぬ〜べ〜

  • 第3巻、第4巻 - 広、郷子

  • 第5巻、第6巻 - 美樹、克也

  • 第7巻、第8巻 - まこと、愛

  • 第9巻、第10巻 - 法子、晶

  • 第11巻、第12巻 - ぬ〜べ〜、ゆきめ

  • 第13巻、第14巻 - 静、秀一

  • 第15巻、第16巻 - リツコ先生、校長

  • 第17巻、第18巻 - 玉藻、いずな

  • 第20巻 - ぬ〜べ〜



備考



  • 本作の連載開始前に掲載された読み切り版のタイトルは、『地獄先生ぬ〜ぼ〜』だった。森永製菓の商品に「ぬ〜ぼ〜」という同音のものが存在したため、今後仮にアニメ化した時に協賛が森永製菓のライバル企業だった場合にどうなるかを考慮し、連載開始の際にはタイトルを『地獄先生ぬ〜べ〜』に変更している。なお、読み切り版『ぬ〜ぼ〜』は『ぬ〜べ〜』のコミックス第1巻と第3巻の巻末(文庫版では第1巻と第2巻の巻末)に収録されており、第2巻に収録された作品はテレビアニメ版の第1話に採用されている。

  • 読みきり作品とは別に番外編『ぬ〜べ〜ニューヨークへ行く』が1998年頃にジャンプ本誌に掲載されたが、コミック版にも文庫版にも未収録である(上述の版権の関係のため)。

  • 連載当時の週刊少年ジャンプには「1/2広告」というページの下半分を使った広告が存在したが、本作第9話においては「ページ左側に掲載する」という暗黙のルールを知らず、右側に掲載してしまった。その後、他の作家が同じく右側に掲載してしまった際には、「『ぬ〜べ〜』でやっていたから…」」と理由を語ったと言う。この件以降、余計なトラブルの元になるということで、1/2広告や1/3広告は行われなくなった[注 14]

  • 女性の乳首や陰部を隠す際にジャンプマークを挿入した初の作品でもある。考案者は岡野。



アニメ



テレビアニメ


テレビ朝日系で1996年4月13日から1997年6月21日まで土曜日19:30-20:00に放送。スポンサーの都合やテレビ局編集の関係、視聴率が爆発的に良ければ延長もあり得たが当初の予定通り4クールでの放送となった[注 15]。最終回(48話)は原作.第137話「次元妖怪・まくらがえし」の映像化となり、いつものように妖怪を退治した後、生徒をはじめとするレギュラーキャラたちが総登場し、これから先も話が続いていくことを予感させる終わり方となっている。平均視聴率は11.3%。TV版は全48話だが、本編放送終了の約1年後である1998年8月27日に放送された、スペシャル「完全保存版!! 地獄先生ぬ〜べ〜超百科」もカウントされているため、実質的に全49話となっている。


『ぬ〜べ〜』のタイトルロゴはアニメっぽいものを意識して原作者である真倉が原案したものであり、OP冒頭のナレーションも原作第1話冒頭で挿入されていたものをそのまま再現したものである。後にスペイン、チリ、インドネシア、フィリピン、メキシコでも放送された。



原作とアニメ版の相違点


読み切り作品『ぬーぼー』を除く。



  • 原作では鳴介は「白衣観音経(実在する経文で、実際の名称は白衣神咒[注 16])」を唱えるが、アニメではオリジナルの呪文になっている。これはテレビ側のスタッフが実在する経文の使用に難色を示したためであり、アニメ版では漢文風のオリジナルの呪文へ差し換えられた。この創作経文は漢文学の専門家の協力を仰いでおり、押韻や平仄といったルールにも従った本格的なものである[注 17]

  • アニメでは、封印された鬼の手を出す際に手袋から「鬼」に因んだアニメ制作スタッフ創作のマークが浮き出る演出が盛り込まれている(梵字ではない)。また、その際に右手の人差し指と中指で左手の手の甲を円を描くようにして擦るという仕草をする。

  • アニメ版における第1話は、原作連載版第1話ではなく、読み切り版2作目に基づいている。それに伴い、原作では転校生だった広が在学生で、鵺野が転任教師として登場する。

  • アニメオリジナルキャラクターとして、原作者の自画像をモデルにした「マクラノショージ」という解説役が登場し、作品の展開を補佐している。後に原作にも登場した。

  • 玉藻の髪は原作が金髪でアニメが銀髪になっている(ただし、OVA版3作目のみ金髪に変更)。

  • ゴールデンタイムでの放送ということもあり、原作に描かれているグロテスクな描写や、性的描写などはほぼカットされている。それでも、第9話における郷子の入浴シーンや彼女が全裸で部屋を駆け抜けるシーン、第13話におけるはたもんばの刀による打ち首など、現在においては過激と見なされるシーンも存在する。また、シリーズ中盤以降は美樹が何かしら動くたび、彼女の乳房がいちいち大げさに揺れるようになった。

  • 最終話で描かれる、妖怪まくらがえしによる郷子のパラレルワールドのシーンで、除霊に失敗した鳴介がほぼ廃人の姿になって登場するのは原作と同じであるが、外見は大きく異なる。

  • アニメ版及びOVA版では、殺人犯や切り裂き魔など悪人は全て妖怪が化けた姿という設定にされているが、これはアニメ版の監督のこだわりによるものである。例外は劇場版に登場した殺人犯ぐらいであるが、彼も作中では一度も事件を起こしていない(悪の部分は全て悪霊の仕業へ変更されている)[注 18]

  • クラスメートで原作と設定が異なるキャラが多い(広、金田、法子など)。

  • 人魚の速魚(はやめ)、童守寺の和尚、黒井まみは未登場。木下あゆみについてはクラスメートの登場キャラとして設定されていた[注 19]が、モブシーンのみの登場となっている。

  • ゆきめの復活後の服は原作では微妙に変わってるが、アニメでは変わっていない(ただし、OVA版3作目のみ変更されている)。



アニメ再放送


地上波ではテレビ朝日、サンテレビが総集編も含めて再放送。


BSデジタル波では、BS朝日にて2011年11月からアニメストリート枠での再放送が開始された(前番組はスラムダンクであり、地上波本放送時と同じ変遷)。


有料チャンネルでは2000年12月から2001年6月まで東映チャンネルにて(毎回2話ずつの放送)、東映の資本が入っているアニマックスでも2006年9月から2007年3月まで(毎回2話ずつの放送)と、2007年3月から2007年5月まで(毎回1話ずつの放送)の期間に再放送された。2014年4月からCSのテレ朝チャンネル1で放送している。



スタッフ



  • プロデューサー:岩本太郎→梶淳(テレビ朝日)、渡辺哲也(電通)、西沢信孝(東映動画)、嶋津毅彦(OVA作品)

  • 原作:真倉翔

  • 漫画:岡野剛(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)

  • 製作担当:山口彰彦

  • 音楽:BMF (Being MUSIC FACTORY INC.)

  • 音楽協力:テレビ朝日ミュージック

  • キャラクターデザイン:大西陽一

  • 美術デザイン:坂本信人

  • 色彩設計:塚田詔

  • シリーズディレクター:貝澤幸男

  • キャスティング協力:青二プロダクション

  • 制作協力:電通

  • 制作:テレビ朝日、東映動画



主題歌







オープニングテーマ



「バリバリ最強No.1」

歌 - FEEL SO BAD

第48話(最終話)、第49話(特番)及び劇場版2作目ではOP・EDの両方で起用された。児童たちの視点で、霊能力教師、ぬ〜べ〜のヒロイズムを全面的に押し出した楽曲。

激しいリズム、ダウン・チューニングのギターフレーズが使われたジャパニーズ・メタルに分類される楽曲ではあるが、サビの部分はベートーベンの交響曲『第九』に似た音階が使われている。原作でも、広たちがカラオケでこの曲を歌う場面が描かれている。15年の月日を得て続編が描かれた『NEO』においてもこの歌が歌われている。





エンディングテーマ



「ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜」(1話 - 29話)

歌 - B'z

B'z初のアニメソングであるが「アニメとは全く関係ないものになってしまい(作品のファンには)申し訳なかった」とメンバーは述べている。シングル発売から遅れてぬ〜べ〜のイラストが描かれたタイアップ用のオリジナルパッケージも発売された。劇場版1作目においてもエンディングテーマとして起用された。

「SPIRIT」(30話 - 47話)

歌 - PAMELAH

PAMELAH初のアニメソング。エンディングの映像ではヒロインのゆきめがフィーチャーされている。





OVA版主題歌



オープニングテーマ - 「ニュースな学校」

歌 - 高山成孝&ひまわりキッズ

作詞:わたなべもも 作曲・編曲:馬場一嘉

生き生きとした児童たちの様子を描いた歌。映像の主役は児童たちであり、アニメ版OPとは全く違った視点となっている。アウトロのアレンジがフルサイズとは異なっている。

エンディングテーマ -「HURT」

歌・演奏 - CASH

作詞:Dewroh The Emon 作曲:ヒロ渡辺 編曲:岡田弘・トシ中村

うら寂しさが漂う下校時の小学校をバックに、児童たちを守るために戦うぬ〜べ〜の心の内側を描いた歌。





その他



劇場版3作目エンディングテーマ - 「胸に抱いて忘れない」

歌 - BAAD

児童たちが抱く渚への友情や、思いを描いた楽曲。ボーカルが山田恭二から秦秀樹に代わってからの2枚目のシングルであり、BAADとしては7枚目になる。





サウンドトラック


  • 地獄先生ぬ〜べ〜オリジナルサウンドトラック (1998/6/20)

 OVA版のOPとEDのフルサイズ、BGMが収録されている。2015年1月21日に「ANIMEX1200」シリーズの第193弾にて再発売された。先に放送されたテレビアニメ版のサウンドトラックは未発売である。



ネット局









































































































































































放送対象地域
放送局
系列
ネット形態
備考

関東広域圏

テレビ朝日

テレビ朝日系列

制作局


北海道

北海道テレビ
同時ネット


青森県

青森朝日放送


岩手県

テレビ岩手

日本テレビ系列
遅れネット
1996年9月まで

岩手朝日テレビ
テレビ朝日系列
同時ネット
1996年10月開局から

宮城県

東日本放送


秋田県

秋田朝日放送


山形県

山形テレビ


福島県

福島放送


新潟県

新潟テレビ21


長野県

長野朝日放送


富山県

北日本放送
日本テレビ系列
遅れネット


石川県

北陸朝日放送
テレビ朝日系列
同時ネット


静岡県

静岡朝日テレビ


中京広域圏

名古屋テレビ


近畿広域圏

朝日放送
先行放送
[5]

島根県
鳥取県

山陰放送

TBS系列
遅れネット


広島県

広島ホームテレビ
テレビ朝日系列
同時ネット
[6]

山口県

山口朝日放送


徳島県

四国放送
日本テレビ系列
遅れネット


香川県
岡山県

瀬戸内海放送
テレビ朝日系列
同時ネット


愛媛県

愛媛朝日テレビ


福岡県

九州朝日放送


長崎県

長崎文化放送


熊本県

熊本朝日放送


大分県

大分朝日放送


鹿児島県

鹿児島放送


沖縄県

琉球朝日放送


  • テレビ岩手・北日本放送・四国放送の3局は、2014年の実写版ドラマも放送。


放送リスト












































































































































































































































































































































































































































































































話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出 作画監督 美術 原作話
1
1996年
4月13日
恐怖の新学期!謎の鬼の手 富田祐弘 貝澤幸男 須田正己 坂本信人 第1巻 特別読切
2 4月20日 トイレの花子さんが出たぁ〜っ! 小山高生 山田徹 氏家章雄 中山恭子 第2巻 第3話(第9話)
3 4月27日 うわさ話はやめられない!おしゃべり妖怪・恐怖の五枚舌! 菅良幸 中村哲治 上野ケン 篠田邦宏 第1巻 第3話(第3話)
4 5月4日 使用禁止!?河童の出る鉄棒 富田祐弘 角銅博之 近藤優次 小名木麻起子 第1巻 第6話(第6話)
5 5月11日 学校の七不思議魔の13階段 小山高生 芝田浩樹 寺岡巌 坂本信人 第3巻 第1話(第19話)
6 5月18日 ぬ〜べ〜死す!?最強の敵(ライバル)・妖狐玉藻 菅良幸 山田徹 加々美高浩 内川文広 第2巻 第5・6話(第11・12話)
7 5月25日 鬼の手VS火輪尾の術 角銅博之 大西陽一 坂本信人 第2巻 第6・7話(第12・13話)
8 6月1日 UFO襲来!宇宙人童守町に現る 富田祐弘 中村哲治 須田正己 内川文広 第4巻 第4話(第27話)
9 6月8日 5年3組大パニック!巨乳ろくろ首 小山高生 芝田浩樹 氏家章雄 坂本信人 第4巻 第9話(第32話)
10 6月15日 悪鬼大暴れ!努力する子はご用心 菅良幸 山田徹 上野ケン 内川文広 第1巻 第2話(第2話)
11 6月22日 スクープ!ぬ〜べ〜が雪女と婚約!? 小山高生 角銅博之 松本朋之 坂本信人 第4巻 第7話(第30話)
12 6月29日 恐怖の遠足!鬼門峠の謎 菅良幸 山内重保 大西陽一 内川文広 第2巻 第4話(第10話)
13 7月13日 教室が凶器に変身!?妖刀はたもんばの呪い 小山高生 角銅博之 加々美高浩 坂本信人 第2巻 第1・2話(第7・8話)
14 7月20日 郷子が2人!?ドッペルゲンガーの恐怖 富田祐弘 山田徹 柳沢テツヤ 藤田勉 第3巻 第8話(第23話)
15 8月3日 ゆきめリターンズ!真夏の冷凍大作戦 菅良幸 芝田浩樹 須田正己 中山恭子 第6巻 第8話(第49話)
16 8月10日 鬼の手使用不能!!旧校舎の怪人 小山高生 貝澤幸男 氏家章雄 芳野満雄 第7巻 第4話(第54話)
17 8月17日 プールサイドのロマンス…第4コースの幽霊 富田祐弘 中村哲治 上野ケン 中山恭子 第6巻 第1話(第42話)
18 8月24日 復活の妖狐(ライバル)・玉藻!校庭に潜む巨大怪魚!! 菅良幸 石崎すすむ 近藤優次 芳野満雄 第2巻 第8・9話(第14・15話)
19 9月7日 連続切り裂き魔!最強ペア愛の大追跡!! 富田祐弘 角銅博之 大西陽一 中山恭子 第7巻 第6話(第56話)
20 9月14日 過去へのタイムスリップ!見たぞぬ〜べ〜の秘密!! 菅良幸 山田徹 横山健次 内川文広 第10巻 第1話(第78話)
21 10月12日 神との激突!裁きを受けるのは俺だ!! 富田祐弘 貝澤幸男 柳沢テツヤ 中山恭子 第10巻 第7話(第84話)
22 10月19日 君のうしろに誰かいる!恐怖の心霊写真!! 菅良幸 中村哲治 加々美高浩 芳野満雄 第8巻 第2話(第61話)
23 10月26日 0時0分0秒の怪!?合わせ鏡の七不思議 富田祐弘 角銅博之 須田正己 中山恭子 第5巻 第9話(第41話)
24 11月9日 魔性のDカップ!!愛のカラス伝説 小山高生 山田徹 上野ケン 内川文広 第5巻 第8話(第40話)
25 11月16日 しあわせパニック!涙に消えた座敷わらし 菅良幸 志水淳児 近藤優次 中山恭子 第3巻 第5話(第20話)
26 11月30日 戦慄の2世誕生!!ママは妖怪、パパは先生! 富田祐弘 芝田浩樹 大西陽一 藤田勉 第8巻 第6話(第65話)
27 12月7日 コギャルの危険なアルバイト!?霊獣を操る美少女いずな 角銅博之 加々美高浩 中山恭子 第9巻 第6話(第74話)
28 12月14日 世にも奇妙なXマス…幸せのケサランパサラン 菅良幸 中村哲治 横山健次 藤田勉 第14巻 第1話(第114話)
29
1997年
1月11日
妖怪オールスター総登場!呪われた学園祭!! 山田徹 上野ケン 中山恭子 第6巻 第7話(第48話)
30 1月18日 放課後の恐怖!走る二宮金次郎像!! 小山高生 石崎すすむ 柳沢テツヤ 第6巻 第5話(第46話)
31 1月25日 誰にも言えない目玉の恐怖!!天才バイオリニストの大罪 貝澤幸男 須田正己 藤田勉 第9巻 第8話(第76話)
32 2月1日 そして誰もいなくなる!図書室の赤い怪少女!! 富田祐弘 角銅博之 柳沢テツヤ オリジナル
33 2月8日 しょうけらが窓からのぞく!リツコ先生最大の危機!! 小山高生 志水淳児 横山健次 中山恭子 第8巻 第9話(第68話)
34 2月15日 今明かされる禁断の過去!鬼の手誕生の秘密!! 菅良幸 山田徹 加々美高浩 藤田勉 第12巻 第7・8話(第102・103話)
35 2月22日 ダイダラボッチは私の虜!美樹ちゃんのドリームタウン!! まるおけいこ 中村哲治 上野ケン 第10巻 第5話(第82話)
36 3月1日 真夜中の㊙レッスン!音楽室の危険な誘惑!! 菅良幸 芝田浩樹 須田正己 和田いづみ オリジナル
37 3月8日 20年前の忘れ物!?血に染まった予言ノート!! 富田祐弘 石崎すすむ 柳沢テツヤ 藤田勉 第5巻 第7話(第39話)
38 3月15日 エッ!ライバルが初デート?ゆきめの熱くて長い一日!! 菅良幸 角銅博之 横山健次 第10巻 第2話(第79話)
39 3月22日 死の底からの復讐!出るか?鬼と妖狐の合体奥義!! 富田祐弘 志水淳児 加々美高浩 和田いづみ 第16巻 第1話(第132話)
40 4月19日 セーラー服が燃えちゃう!隠しきれない、いずなのハート!! 菅良幸 山田徹 上野ケン 藤田勉 第14巻 第5話(第118話)
41 4月26日 トモダチニナリタイ…謎の同級生、戦慄の正体!! 小林靖子 中村哲治 大西陽一 第3巻 第1話(第16話)
42 5月3日 母ちゃんは4歳児!?嵐を呼ぶ前世の記憶!! まるおけいこ 芝田浩樹 柳沢テツヤ 和田いづみ 第6巻 第4話(第45話)
43 5月10日 ゆきめ死す!!愛は雪の結晶と消えて… 富田祐弘 志水淳児 横山健次 藤田勉 第13巻 第6話(第110話)
44 5月17日 子どもは見ちゃダメ!!禁断の怪談・百物語 菅良幸 角銅博之 須田正己 第12巻 第5話(第100話)
45 5月31日 夢?幻?復活のゆきめ恋人よ、なぜ俺の命を狙う!! 富田祐弘 山田徹 上野ケン 和田いづみ 第15巻 第4話(第126話)
46 6月7日 狙われたヒロインたち!ドキドキおふろパニック!! 小林靖子 中村哲治 柳沢テツヤ 藤田勉 第7巻 第5話(第55話)
47 6月14日 最強!最大!最後の敵その名は…貧乏神!! 富田祐弘 貝澤幸男 横山健次 第12巻 第2話(第97話)
48 6月21日 夢をいつまでも!!大好きな僕らのぬ〜べ〜! 小林靖子 芝田浩樹 須田正己 和田いづみ 第16巻 第6話(第137話)
SP
1998年
8月27日
完全保存版!!地獄先生ぬ〜べ〜超百科 富田祐弘 貝澤幸男 横山健次 中山恭子 オリジナルスペシャル


  • 第44話と第45話の間で野球中継が中止になって本放送の時間が空いたため、第34話の「今明かされる禁断の過去! 鬼の手誕生の秘密!!」が再放送された。この回が再放送であることは、AパートおよびBパートの最初にテロップで告知された。また、この再放送および前回の第44話では、共に次回予告は第45話が紹介された。

  • 1996年7月6,27日、8月31日、9月21,28日、10月5日、11月2,23日、12月21,28日、1997年1月4日、3月29日、4月5,12日は休止。




























テレビ朝日系 土曜19時台後半(1996年4月-1997年6月)
前番組 番組名 次番組


SLAM DUNK
(19:30 - 19:58)
We
(19:58 - 20:00)
※一旦休止


地獄先生ぬ〜べ〜


忍ペンまん丸


テレビ朝日 土曜19:58 - 20:00(1996年10月-1997年6月)

We


地獄先生ぬ〜べ〜
【2分拡大して継続】


忍ペンまん丸
(19:30 - 20:00)



映画






  • 『(超)劇場版!地獄先生ぬ〜べ〜』(1996年7月6日公開)

同時上映:『ゲゲゲの鬼太郎 大海獣』。配給収入は6億円[7]

  • 『地獄先生ぬ〜べ〜 午前0時ぬ〜べ〜死す!』(1997年3月8日公開)

同時上映:『ゲゲゲの鬼太郎 おばけナイター』『花より男子』。配給収入は5.4億円[8]

  • 『地獄先生ぬ〜べ〜 恐怖の夏休み!! 妖しの海の伝説!』(1997年7月12日公開)

同時上映:『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪特急! まぼろしの汽車』『キューティーハニーF』『たまごっちホントのはなし』。配給収入は5.2億円[8]


OVA


テレビアニメの続編として計3作がリリースされており、3作とも冒頭ナレーションはテレビアニメでの来宮良子に代わり、ぬ〜べ〜役の置鮎龍太郎が担当している。タイトルはOPタイトルではなく、テレビシリーズ同様サブタイトルとして表記されている。パッケージに「東映VANIME」の表記はないものの、アニメ関連のライターである小黒祐一郎は同レーベルのOVAとして分類しており、同レーベルから発売されていた『地獄堂霊界通信』、『学校の幽霊』などの流れからのリリースだろうと分析している[9]
第2作(1998年10月発売)までは従来と同じセル画製作であったが、第3作(1999年10月発売)は東映アニメーション(発売前年の1998年10月に東映動画から商号変更)がデジタル彩色へ移行してからまもない時期に制作されたこともあり、色味がテレビアニメとは異なるものとなっている。劇伴は天野正道が担当。



  • 『地獄先生ぬ〜べ〜 決戦!陽神の術vs壁男』1998年9月21日発売。

  • 『地獄先生ぬ〜べ〜 なぞなぞ七不思議・ブキミちゃん』1998年10月21日発売。

  • 『地獄先生ぬ〜べ〜 史上最大の激戦! 絶鬼来襲!!』1999年10月21日発売。



ゲーム



プレイステーション用『地獄先生ぬ〜べ〜』

1997年5月16日にバンダイより発売。

主人公の少年(名前はプレイヤーが決める)が童守小5年3組へ転入し、鳴介や広たちと一緒に1年間の生活を体験していくシミュレーションゲーム。コンセプトとして学校の七不思議が採用されており、主人公は鳴介のクラスの仲間と一緒に不思議な事件を体験していく。イベントを通して彼らの間で会話が繰り広げられ、その答え方によって話の展開やエンディング、キャラクターの好感度が変化する。夏休み、冬休み、バレンタインデーにはスペシャルグラフィックが用意されており、その学期において最も仲が良かったキャラのグラフィックを見られる。会話場面での表情選択や他人の会話に割り込むツッコミモードは、本作独特のユニークなシステムである。なお、ごくわずかの出演であるが、アニメでは未登場の速魚が登場している。

登場人物



  • 鵺野 鳴介(声 - 置鮎龍太郎)

  • 立野 広(声 - 藤田淑子)

  • 稲葉 郷子(声 - 笠原留美)

  • 細川 美樹(声 - 冨永み〜な)

  • 高橋 律子(声 - 根谷美智子)

  • 木村 克也(声 - 田中一成)

  • 栗田 まこと(声 - 浦和めぐみ)

  • 山口 晶(声 - 柳沢三千代)

  • 中島 法子(声 - 豊嶋真千子)

  • 白戸 秀一(声 - 金丸淳一)

  • 玉藻 京介(声 - 森川智之)

  • ゆきめ(声 - 白鳥由里)

  • 篠崎 愛(声 - 及川ひとみ)

  • 葉月 いずな(声 - 本多知恵子)

  • 速魚(声 - 山崎和佳奈)

  • 赤マント(声 - 幸野善之)

  • ゴースト(声 - 大塚瑞恵)

  • ナナコ(声 - 江森浩子)





オープニングテーマ - 『バリバリ最強 NO.1』

歌 - FEEL SO BAD




ニンテンドーDS用『ジャンプアルティメットスターズ』

2006年11月23日に任天堂より発売。

週刊少年ジャンプ作品のキャラクターによるバトルゲーム。その中の登場人物に含まれる。実際にはバトルキャラとしては使われないが、サポートとして使用される。登場するのはぬ〜べ〜、ゆきめ、郷子、広の4人である。

PS3・PSvita用『ジェイスターズ ビクトリーバーサス』

2014年3月19日にバンダイナムコゲームスより発売。

週刊少年ジャンプ作品のキャラクターによるバトルゲーム。その中の登場人物に含まれる。バトルキャラとしてぬ〜べ〜のみ登場。



小説



  • 1996年4月にジャンプ ジェイ ブックスとして発売。執筆者はアニメ版のサブ脚本担当者である菅良幸。 原作の玉藻編、ゆきめ編の他に稲葉郷子がアイドルデビューを果たすオリジナルストーリー「呪われたスポットライト」も収録。ISBN 4-08-703044-X


  • ジャンプノベルVol12にのみ収録された『妖怪とりかえっこ』というタイトルの小説が存在しており、JC版単行本30巻の巻末にて同小説に使用された挿絵カットの掲載と共に言及されている。本文の執筆者はアニメ版シリーズ構成・メイン脚本担当の富田祐弘。設定はアニメ版の続編であり、内容は妖怪「とりかえっこ」が幼い頃に人間と交換した自分の魂を取り返しに来るというもので、童守小5年3組の誰かが妖怪の魂の持ち主である。というもの。こちらでも先の小説と同様に郷子がヒロインとなっている。

  • 2013年には集英社みらい文庫からもノベライズ版が2冊発売されており、同レーベルからドラマ版ノベライズも2014年12月に発売予定された。著者は岡崎弘明。



テレビドラマ






































































地獄先生ぬ〜べ〜
ジャンル
テレビドラマ
原作
真倉翔、岡野剛
『地獄先生ぬ〜べ〜』
脚本
マギー
佐藤友治
演出
佐久間紀佳
池田健司
明石広人
松山雅則
出演者
丸山隆平
桐谷美玲
速水もこみち
知英
山本美月
知念侑李
優香
坂上忍
高橋英樹
エンディング
関ジャニ∞「がむしゃら行進曲」
製作
製作総指揮
(チーフプロデューサー)
伊藤響
プロデューサー
戸田一也
小泉守
制作
日本テレビ

放送
放送国・地域
日本の旗 日本
放送期間
2014年10月11日 - 12月13日
放送時間
土曜21:00 - 21:54
放送枠
土曜ドラマ (日本テレビ)
放送分
54分
回数
10

公式サイト



特記事項:
初回は15分拡大(21:00 - 22:09)。
第2話は『プロ野球 クライマックスファイナルステージ第4戦 巨人×阪神』中継延長および『ダッグアウト』放送のため60分繰り下げ(22:00 - 22:54)。


2014年10月11日から12月13日まで毎週土曜日21:00 - 21:54[注 20]に、日本テレビ系の「土曜ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマである。主演は関ジャニ∞の丸山隆平で、主人公の鵺野鳴介を演じた[10]



キャスト


人物設定の詳細は地獄先生ぬ〜べ〜の登場人物を参照。
なお、本項目ではドラマ独自の人物設定を記載する。



童守高校 教職員




  • 鵺野 鳴介 - 丸山隆平[11](少年期:若山耀人)

  • 高橋 律子 - 桐谷美玲[12]


  • 玉藻 京介 - 速水もこみち

  • 神木 昇(教頭) - 遠山俊也

  • 渡 晴男(体育教師) - 山田親太朗

  • 喜屋武 ひとみ(音楽教師) - 柴田美咲




童守高校 2年III組生徒







  • 栗田 まこと - 知念侑李[13]

  • 立野 広 - 中川大志

  • 稲葉 郷子 - 松井愛莉[14]

  • 木村 克也 - 吉沢亮

  • 細川 美樹 - 佐野ひなこ

  • 白戸 秀一 - 佐野岳

  • 中島 法子 - 水谷果穂

  • 山口 晶 - 清水一希

  • 篠崎 愛 - 中村ゆりか

  • 菊池 静 - 高月彩良[15]




  • 金田 勝 - 島丈明

  • 北原 徹 - 原勇弥

  • 黒木 雄一郎 - 山田ジェームス武[16]

  • 日向 勉 - 佐奈宏紀

  • 三井 修 - 江口祐貴

  • 安岡 正樹 - 河野将也

  • 吉崎 佳祐 - 古指武輝

  • 川瀬 葵 - 高橋春織

  • 桐原 玲子 - 芝崎唯奈

  • 斉藤 芽以 - 小林智絵

  • 佐藤 あゆみ - 三上紗弥

  • 高野 早希 - 倉持聖菜

  • 古田 真梨子 - 小川紗良

  • 松本 詩織 - 岡本夏美

  • 吉野 桜子 - 加藤里保菜




その他



  • ゆきめ(雪女) - 知英[17]


  • 葉月 いずな - 山本美月

  • 美奈子先生 - 優香[18](友情出演)

  • 童守寺和尚 - マキタスポーツ[19]

  • 覇鬼 - 坂上忍[20]

  • 無限界時空 - 高橋英樹





オープニングナレーション


毎回週ごとに代わり、シークレットナレーターとして登場する[21]。また、公式サイトでは放送中にシークレットナレーター当て企画が行われており抽選で番組グッズやドラマの見学権(第7話まで)が当たる[22]



  • 稲川淳二[23](第1話)、堀北真希(第2話)、山田涼介[24](第3話)、船越英一郎(第4話)、沢村一樹(第5話)、成海璃子(第6話)、佐野史郎[25](第7話)、置鮎龍太郎[26](第8話)、和田アキ子(第9話)、丸山隆平(第10話)


ゲスト


キャスト名横の表記は出演回。☆印は無限界時空が除霊し助けた人。



第1話



  • 頭像(声) - マギー(第8話)


  • 雲外鏡(声) - 天田益男

  • サトミ☆ - 内田愛




第2話




  • サトリ - 矢部太郎(カラテカ)(第4話 - 第6・8話 - 第10話)


  • 一つ目小僧 - 増田怜雄(第8話)

  • 壁男 - 桝太一[27](第8話[注 21]




第3話




  • トイレの花子さん - 高橋真麻[28](第4・8話)

  • 影愚痴(声) - 福田信昭

  • シンイチ☆ - 三原大樹




第4話



  • 小豆あらい - 鈴木拓(ドランクドラゴン)(第5話 - 第6話・第8話 - 第10話)



第5話


  • ジンタ(しゃべる人体模型) - 清水一希(二役)



第6話



  • 座敷童子 - 中島綾香(第8・10話)



第7話



  • 小豆あらいの父 - 上島竜兵(第8話 - 第10話)

  • 怪人赤マント・通称「A」 - 明石家さんま[29]




第8話 - 第9話


  • 絶鬼 - 山田涼介[30]



第10話


  • 校長先生 - 笑福亭鶴瓶[31]




スタッフ(テレビドラマ)



  • 原作 - 真倉翔 / 漫画 - 岡野剛『地獄先生ぬ〜べ〜』(「週刊少年ジャンプ」 / 集英社刊)

  • 脚本 - マギー、佐藤友治

  • 音楽 - 横山克

  • 演出 - 佐久間紀佳、池田健司、明石広人、松山雅則

  • 主題歌 - 関ジャニ∞「がむしゃら行進曲」(INFINITY RECORDS)

  • 演出補 - 松山雅則、濱野大輝

  • サウンドデザイン - 石井和之

  • 音響効果 - 佐藤秀国

  • 美術プロデュース -高野雅裕

  • VFX&特殊造形プロデューサー - 岡野正広

  • VFXスーパーバイザー - 熱田健太郎、佐々木一樹

  • CG - 鈴木朗、河野達也、白智雲、雄勝光佑

  • 特殊メイク - 梅沢壮一

  • くだ狐造型 - 関根研一

  • アクションコーディネート - 佐々木修平、俵広樹、林和美、飯田卓也

  • 劇中料理 - 赤堀博美

  • チーフプロデューサー - 伊藤響

  • プロデューサー - 戸田一也、小泉守

  • ラインプロデューサー - 鈴木香織

  • アシスタントプロデューサー - 杉山葉香、白石香織

  • 制作協力 - トータルメディアコミュニケーション

  • 製作著作 - 日本テレビ



放送日程



































































































各話 放送日 サブタイトル 主人公人物 脚本 演出 視聴率[32]
第1話 2014年10月11日 怪奇事件は妖怪の罠 ドジでマヌケな先生が学校救う!? 栗田まこと
中島法子
マギー 佐久間紀佳
13.3%[33]
第2話 10月18日 学園パニック! 人を操るキザ妖怪!? 超魔術が信頼の絆を壊す!? 稲葉郷子
立野広
玉藻京介

07.9%
第3話 10月25日 トイレの花子さんが大暴走&原作人気妖怪が鬼の手の秘密暴露 細川美樹 佐藤友治 池田健司 10.1%
第4話 11月01日 危険な遊びで妖怪が激怒! ろくろ首が走り(秘)巨大怪鳥も召喚!? 葉月いずな マギー 明石広人
09.9%
第5話 11月08日 ボク人間になりたい人体模型に命が宿る!? 余命24時間涙の青春 山口晶 佐藤友治 佐久間紀佳 10.2%
第6話 11月15日 今夜、重大発表が! 大波乱! 恋の三角関係切ない恋と優しい嘘 高橋律子
ゆきめ
マギー 松山雅則
09.2%
第7話 11月22日 明石家さんまがアノ伝説妖怪に! 悪夢の力で皆が悪魔に変身? - 佐藤友治 佐久間紀佳
09.0%
第8話 11月29日 名画モナリザが人を食う!? 学園パニック! 怪奇ミステリーの謎 木村克也 マギー 明石広人 10.8%
第9話 12月06日 美しき鬼! 山田涼介世界を破滅させる魔力 正義が負ける瞬間… 絶鬼 池田健司 10.8%
第10話 12月13日 さよなら先生!? この命と引換えに俺は皆を守る! 奇跡よ起きろ - 佐久間紀佳
09.5%
平均視聴率:10.2%(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ社調べ)


  • 第1話は15分拡大。

  • 第2話は『プロ野球 クライマックスファイナルステージ第4戦 巨人×阪神』放送延長および『ダッグアウト』放送のため60分繰り下げ。



原作とドラマ版の相違点







  • 舞台は原作の小学校から高校に置き換えられている。そのため、生徒たちの学校での服装も私服から制服に変更している。同様に、鳴介が国語、律子が化学、玉藻が家庭科と担当教科が決まっている。

  • 原作では第1話で広が転校してくるが、ドラマでは広が在学生であり鳴介が赴任してくる(テレビアニメ・読み切り作品第1話も同様)。

  • 原作では教育実習生から医師になっていた玉藻だが本作では正式な教師として登場し、鳴介と一緒に赴任する。

  • 登場人物の1人である篠崎愛が鳴介のクラスの生徒になっている(原作では小学6年生で広たちレギュラーキャラクター(小学5年生)より先輩)。

  • 律子、覇鬼、美奈子は原作とは性格や外見がやや異なる。

  • 原作では中学生だったいずなが広たちの年齢引き上げにより霊能力者見習いという肩書になっており、原作では彼女の代名詞と言えるほどだった「管狐」を第4話まで使うことができない。また原作では叔父が所有しているマンションで一人暮らしをしているが、ドラマでは童守寺の和尚とは「いずなの父の旧友」という関係にあたるため、童守寺に居候する設定に変更している。

  • 玉藻の髪が原作では金髪だが、ドラマではアニメ(OVA版3作目は原作通り)同様、銀髪になっている。

  • 玉藻が人間界に来た目的は、原作では「『人化の術』を完成させる材料として広の髑髏を手に入れるため」だが、ドラマでは「人間界を妖狐一族で支配するため」になっている。そのため、広に対する執着の描写などはなくなっており、興味の対象が高い霊力を持ちながら他人のために尽力する鳴介に移っている。

  • ゆきめの鳴介の呼び名が「鵺野先生」から「ダーリン」に代わっている。また隣部屋の住人を妖力で追い出し、そこに引っ越してくる(原作では鳴介とは別のマンションで一人暮らしをしている)。また、当初生徒たちは鳴介とゆきめの関係を知らないが、影愚痴の一件が片付いた後に2人の関係性を理解する[注 22]

  • アニメ同様、鳴介の経文がオリジナルのものに代わっている。また、最初から覇鬼の力を借りる形で鬼の手を使用している(原作では当初覇鬼の意識はなく、力を借りるのは終盤の和解以降である)。

  • 玉藻が妖孤であるのを知っているのが鳴介と、無限界時空から聞いたまこと・いずなの3人のみ(原作では当初から正体を知るのは鳴介・広・郷子の3人)。原作では鳴介は玉藻に対して当初は危険意識を持っていたが、ドラマはそのような素振りを見せず、正体を知った以降は教育者としての悩みや妖怪の話題を共有できる唯一の友人として、非常に友好的に接している。また呼び方も原作のような呼び捨てではなく、原作で1回使用したが玉藻本人から嫌がられた「たまちゃん」というあだ名で呼んでいる。

  • 原作では4回程度しか登場しなかった鳴介の父・時空だが、ドラマでは準レギュラーになり出番が増えている。それにより、時空が原作では会ったことがない人物(玉藻や和尚など)と対面しており、鳴介が時空と親子であることを玉藻に告白する描写がある。また、時空が拝金主義者になってからも鳴介と暮らしていたような描写がある(原作では母親の死後に鳴介は祖母に預けられて、時空は鳴介の前から姿を消し、それから数年後に拝金主義霊能力者として表舞台に登場した)。

  • 陰摩羅鬼・人体模型・Aを筆頭に完全な善良妖怪になったさとりや呪縛霊になった壁男など、設定が変更された妖怪が多数いる。

  • 克也やまことなど、何人かの生徒キャラの趣味嗜好などの設定が変更。



ドラマ版の設定



  • 冒頭で無限界時空が怪しげな祠(天狗塚)を破壊する描写があり、それが童守高校をはじめ童守町内での怪奇現象の発端となっており、ゆきめなど善良な妖怪がそれが原因で被害を受けている。

  • 「ぬ〜べ〜」というあだ名の由来と住まいが明らかになっている。

  • 鳴介は、教師になった現在でも自身が霊能力者であることにコンプレックスを持っており、鬼の手のことや霊力を持っていることも同僚や生徒たちには秘密にしている。そのため、当初は原作に登場する校長や石川先生のような理解者がおらず、生徒たちも妖怪や霊の存在を信じていなかった。しかしまことと法子、広と郷子をそれぞれ妖怪から救うために彼らの目の前で鬼の手を使用したため、この4人には秘密を知られてしまう[注 23](能力を発揮する寸前に目をつむるように言ったが、4人はそれぞれしっかり見ていた)。見られたことに大きなショックを受ける鳴介に、まことと法子はこのことを秘密にすると約束し[注 24]、まことから事情を聴いた広と郷子も他言しないと約束した[注 25]。そして影愚痴から美樹を救った際に、駆け付けたクラスの生徒全員に鬼の手がばれるも生徒自身が状況を受け入れたため[注 22]、コンプレックスが緩和される。

  • 鳴介の左手内の異空間で吸い込まれた鳴介本人を交えて、覇鬼(性悪説)と美奈子先生(性善説)が論戦を繰り広げるという展開がある。

  • 覇鬼が人間界を襲撃した時点では美奈子先生はまだ生きており、「美奈子先生が自分の命と引き換えに鳴介の左手に覇鬼を封印した」という鬼の手の誕生秘話が鳴介の口から語られた[注 26]

  • 時空が何らかの病を患っており、吐血をする描写がある[注 27]

  • 雲外鏡が法子に語った「ありのままの姿」に悩む法子に対してクラスメイトたちが、『レット・イット・ゴー』の歌詞を用いて揶揄する、克也は「妖怪の仕業」だと言う鳴介に妖怪を探そうと『妖怪ウォッチ』のポーズ[注 28]をとる、[注 24]玉藻が調理実習中にオリーブ・オイルを使って料理をする[注 24][注 29]といった小ネタ・パロディ及び放送当時流行していたネタ等が随所に散りばめられている。



備考(テレビドラマ)


  • 放送に先駆け、2014年10月1日発売のグランドジャンプ21号の『地獄先生ぬ〜べ〜NEO』にて主演の丸山が登場している[34]



















日本テレビ系 土曜21時台
前番組 番組名 次番組


金田一少年の事件簿N(neo)
(2014.7.19 - 2014.9.20)


地獄先生ぬ〜べ〜
(2014.10.11 - 2014.12.13)



学校のカイダン
(2015.1.10 - 2015.3.14)



関連商品



書籍関連







単行本




ソフト関連



アニメ版







  • 『地獄先生ぬ〜べ〜 コンプリートDVD-BOX 1』(テレビ版第1話〜第24話、劇場版3作品収録)2006年2月21日発売。

  • 『地獄先生ぬ〜べ〜 コンプリートDVD-BOX 2』(テレビ版第25話〜第49話、OVA3作品、真倉翔&岡野剛描き下ろし番外編漫画『一夜だけの復活』収録)2006年6月21日発売。

  • DVD(単巻)『地獄先生ぬ〜べ〜』(毎月3巻リリース、全8巻)2008年1月21日〜3月21日発売。映画とOVAの単巻はどちらも2008年3月21日発売。



ドラマ版







パチンコ


  • CR地獄先生ぬ〜べ〜(2014年、藤商事)


関連項目



  • 妖怪

  • 幽霊

  • 都市伝説

  • オカルト



出典


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  1. ^ 『ぬ〜べ〜』第168話では美樹は1985年4月7日生まれと記載されていたが、本作では郷子は19XX年12月9日生まれと記載されている


  2. ^ ただし、作中冒頭のテロップで「キャラクターたちのさらにその後をちょっと想像してみました」とあるように、あくまで「作者によるその後の想像図」という体裁であり、続編である「NEO」では一部、食い違う部分が多い。(ぬ~べ~とゆきめの間に実子が生まれていない、まことが弁護士の夢を叶えられていない、あゆみが依然として虚弱体質なまま、明がロボット開発の研究に行き詰っている等)


  3. ^ Takeshi_Okanoのツイート(506854740974510080)


  4. ^ Takeshi_Okanoのツイート(506855972564779008)


  5. ^ 同時刻にローカルドラマ『新・部長刑事アーバンポリス24』を放送していた関係で、同日17:00-17:30(週によっては変動があった)に先行放送された。


  6. ^ 時折、プロ野球広島東洋カープ主催ゲームの中継をこの時間に放送していた事があった。その際には、当該日の放送分は平日の夕方枠等での遅れネットとなっていた。


  7. ^ 「1996年邦画作品配給収入」、『キネマ旬報』1997年(平成9年)2月下旬号、キネマ旬報社、1997年、 157頁。

  8. ^ ab「1997年邦画作品配給収入」、『キネマ旬報』1998年(平成10年)2月下旬号、キネマ旬報社、1998年、 168頁。


  9. ^ 【雑談】東映Vアニメ年表(暫定版):編集長メモ


  10. ^ “『地獄先生ぬ〜べ〜』、関ジャニ丸山主演で実写化 10月期連ドラで放送”. オリコンスタイル (2014年8月18日). 2014年8月18日閲覧。


  11. ^ “地獄先生ぬ〜べ〜:関ジャニ∞丸山主演で連ドラ化 ゴールデン初に「超大抜てきだな」”. 毎日新聞デジタル (2014年8月18日). 2014年8月18日閲覧。


  12. ^ “「地獄先生ぬ〜べ〜」実写化 関ジャニ∞丸山隆平主演、桐谷美玲、山本美月ら出演決定”. モデルプレス (2014年8月18日). 2014年8月18日閲覧。


  13. ^ “Hey!Say!JUMP知念『ぬ〜べ〜』生徒役で出演 先輩・丸山隆平から「ギャグも吸収」”. オリコンスタイル (2014年8月30日). 2014年9月5日閲覧。


  14. ^ “関ジャニ∞丸山主演「地獄先生ぬ〜べ〜」 優香、佐野ひなこ、松井愛莉ら新キャスト発表”. モデルプレス (2014年9月5日). 2014年9月7日閲覧。


  15. ^ “地獄先生ぬ〜べ〜:美奈子先生役に優香 松井愛莉、高月彩良も”. 毎日新聞デジタル (2014年9月6日). 2014年9月7日閲覧。


  16. ^ “実写版「ぬ〜べ〜」出演決定 山田ジェームス武「誰もが認める役者に絶対になる」”. モデルプレス (2014年9月16日). 2014年10月13日閲覧。


  17. ^ “元KARAジヨン、ぬ〜べ〜の婚約者役に”. 日刊スポーツ (2014年9月4日). 2014年9月5日閲覧。


  18. ^ “優香、実写版『ぬ〜べ〜』で美奈子先生役 生徒ら追加キャスト発表”. オリコンスタイル (2014年9月5日). 2014年9月7日閲覧。


  19. ^ “マキタ、ドラマ「ぬ〜べ〜」で童守寺和尚役”. お笑いナタリー (2014年9月6日). 2014年9月7日閲覧。


  20. ^ “坂上忍:17年ぶり民放連ドラ出演で“毒舌鬼”に”. 毎日新聞デジタル (2014年8月27日). 2014年9月5日閲覧。


  21. ^ “ぬ〜べ〜、“オープニングナレーション”に稲川淳二 山田涼介らもシークレットで登場”. ORICON STYLE. オリコン (2014年10月9日). 2014年10月12日閲覧。


  22. ^ “ドラマぬ〜べ〜、ナレーターを当て賞品ゲット”. コミックナタリー (2014年10月8日). 2014年10月21日閲覧。


  23. ^ “地獄先生ぬ〜べ〜:山田涼介や稲川淳二がOPナレーターに クイズも実施”. 毎日新聞デジタル (2014年10月8日). 2014年10月21日閲覧。


  24. ^ “実写版「ぬ〜べ〜」Hey!Say!JUMP山田涼介ら“シークレット・ナレーター”発表”. モデルプレス (2014年10月8日). 2014年10月21日閲覧。


  25. ^ “『地獄先生ぬ〜べ〜』OPナレーションを稲川淳二、Hey!Say!JUMP山田涼介、佐野史郎、船越英一郎らが週替わりで担当”. テレビドカッチ (2014年10月8日). 2014年10月21日閲覧。


  26. ^ “ドラマ「地獄先生ぬ〜べ〜」、ナレーションにアニメ版主役声優起用”. RBB TODAY (2014年10月17日). 2014年10月21日閲覧。


  27. ^ “本日の「地獄先生ぬ〜べ〜」は”. 番組公式Twitter (2014年10月17日). 2014年10月21日閲覧。


  28. ^ “高橋真麻「ぬ〜べ〜」で“トイレの花子さん”役で女優デビュー!父・高橋英樹も期待”. CinemaCafe.net (2014年10月20日). 2014年10月27日閲覧。


  29. ^ “明石家さんま、「ぬ〜べ〜」で7年ぶりの連ドラ出演! 桐谷美玲のお願いで実現”. CinemaCafe.net (2014年11月15日). 2014年11月25日閲覧。


  30. ^ “Hey!Say!JUMP山田涼介、「ぬ〜べ〜」で絶鬼役に!先輩・丸山隆平との共演に「光栄」”. CinemaCafe.net (2014年11月22日). 2014年11月25日閲覧。


  31. ^ “鶴瓶、丸山隆平に「さんまが出たなら俺も」と直訴!? 「ぬ〜べ〜」最終回に出演”. CinemaCafe.net (2014年12月6日). 2014年12月16日閲覧。


  32. ^ 地獄先生ぬ〜べ〜、スポニチアネックス、2014年12月15日閲覧。


  33. ^ “関ジャニ丸山主演「地獄先生ぬ〜べ〜」13・3%スタート”. スポニチアネックス (2014年10月14日). 2014年10月14日閲覧。


  34. ^ “「地獄先生ぬ〜べ〜」実写ドラマ化特集「グランドジャンプ」で、主演・丸山隆平もマンガに登場”. ニュース. アニメ!アニメ! (2014年9月30日). 2014年10月3日閲覧。




注釈





  1. ^ DVDBOX付録『5年3組学級だより』前書きより。


  2. ^ 公式ページより。


  3. ^ 単行本14巻 扉参照。


  4. ^ 文庫版14巻より 読者のマンネリが来ないように、いろいろやってみたとコメント。


  5. ^ 文庫版13巻。


  6. ^ 文庫版20巻。


  7. ^ 文庫版5巻で、キャラの相互関係を縦軸に変えていったとコメント。


  8. ^ 文庫版7巻で、玉藻を女性ファンの後押しで復活させたとコメント。


  9. ^ 文庫版14巻。


  10. ^ 単行本31巻扉。


  11. ^ 文庫版18巻。


  12. ^ 文庫版16巻。


  13. ^ 作者曰く、この時期ぬ〜べ〜の人気が低下してきたため、話題にしたくないので対談を見送ったとのこと。


  14. ^ 文庫版1巻P218。


  15. ^ 文庫版14巻。


  16. ^ 正式名称は「白衣大士神咒」である。


  17. ^ DVD-BOX付録「5年3組学級だより」の対談より。


  18. ^ DVD-BOX付録「5年3組学級だより」の対談より。


  19. ^ デスクトップアクセサリー「まるごと地獄先生ぬ〜べ〜」の隠しフォルダに設定資料集があり、その中に木下あゆみの設定が載っている。


  20. ^ 初回は15分拡大(21:00 - 22:09)。第2話は『プロ野球 クライマックスファイナルステージ第4戦 巨人×阪神』中継延長および『ダッグアウト』放送のため60分繰り下げ(22:00 - 22:54)。


  21. ^ エンドロールには表記されていない。

  22. ^ ab第3話エピソードより。


  23. ^ 第1話 - 第2話エピソードより。

  24. ^ abc第1話エピソードより。


  25. ^ 第2話エピソードより。


  26. ^ 第6話エピソードより。


  27. ^ 第7話エピソードより。


  28. ^ 『地獄先生ぬ〜べ〜NEO』でも『妖怪ウォッチ』のパロディ商品「もののけクロック」が登場している。ゆきめの家に集まった妖怪が『妖怪ウォッチ』のテーマ曲の1つである『ゲラゲラポーのうた』を唄っていた(第2話)。


  29. ^ なお、玉藻を演じるもこみちが出演している同局の朝のテレビ番組である『ZIP!』内の料理コーナー『MOCO'Sキッチン』でもこみちはオリーブオイルを多用しているため、どちらかというとメタフィクションに近い。




外部リンク




  • 霊媒師いずな&地獄先生ぬ~べ~ - 集英社 特設サイト


  • アニメ「地獄先生ぬ〜べ〜」 - 東映アニメーション


  • DVD「地獄先生ぬ〜べ〜」 コンプリートDVD-BOX特集 - 東映ビデオ

  • 地獄先生ぬ〜べ〜 - 日本テレビ

  • 地獄先生ぬ〜べ〜 - 日テレオンデマンド(動画配信)











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