東海村


















































































とうかいむら
東海村

村松山虚空蔵堂
村松山虚空蔵堂






Flag of Tokai, Ibaraki.svg
東海村旗
Symbol of Tokai Ibaraki.svg
東海村章
村旗:1995年(平成7年)2月28日
村章:1963年(昭和38年)4月1日制定


日本の旗 日本
地方
関東地方
都道府県
茨城県

那珂郡
団体コード
08341-1
法人番号
2000020083411
面積
38.00km2

総人口
37,616
(推計人口、2018年10月1日)
人口密度
990人/km2
隣接自治体
日立市、那珂市、ひたちなか市
村の木
黒松
村の花
スカシユリ
村の鳥
メジロ
東海村役場
村長
[編集]

山田修
所在地
319-1117
茨城県那珂郡東海村東海三丁目7番1号
北緯36度28分22.7秒東経140度33分58秒
東海村役場(写真は旧庁舎)
外部リンク
東海村



東海村位置図




― 市 / ― 町・村






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東海村(とうかいむら)は、茨城県北部の村。那珂郡に属する。




目次






  • 1 概要


  • 2 地勢


  • 3 歴史


    • 3.1 村名の由来


    • 3.2 沿革


    • 3.3 行政区域変遷




  • 4 人口


  • 5 行政


  • 6 産業


  • 7 姉妹都市


  • 8 学校


  • 9 交通


    • 9.1 鉄道


    • 9.2 路線バス


    • 9.3 高速バス


    • 9.4 道路


    • 9.5 港湾




  • 10 東海村を舞台とした作品


  • 11 観光地


  • 12 出身有名人


  • 13 脚注


  • 14 関連項目


  • 15 外部リンク





概要


全国の村では、沖縄県中頭郡読谷村に次いで2番目に人口が多い。また、人口密度も村としては4番目に高く茨城県条例による町制施行要件は満たしている。茨城県内にある村は、本村と稲敷郡美浦村の2村のみである。


日本国内で原子力の火が灯った最初の村である。1957年(昭和32年)に日本原子力研究所(当時)東海研究所が設置され、日本最初の原子炉であるJRR-1が臨界に達して以来、多くの原子力関連施設が集積することとなった。現在も日本原子力研究開発機構、日本原子力発電東海発電所・東海第二発電所など多くの原子力施設が村内に所在し、近隣市町をあわせた、茨城県の太平洋沿岸部は日本の原子力産業の拠点となっている。1999年(平成11年)9月30日には、東海村JCO臨界事故が発生し作業員2人が死亡するなど、様々な影響があった。



地勢


水戸市から北東へ約15kmの距離にあり、東は太平洋に面し、西は那珂市、南はひたちなか市、北は久慈川を境に日立市に接している。常陸台地の北端に位置する一帯で、久慈川の南側と真崎浦、細浦などの低地は沖積層で、水田地帯となっている。一方、台地は洪積層で、畑地と平地林が広がり、東へ緩やかに傾斜したその先端が砂丘となっている。砂丘は現在、防砂林として活用されているほか、日本原子力研究開発機構、日本原子力発電株式会社などの敷地となっている。



歴史



村名の由来


藤田東湖の『正気歌』にある「…卓立東海浜」による。1955年(昭和30年)の発足時の新命名。1948年(昭和23年)には、村松村石神村組合立による東海中学校が設立されており、東海村が成立する前から、当地において「東海」の名称が採用されている。



沿革




  • 平安時代 - 久慈郡に属し、美和郷、神崎郷とよばれた。


  • 1594年(文禄3年) - 豊臣秀吉の検地以後は、那珂郡に属するようになる。


  • 1602年(慶長7年) - 佐竹氏が秋田藩に移り、水戸徳川家の支配下に入る。


  • 1898年(明治31年)4月1日 - 石神駅(現在の東海駅)が開業。


  • 1955年(昭和30年)3月31日 - 町村合併促進法によって村松村と石神村が合併し、東海村が発足[1]


  • 1990年(平成2年)3月1日 - 一部を勝田市に編入(境界変更)。


  • 1999年 (平成11年) 9月30日 - 村内にある株式会社JCOの核燃料加工施設で臨海事故が発生。



行政区域変遷


  • 変遷の年表



















  • 変遷表
































































人口















Demography08341.svg
東海村と全国の年齢別人口分布(2005年)
東海村の年齢・男女別人口分布(2005年)


紫色 ― 東海村
緑色 ― 日本全国



青色 ― 男性
赤色 ― 女性

東海村(に相当する地域)の人口の推移




総務省統計局 国勢調査より


行政




旧 東海村役場


  • 村長 山田修


産業



  • 農業
    • 特産はサツマイモで、イモゾーという愛称のゆるキャラを作るなどPRを前面に押し出している。


  • 原子力産業:電源開発上重要であり、村もその政策で存立している。催し物も原子力関連にまつわるものがある。


原子力産業



  • 独立行政法人 日本原子力研究開発機構(旧日本原子力研究所及び旧核燃料サイクル開発機構が統合)


  • 日本原子力発電

    • 東海発電所

    • 東海第二発電所





姉妹都市



  • アメリカ合衆国の旗 アイダホフォールズ市(アメリカ合衆国 アイダホ州)


学校




  • 大学


    • 東京大学大学院工学系研究科原子力専攻(専門職大学院)


    • 総合研究大学院大学 高エネルギー加速器科学研究科 東海キャンパス




  • 高等学校
    • 茨城県立東海高等学校



  • 中学校

    • 東海村立東海中学校

    • 東海村立東海南中学校




  • 小学校

    • 東海村立石神小学校

    • 東海村立白方小学校

    • 東海村立村松小学校

    • 東海村立舟石川小学校

    • 東海村立中丸小学校

    • 東海村立照沼小学校





交通



鉄道



  • 東日本旅客鉄道

    • 常磐線
      • 東海駅




路線バス


  • 茨城交通


高速バス



  • 東海・勝田 - 東京駅(茨城交通)

  • 水戸・東海 - 仙台駅(茨城交通)

  • 日立・東海・勝田・水戸 - 羽田空港(茨城交通・日立電鉄交通サービス・羽田京急バス)

  • 日立・東海・勝田・水戸 - 成田空港(茨城交通・日立電鉄交通サービス・千葉交通)

  • 日立駅・東海駅・勝田営業所・勝田駅・水戸駅・赤塚駅・石岡BS・つくばセンター - 名古屋駅(茨城交通)



道路




  • 高速道路

    • 常磐自動車道
      • 東海PA/スマートIC




  • 一般国道


    • 国道6号(陸前浜街道)

    • 国道245号




  • 都道府県道

    • 茨城県道31号瓜連馬渡線

    • 茨城県道62号常陸那珂港山方線

    • 茨城県道284号豊岡佐和停車場線

    • 茨城県道285号東海停車場線

    • 茨城県道358号日立東海線





港湾



  • 茨城港常陸那珂港区(中核国際港湾・重要港湾)


東海村を舞台とした作品



  • 「ゴジラ2000 ミレニアム」(1999年)

  • 「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」(2000年)



観光地


  • 村松山虚空蔵堂

  • 「東海十二景」として1991年に選定された以下の各所[3]



1.「稲荷社杉風」(いなりしゃさんぷう)


  • 船場稲荷神社

2.「阿漕ヶ浦夜桜」(あこぎがうらやおう)


  • 阿漕ヶ浦公園

3.石神城春草(いしがみじょうしゅんそう)


  • 石神城址公園

4.白方溜螢影(しらかたためけいえい)


  • 白方公園

5.久慈川河口緑波(くじかわかこうりょくは)


  • 久慈川河口周辺

6.細浦青畝(ほそうらせいほ)


  • 細浦周辺




7.願船寺晩鐘(がんせんじばんしょう)


  • 願船寺

8.冨士社晩霞(ふじしゃばんか)


  • 富士神社

9.如意輪寺秋月(にょいりんじしゅうげつ)


  • 如意輪寺

10.真崎浦夕照(まさきうらせきしょう)


  • 真崎浦

11.住吉社寒霜(すみよししゃかんそう)


  • 住吉神社

12.村松晴嵐(むらまつせいらん)


  • 村松晴嵐の碑(水戸八景のひとつ)





出身有名人




  • 橋本昌(前茨城県知事)


  • 田口洋美(民俗学者)


  • 小林康剛(元サッカー選手、ファジアーノ岡山)


  • 小林久晃(元サッカー選手、サガン鳥栖)


  • 吉村真晴(卓球選手)


  • 村松茂清(和算家、日本で最初に円周率を、数学的に正しく計算した人物)


  • 上野耕平(サクソホン奏者、昭和音楽大学非常勤講師)



脚注





  1. ^ 1955年(昭和30年)3月29日総理府告示第533号「村の廃置分合」


  2. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 8 茨城県』、角川書店、1983年 ISBN 4040010809より


  3. ^ “東海十二景”. 東海村観光協会. 2017年2月6日閲覧。




関連項目



  • 茨城県

  • 那珂郡

  • 東海村JCO臨界事故


  • 東海(様々な「東海」)


  • 東海村 (曖昧さ回避)(その他の「東海村」)


  • 村松軌道 - かつて石神村と村松村を結んでいた鉄道。



外部リンク















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