スティンガーミサイル
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FIM-92 スティンガー(FIM-92 Stinger)は、アメリカのジェネラル・ダイナミクス社が1972年から開発に着手し1981年に採用された携帯式防空ミサイルシステム。「スティンガー」は、英語で「毒針」の意。
目次
1 概要
2 開発
3 原型
3.1 システム構成
3.2 誘導部
4 POST型
5 RMP型
5.1 ブロックI
5.2 ブロックII
6 派生型
6.1 車載型
6.2 空対空型
6.3 艦対空型
7 運用
7.1 採用国
8 諸元
9 登場作品
9.1 映画・テレビドラマ
9.2 アニメ・漫画
9.3 小説
9.4 ゲーム
10 参考文献
11 関連項目
12 外部リンク
概要
FIM-92 スティンガーは、FIM-43 レッドアイ携行地対空ミサイルの後継として1967年に開発が始まったもので、開発においては、どのような状況下でも使用できる全面性と、整備性の向上、敵味方識別装置(IFF)の搭載に主眼が置かれた。
主目標は、低空を比較的低速で飛行するヘリコプター、対地攻撃機、COIN機などであるが、低空飛行中の戦闘機、輸送機、巡航ミサイルなどにも対応できるよう設計されている。このため、誘導方式には高性能な赤外線・紫外線シーカーが採用され、これによって撃ちっ放し能力(発射後の操作が不要な能力)を得ている。
開発
1968年、アメリカ陸軍は世界初の携帯式防空ミサイルシステム(MANPADS)であるFIM-43C レッドアイを配備した。FIM-43Cは熱電効果による冷却措置を備えたPbS焦電式赤外線センサを搭載しており、先行試作型よりも優れた追尾能力を発揮していたものの、全方位交戦能力に欠けており、また、赤外線妨害技術への抗堪性(IRCCM能力)にも問題があった。また、ミサイル本体も3G以上の機動が不可能であるため、機動性も限定的なものであった。
これらの課題を解決するため1967年より、全面的な改良型としてレッドアイ-IIの開発が開始された。1972年3月、レッドアイ-IIはスティンガーと改名され、FIM-92という新しい制式番号を付与された。同年、ジェネラル・ダイナミクス(GD)社が主契約者として生産契約を獲得、1981年には初期作戦能力(IOC)を獲得した。
原型
原型(Stinger Basic)は、1978年-1987年まで生産されていた。
システム構成
システムは、発射機本体と箱型のIFF、BCU(シーカー冷却用のガスとバッテリーを内蔵したユニット)、ミサイル本体から構成されている。ミサイル本体は円形の使い捨ての樹脂製コンテナに収められており、BCUは掌サイズの円筒形で、発射機本体下部の取り付け穴にねじ込んで取り付ける(BCUはシステム全ての電源である)。このため、発射準備は迅速かつ容易に行うことができる。発射時には目視で目標を確認し、その後本体のスイッチを入れ、目標を捕捉する。引き金を引くと、シーカーが冷却され、ミサイル後部のブースター(Launch Motor と呼ぶ)によりコンテナから打ち出され、本体から9-10m離れたところでロケットモーターが点火、超音速まで加速する。
また、発射後の操作は不要で、再発射はミサイルのコンテナとBCUを発射機本体に交換するだけで完了する。なお、使用後のBCUは発電の化学反応でかなり高温になっているので、交換の際は耐熱手袋をはめて行う。
誘導部
アンチモン化インジウム(InSb)フォトダイオードを受光素子とした量子型(冷却型)赤外線センサによる赤外線ホーミング(IRH)誘導方式を採用しており、中波長赤外(MWIR)帯域の検知に対応していることから、全方位交戦能力を備えている。冷却措置はアルゴンガスを冷媒としたジュール=トムソン効果によるものである。
操舵は、前部の4枚のフィンのうち2枚が作動することによって行われ、これらのフィンは後方の4枚とあわせて発射後展張する。
POST型
1977年、GD社は、次世代型スティンガーの開発に着手した。この次世代型スティンガーはスティンガー-POST(Passive Optical Seeker Technique)と呼称され、XFIM-92Bの仮制式番号が付与された。
POST型の最大の改善点は、誘導方式を二波長光波ホーミング(IR/UVH)としたことである。原型では、長波長赤外(LWIR)帯域に対応したInSb型赤外線センサが使用されていたが、POST型では、さらに硫化カドミウム(CdS)素子を導入することで、紫外線領域にも対応した。スキャンはロゼット・パターン方式を使用している。これによって赤外線妨害技術への抗堪性(IRCCM能力)が向上している。
FIM-92Bは、1983年より低率生産に入ったが、原型であるFIM-92Aも並行して生産を継続することとされた。FIM-92A/Bは1987年まで生産を継続し、合計で16,000発以上が生産された。
RMP型
1984年より、最新の脅威に対応できるよう、再プログラミング可能な新しいマイクロプロセッサを導入した改良型の開発が開始された。この改良型はスティンガー-RMP(Reprogrammable Microprocessor)と呼称され、FIM-92Cの制式番号を付与された。
スティンガーの生産は、1987年9月よりFIM-92Cに切り替えられ、アメリカ陸軍は1989年7月より受領を開始した。FIM-92Cはその後、IRCCM能力を強化したFIM-92Dに発展したのち、2002年9月よりFIM-92Gに切り替えられた。
ブロックI
1992年4月、GD社はスティンガー-RMP ブロックIと称される改良型の生産契約を獲得した。同年、GD社のミサイル事業部はヒューズ社に売却され、これに伴って本ミサイルの主契約者もヒューズ社に変更された。ブロックI型はFIM-92Eの制式番号を付与され、1996年より生産を開始した。2001年には、生産は改良型のFIM-92Hに切り替えられた。また、既存のFIM-92DもブロックI仕様に順次アップグレードされ、これはFIM-92Fと呼称された。
ブロックII
1996年より、さらに発展させたスティンガー-RMP ブロックII(通称、アドバンスト・スティンガー)の開発が開始された。ブロックIIでは、AIM-9Xで採用されたのと同様のFPA式赤外線画像誘導(IIR)が導入され、IRCCM能力がさらに増強された。また、射程も8,000m(26,000ft)まで延伸されている。
ブロックIIの開発は技術製造実証開発(EMD)フェーズまで進行したものの、2002年、アメリカ陸軍は、ブロックIIの開発計画に対する財政支援の打ち切りを決定した。
派生型
スティンガーは、基本となるMANPADS型のほか、下記のような派生型がある。これらは、スティンガーの弱点であるバッテリーの持続時間、目標捕捉などを克服したため、非常に有能な兵器である。
車載型
ブラッドレーSFV(Stinger Fighting Vehicle)- M6 ラインバッカー
M1097 アベンジャー防空システム
M163対空自走砲(イスラエル国防軍の独自改良型)- ヴィーゼル2 Ozelot
ゲパルト自走対空砲(左側の35mm機関砲側面に2発搭載)
LAV-AD - LAV-25の車種(アメリカ海兵隊)
M163 マフベト - M163 VADSのイスラエル軍による改修型
空対空型
AIM-92またはATAS(Air to Air Stinger)は、近距離空対空ミサイル版である。ヘリコプターや軽飛行機、無人航空機の自衛用武装として使用される。
初期型であるATAS Block Iは1978年より、原型機をベースとして開発され、1988年より配備に入った。現在では、RMP型をベースに開発されたATAS Block IIに配備は移行している。新型のATAL発射機を使用した場合、ホバリングから136ノットの前進飛行、30ノットでの側面機動、バンク角22度での旋回までの飛行状態で発射することができる。
艦対空型
アメリカ海軍のサイクロン級哨戒艇やドイツ海軍のベルリン級補給艦、エルベ級支援母艦、デンマーク海軍のアブサロン級多目的支援艦など、哨戒艦艇や支援艦艇においては、近接防空ミサイルとして、スティンガーの艦載発射機を搭載する例が少なくない。
また、スティンガーそのものではないが、スティンガーのシーカー部とAIM-9 サイドワインダーの胴体部を基にした近接防空ミサイルとして、RIM-116 RAMが開発・配備されている。
運用
現在、実用化されている携帯型地対空ミサイルの中では最も命中率が良いミサイルとされ、ギネスブックにも掲載されている(2011年79%)。欠点としては、目標を目視で発見しなければいけない点やバッテリーの持続時間(最大45秒)などが挙げられる。目標の捜索のため、上級司令部のレーダーからの情報を受け取るほか、アメリカ陸軍の歩兵旅団戦闘団やアメリカ海兵隊の海兵空地任務部隊のスティンガー部隊においては、可搬式のAN/UPS-3 レーダーが配備されている。
採用国
アフガニスタン
アルバニア
アンゴラ
ボスニア・ヘルツェゴビナ
ボツワナ
ブルガリア
カンボジア
チェコ
チリ
デンマーク
アルジェリア
エジプト
ドイツ
ギリシャ
クロアチア
イスラエル
イタリア
イラク
日本
- 現在は91式携帯地対空誘導弾に更新。
中華民国(台湾)
海軍陸戦隊で使用。
韓国
- 現在はKP-SAM 神弓およびミストラルに更新。
ラトビア
リトアニア
モザンビーク
ミャンマー
オランダ
ナイジェリア
ニカラグア
ノルウェー
モロッコ
パキスタン
ポルトガル
スロベニア
スイス
サハラ・アラブ民主共和国
タイ
トルコ
イギリス
ベトナム
アメリカ合衆国
- コントラ
- ムジャヒディン
- 民主カンプチア連合政府
ソビエト連邦のアフガニスタン侵攻(1978年-1989年)では、ソ連と敵対するムジャーヒディーンに対して非公式であるが供与され、Mi-24などの重武装ヘリを撃墜できたことから、一躍その性能を世間に顕した。アメリカ軍によるアフガニスタンのアルカーイダ掃討作戦の際にはこれの存在が脅威となるという説があったが、バッテリーや冷却ガスの供給やメンテナンスの行き届かぬ環境下で約10年が経過しており、稼働状態にあるものはほとんど残っていなかったと考えられる。また、ホワイトハウスにも設置されているとの説もある[要出典]。
諸元
FIM-92A (原型) | FIM-92B (POST型) | FIM-92C (RMP型) | |
---|---|---|---|
直径 | 7.0cm(2.75in) | ||
全長 | 1.5m(5ft) | ||
全幅 | 9.14cm(3.6in) | ||
弾体重量 | 5.68kg(12.5lbs) | ||
システム重量 | 15.66kg(34.5lbs)(ミサイル含む) | ||
推進方式 | Mk.27固体燃料ロケット | ||
誘導方式 | 赤外線ホーミング(IRH) | 二波長光波ホーミング(IR/UVH) | |
有効射程 | 4,000m | 4,800m | |
有効射高 | 3,500m | 3,800m | |
飛翔速度 | M2.2+ |
- 信管:貫通衝撃信管
- 最大捕捉可能距離:15km(10miles)
- 必要人員:2名
- 価格:38,000USドル/1ユニット
登場作品
映画・テレビドラマ
- 『アパッチ』
- 終盤、AH-64 アパッチに搭載されているものが取り外され個人で使用される。
- 『ウルトラマンパワード』
- 第1話にて、W.I.N.R.のリック・サンダース隊員が、バルタン星人に対して使用する。
- 『エンド・オブ・キングダム』
テロリストがロンドン脱出の為に大統領が乗ったマリーンワンを撃墜するのに使用し随伴機を含めVH-60 プレジデントホーク全機を撃墜する。- 『ダウン』
- 『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』
ムジャーヒディーンがソ連空軍のMi-24 ハインドに対して発射し、3機を撃墜する。- 『沈黙の戦艦』
アイオワ級戦艦「ミズーリ」を占拠したテロリストたちが、Navy SEALsを乗せて接近してくるCH-46 シーナイトと護衛機のAH-64に対して発射する。- 『トゥルーライズ』
核弾頭を運ぶ「真紅のジハード」が、飛来するアメリカ海兵隊のAV-8B ハリアーIIに向けて発射するが、バックブラストを考えず発射したため、後ろに居た仲間を吹き飛ばしてしまう。- 『ネイビー・シールズ』
レバノンの武装勢力が使用する。中盤、主人公らが手榴弾で破壊しようと試みるも失敗に終わる。- しかし、終盤、ほとんどのスティンガーミサイルを破壊されM1919を搭載したトラックで追ってきた武装勢力を、逆にこちらのスティンガーミサイルで破壊する。
アニメ・漫画
- 『Cat Shit One'80』
- 『Fate/Zero』
- アニメ版第19話で衛宮切嗣が使用。
- 『FUTURE WAR 198X年』
西ドイツリーンベルゲン地方の空軍基地に配備されており、ソ連特殊部隊を乗せて飛来したAn-12を撃墜する。中盤の東西ドイツ国境での戦車戦では、NATO軍がワルシャワ条約機構軍のシュトゥルモヴィークを撃墜するのに使用。- 『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』
- アニメ版第24話でクゼと難民達が使用。
- 『ゴルゴ13』
ビッグコミック連載版の第339話「スティンガー」と第418話「装甲兵SDR2」に登場。いずれも主人公、ゴルゴ13と敵対する側が使い、後者ではゴルゴ13が逃走に使った軽飛行機を損傷させ、不時着へと追い込む。また、アニメ第21話「ガリンペイロ」ではゴルゴ13が使用し、ヘリコプター数機を撃墜する。- 『絶園のテンペスト』
- 『続・戦国自衛隊』
アメリカ海兵隊が使うAH-64D アパッチ・ロングボウに搭載されているほか、大阪城での戦いにおいて、自衛隊員がアメリカ海兵隊からの鹵獲品を使い、AV-8B ハリアーIIを撃墜する。- 『ひなろじ ~from Luck & Logic~』
- アニメ第3話で神楽静葉が使用。
- 『マンモス』
- 主人公と敵対する傭兵が使用するが、全て人に向けて使用する。
- 『ヨルムンガンド』
- CCAT社のカリー社長が東ヨーロッパ中から中古の発射機、新品の弾体をかき集めてロシア某国の山岳兵へ納入する。
小説
- 『とある魔術の禁書目録』
- 木原一族の木原数多が神の右席の前方のヴェントに対して使用するが、魔術を使用していたヴェントには効果はなかった。
- 『ゼロの迎撃』
陸上自衛隊第4対戦車ヘリコプター隊所属のAH-64Dが、ハイジャックされた貨物機を撃墜するために使用。
ゲーム
- 『ARMA 2』
- 『Armed Assault』
- 『Just Cause』
- 『Operation Flashpointシリーズ』
- 『OFP:CWC』
アメリカ軍陣営の対空ミサイル手兵科で使用可能な地対空ミサイルとして「AA Launcher」の名称で登場する。- 『OFP:DR』
アメリカ海兵隊陣営で使用可能な地対空ミサイルとしてAN/PVS-4を搭載したものが登場するほか、AH-6J リトルバードの武装として搭載されている。
- 『Wargame Red Dragon』
NATO陣営のアメリカ軍デッキ、自衛隊デッキで使用可能な対空兵器として登場する。アメリカ軍デッキにはA型とC型が、自衛隊デッキにはA型のみ登場する。- 『WarRock』
- 『エースコンバット アサルト・ホライゾン』
- SRNやNRFが使用。ロシア軍が兵器を横流ししているため、反政府ゲリラに過ぎないSRNが地対空ミサイルや戦闘機などの似つかわしくない装備を使用している。
- 『オペレーションゴースト』
- ミッション4・ファイナルミッションで登場。前者はウイルスミサイル弾頭積載のトレーラーを追跡中、4機の敵攻撃ヘリコプターを撃墜するために使用。後者はラスボスが乗るヘリコプターを撃墜にするために使用する(ゲーム内では最高難易度)。
- 『グランド・セフト・オートV』
- 「ホーミングランチャー」の名称で登場する。
- 『コール オブ デューティシリーズ』
- 『CoD4』
- ミッション「狩られしもの」にて、道中の納屋に置いてあり、ロシア超国家主義派のMi-8 ヒップを撃墜することになる。
- 『CoD:MW2』
- キャンペーンのところどころに登場し、敵軍のヘリを撃墜することになる。
- 『CoD:MW3』
- キャンペーンでは使用できず、マルチプレイでのみ使用可能。性能は前作に準じ、航空機のみにしかロックオンできない。しかし、キャンペーンではAct I「Persona non Grata」でのみ、ロシア超国家主義派が外見がAT4のスティンガーミサイルを使用する。
- 『CoD:BO2』
- キャンペーンで使用可能。作中では対地攻撃にも使用でき、敵のBTR-60やMi-24 ハインドなどを破壊するために使用する。
- 『バトルフィールドシリーズ』
- 『BF2』
- 2連装の固定型のほか、M6 ラインバッカーに4連装の箱型ランチャーが搭載されて登場する。
- 『BF2MC』
- 固定型が登場する。
- 『BF3』
工兵の装備として通常の携行型のほか、LAV-ADに車載型が、AH-6Jにも搭載されて登場する。赤外線を発するものになら何でも当てられる実物と違い、敵の航空機・ヘリ・MAVにしかロックオンできない対空専門装備。- 『BF4』
- 工兵の装備として登場。戦闘機やヘリコプターに対してしか使用できない。何故かロシア軍や中国軍も使用できる。旧型であるため、フレアを射出されると弾道を逸らされてしまう。
- 『BFH』
- 『マーセナリーズ』
- 「AAランチャー」の名称で地対空型が登場するほか、国連軍が使用するAH-64D アパッチ・ロングボウ(作中での名称は「YAH-56」)と韓国軍が使用するRAH-66 コマンチ(作中での名称は「LHX」)に空対空型が搭載されて登場する。
- 『マーセナリーズ2 ワールド イン フレームス』
- 「対空ミサイル」の名称で登場し、連合軍、ベネズエラ軍(ソラーノ軍)、中国軍(アジアン軍)、海賊が使用する。
- 『メタルギアシリーズ』
- 『MG2』
- 『MGS』
- 『MGS2』
- プラント編にのみ登場するが、ここで登場するスティンガーは旧型であるため、敵のAV-8B ハリアーIIと交戦時に、AV-8Bが射出する囮のフレアまでロックオンしてしまう。
- 『MGS4』
- 『MGSPW』や『MGSV』と違い、目標に着弾するまで照準を合わせておかないと誘導しなくなる。
- 『MGSPW』
- スティンガーがまだ開発中で実戦配備されていない1974年を舞台とするが、登場する(実戦配備前であるため、名称は「XFIM-92」となっている)。
- 『MGSV』
- 「Honey Bee」という名称で登場。ソ連のアフガニスタン侵攻の際にアメリカがムジャーヒディーンに極秘裏に供与したが、突如供与した部隊が全滅、部隊の本拠地だった砦はソ連軍に占拠されてしまい、ソ連軍に機密を奪われるのを避けるためにCIAがスネークらに回収を依頼する。プレイヤーの行動によってはソ連兵も使用するようになる(ソ連軍曰く「アメリカがゲリラに供与した携行型対空ミサイルと同程度の性能のミサイルの開発に成功」とのこと)。
参考文献
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- Andreas Parsch (2005年2月14日). “Directory of U.S. Military Rockets and Missiles - FIM-92” (英語). 2011年6月20日閲覧。
- John Lyons, Duncan Long, and Richard Chait (2006年7月). “Critical Technology Events in the Development of the Stinger and Javelin Missile Systems (PDF)” (英語). 2011年6月20日閲覧。
関連項目
- 携帯式地対空ミサイル
- 携帯式防空ミサイルシステム
FIM-43 レッドアイ - 旧来機種
9K38 イグラ - ロシア製のライバル品- 91式携帯地対空誘導弾
- レッドストーン兵器廠
- アフガニスタンの軍事
- アメリカ合衆国のミサイル一覧
外部リンク
- Defense Update
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