東海村
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とうかいむら 東海村 | |||
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村松山虚空蔵堂 | |||
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国 | 日本 | ||
地方 | 関東地方 | ||
都道府県 | 茨城県 | ||
郡 | 那珂郡 | ||
団体コード | 08341-1 | ||
法人番号 | 2000020083411 | ||
面積 | 38.00km2 | ||
総人口 | 37,616人 (推計人口、2018年10月1日) | ||
人口密度 | 990人/km2 | ||
隣接自治体 | 日立市、那珂市、ひたちなか市 | ||
村の木 | 黒松 | ||
村の花 | スカシユリ | ||
村の鳥 | メジロ | ||
東海村役場 | |||
村長 | 山田修 | ||
所在地 | 〒319-1117 茨城県那珂郡東海村東海三丁目7番1号 北緯36度28分22.7秒東経140度33分58秒 | ||
外部リンク | 東海村 | ||
■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |||
ウィキプロジェクト |
東海村(とうかいむら)は、茨城県北部の村。那珂郡に属する。
目次
1 概要
2 地勢
3 歴史
3.1 村名の由来
3.2 沿革
3.3 行政区域変遷
4 人口
5 行政
6 産業
7 姉妹都市
8 学校
9 交通
9.1 鉄道
9.2 路線バス
9.3 高速バス
9.4 道路
9.5 港湾
10 東海村を舞台とした作品
11 観光地
12 出身有名人
13 脚注
14 関連項目
15 外部リンク
概要
全国の村では、沖縄県中頭郡読谷村に次いで2番目に人口が多い。また、人口密度も村としては4番目に高く茨城県条例による町制施行要件は満たしている。茨城県内にある村は、本村と稲敷郡美浦村の2村のみである。
日本国内で原子力の火が灯った最初の村である。1957年(昭和32年)に日本原子力研究所(当時)東海研究所が設置され、日本最初の原子炉であるJRR-1が臨界に達して以来、多くの原子力関連施設が集積することとなった。現在も日本原子力研究開発機構、日本原子力発電東海発電所・東海第二発電所など多くの原子力施設が村内に所在し、近隣市町をあわせた、茨城県の太平洋沿岸部は日本の原子力産業の拠点となっている。1999年(平成11年)9月30日には、東海村JCO臨界事故が発生し作業員2人が死亡するなど、様々な影響があった。
地勢
水戸市から北東へ約15kmの距離にあり、東は太平洋に面し、西は那珂市、南はひたちなか市、北は久慈川を境に日立市に接している。常陸台地の北端に位置する一帯で、久慈川の南側と真崎浦、細浦などの低地は沖積層で、水田地帯となっている。一方、台地は洪積層で、畑地と平地林が広がり、東へ緩やかに傾斜したその先端が砂丘となっている。砂丘は現在、防砂林として活用されているほか、日本原子力研究開発機構、日本原子力発電株式会社などの敷地となっている。
歴史
村名の由来
藤田東湖の『正気歌』にある「…卓立東海浜」による。1955年(昭和30年)の発足時の新命名。1948年(昭和23年)には、村松村石神村組合立による東海中学校が設立されており、東海村が成立する前から、当地において「東海」の名称が採用されている。
沿革
平安時代 - 久慈郡に属し、美和郷、神崎郷とよばれた。
1594年(文禄3年) - 豊臣秀吉の検地以後は、那珂郡に属するようになる。
1602年(慶長7年) - 佐竹氏が秋田藩に移り、水戸徳川家の支配下に入る。
1898年(明治31年)4月1日 - 石神駅(現在の東海駅)が開業。
1955年(昭和30年)3月31日 - 町村合併促進法によって村松村と石神村が合併し、東海村が発足[1]。
1990年(平成2年)3月1日 - 一部を勝田市に編入(境界変更)。
1999年 (平成11年) 9月30日 - 村内にある株式会社JCOの核燃料加工施設で臨海事故が発生。
行政区域変遷
- 変遷の年表
東海村村域の変遷(年表) | ||
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年 | 月日 | 現東海村村域に関連する行政区域変遷 |
1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行により、以下の村がそれぞれ発足。[2]
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1955年(昭和30年) | 3月31日 | 村松村と石神村が合併し、東海村が発足。 |
- 変遷表
東海村村域の変遷表 | ||||||
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1868年 以前 | 明治22年 4月1日 | 明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | |
亀下村 | 石神村 | 石神村 | 昭和30年3月31日 東海村 | 東海村 | 東海村 | |
竹瓦村 | ||||||
石神内宿村 | ||||||
石神外宿村 | ||||||
舟石川村 | ||||||
村松村 | 村松村 | 村松村 | ||||
石神白方村 | ||||||
石神豊岡村 | ||||||
須和間村 | ||||||
船場村 | ||||||
照沼村 |
人口
東海村と全国の年齢別人口分布(2005年) | 東海村の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 東海村 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
東海村(に相当する地域)の人口の推移 ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
行政
- 村長 山田修
産業
- 農業
- 特産はサツマイモで、イモゾーという愛称のゆるキャラを作るなどPRを前面に押し出している。
- 原子力産業:電源開発上重要であり、村もその政策で存立している。催し物も原子力関連にまつわるものがある。
原子力産業
- 独立行政法人 日本原子力研究開発機構(旧日本原子力研究所及び旧核燃料サイクル開発機構が統合)
日本原子力発電
- 東海発電所
- 東海第二発電所
姉妹都市
アイダホフォールズ市(アメリカ合衆国 アイダホ州)
学校
大学
東京大学大学院工学系研究科原子力専攻(専門職大学院)
総合研究大学院大学 高エネルギー加速器科学研究科 東海キャンパス
高等学校
- 茨城県立東海高等学校
中学校
- 東海村立東海中学校
- 東海村立東海南中学校
小学校
- 東海村立石神小学校
- 東海村立白方小学校
- 東海村立村松小学校
- 東海村立舟石川小学校
- 東海村立中丸小学校
- 東海村立照沼小学校
交通
鉄道
東日本旅客鉄道
■常磐線
- 東海駅
路線バス
- 茨城交通
高速バス
- 東海・勝田 - 東京駅(茨城交通)
- 水戸・東海 - 仙台駅(茨城交通)
- 日立・東海・勝田・水戸 - 羽田空港(茨城交通・日立電鉄交通サービス・羽田京急バス)
- 日立・東海・勝田・水戸 - 成田空港(茨城交通・日立電鉄交通サービス・千葉交通)
- 日立駅・東海駅・勝田営業所・勝田駅・水戸駅・赤塚駅・石岡BS・つくばセンター - 名古屋駅(茨城交通)
道路
高速道路
常磐自動車道
- 東海PA/スマートIC
一般国道
国道6号(陸前浜街道)- 国道245号
都道府県道
- 茨城県道31号瓜連馬渡線
- 茨城県道62号常陸那珂港山方線
- 茨城県道284号豊岡佐和停車場線
- 茨城県道285号東海停車場線
- 茨城県道358号日立東海線
港湾
茨城港常陸那珂港区(中核国際港湾・重要港湾)
東海村を舞台とした作品
- 「ゴジラ2000 ミレニアム」(1999年)
- 「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」(2000年)
観光地
- 村松山虚空蔵堂
- 「東海十二景」として1991年に選定された以下の各所[3]
1.「稲荷社杉風」(いなりしゃさんぷう)
- 船場稲荷神社
2.「阿漕ヶ浦夜桜」(あこぎがうらやおう)
- 阿漕ヶ浦公園
3.石神城春草(いしがみじょうしゅんそう)
- 石神城址公園
4.白方溜螢影(しらかたためけいえい)
- 白方公園
5.久慈川河口緑波(くじかわかこうりょくは)
- 久慈川河口周辺
6.細浦青畝(ほそうらせいほ)
- 細浦周辺
7.願船寺晩鐘(がんせんじばんしょう)
- 願船寺
8.冨士社晩霞(ふじしゃばんか)
- 富士神社
9.如意輪寺秋月(にょいりんじしゅうげつ)
- 如意輪寺
10.真崎浦夕照(まさきうらせきしょう)
- 真崎浦
11.住吉社寒霜(すみよししゃかんそう)
- 住吉神社
12.村松晴嵐(むらまつせいらん)
- 村松晴嵐の碑(水戸八景のひとつ)
出身有名人
橋本昌(前茨城県知事)
田口洋美(民俗学者)
小林康剛(元サッカー選手、ファジアーノ岡山)
小林久晃(元サッカー選手、サガン鳥栖)
吉村真晴(卓球選手)
村松茂清(和算家、日本で最初に円周率を、数学的に正しく計算した人物)
上野耕平(サクソホン奏者、昭和音楽大学非常勤講師)
脚注
^ 1955年(昭和30年)3月29日総理府告示第533号「村の廃置分合」
^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 8 茨城県』、角川書店、1983年 ISBN 4040010809より
^ “東海十二景”. 東海村観光協会. 2017年2月6日閲覧。
関連項目
- 茨城県
- 那珂郡
- 東海村JCO臨界事故
東海(様々な「東海」)
東海村 (曖昧さ回避)(その他の「東海村」)
村松軌道 - かつて石神村と村松村を結んでいた鉄道。
外部リンク
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