日本の外国人

Multi tool use
日本の外国人(にほんのがいこくじん、にっぽんのがいこくじん)では、日本に滞在する外国人について解説する。
目次
1 日本における「外国人」の定義
2 外国人入国者及び外国人登録者と在留外国人数
2.1 日本における国籍別外国人登録者・在留外国人数
3 外国人子弟教育
3.1 保育所・託児所
3.2 初等・中等・高等・民族教育
3.2.1 日本の学校に通う者
3.2.2 外国人学校・無認可校に通う者
3.2.3 不就学
4 日本における外国人問題
4.1 入管プロジェクトと不法滞在者
4.1.1 密出国
4.2 不当差別と指摘するものが多い例
4.2.1 浜松宝石店入店拒否事件
4.2.2 小樽温泉入浴拒否問題
4.3 難民
4.4 評価
5 外国人の人身売買問題
6 外国人に対する法規制
6.1 公務への関与
6.2 権利能力の制限
6.3 入管法上の在留管理制度
7 参照資料
8 関連項目
9 外部リンク
日本における「外国人」の定義
日本において適用される「外国人」の定義は必ずしも統一されておらず、法令により若干の違いがある。
出入国管理及び難民認定法(入管法)の適用における「外国人」の定義については、同法第2条で「日本の国籍を有しない者」と規定されている。
外国人登録法の適用における「外国人」の定義については、同法第2条で「日本の国籍を有しない者のうち、出入国管理及び難民認定法の規定による仮上陸の許可、寄港地上陸の許可、通過上陸の許可、乗員上陸の許可、緊急上陸の許可及び遭難による上陸の許可を受けた者以外の者」とされていた。この場合の「受けた者」の行政上の解釈については、単に「その許可を受けた者」ではなく「その許可を受け現にその有効期間内にあるもの」とされているため、それらの許可を受けたあと日本国内で逃亡するなどして許可の期限が経過し不法残留となった場合(例:72時間の寄港地上陸許可を受けて当該時間内に出国しなかった者など)は、その時点から当該第2条の除外対象でなくなり、外国人登録法上の「外国人」に含まれることとなる。なお、同法は2012年(平成24年)に廃止された。
日本の法令・行政上は多重国籍者であっても、その中の一つに日本国籍を持っていれば日本人として扱われる(例:アルベルト・フジモリ)。一方、いかなる国の国籍も持たない無国籍者は外国人とみなされる(例:就籍するまでのフジコ・ヘミング)。一方、無国籍者同士の間に産まれた子供には国籍法に基づき、自動的に日本国籍が与えられ、日本人として扱われる。
永住の在留資格等を持ち日本に定着居住している外国人(在日韓国・朝鮮人、在日中国人、在日台湾人、在日ブラジル人、在日フィリピン人、在日ペルー人等)を「在日外国人」(英:resident aliens)と言う。短期滞在者(在日米軍関係者、在留資格を持たない者を含む)を「来日外国人」(英:visiting aliens)と言う。
外国人入国者及び外国人登録者と在留外国人数

主要五カ国の国籍別外国人登録者・在留外国人数の推移

主要国・地域別在日外国人年齢性別分布。

2017年末における出身国別在日外国人。
法務省入国管理局の統計[1]によると、平成29年(2017年)末の外国人入国者数は、2,742万8,782人となった。
平成29年(2017年)末の在留外国人数は、256万9,026人であった[2]。
人口ピラミッド 2017[3] | ||||
% |
男性 |
年齢 |
女性 |
% |
0.19 |
85+ |
0.49 |
||
0.29 |
80–84 |
0.44 |
||
0.58 |
75–79 |
0.78 |
||
0.78 |
70–74 |
1.02 |
||
1.31 |
65–69 |
1.36 |
||
1.36 |
60–64 |
1.85 |
||
1.80 |
55–59 |
2.53 |
||
2.53 |
50–54 |
3.64 |
||
2.96 |
45–49 |
4.76 |
||
3.30 |
40–44 |
4.62 |
||
4.28 |
35–39 |
5.39 |
||
5.54 |
30–34 |
5.73 |
||
7.63 |
25–29 |
6.51 |
||
8.07 |
20–24 |
6.90 |
||
2.38 |
15–19 |
2.38 |
||
1.21 |
10–14 |
1.21 |
||
1.51 |
5–9 |
1.51 |
||
1.0 |
0–4 |
1.80 |
- 日本の在留外国人の出身国名には、名前が似ていて重複してしまうなど、ごく一部の例外(「ドミニカ共和国」と「ドミニカ国」等)を除き「王国」、「共和国」などの政体を用いた正式国名表記は使われない。上表の国籍表示(「韓国・朝鮮」及び「その他」を除く)は法務省入国管理局が用いる当該略称方式に基づく。「韓国・朝鮮」については統計ではこのように取りまとめた表記も用いられるが、個々の外国人登録原票・外国人登録証明書ではそれぞれ「韓国」又は「朝鮮」と表示される。
- 上表の「中国」には、香港及び澳門両特別行政区発行の旅券を所持する者のほか、中華民国旅券(台湾の旅券)を所持する者も含まれていたが、2012年以降、中華民国旅券保有者は台湾人として別の区分けとなっている。これらの地域については上記のように単に「中国」に取りまとめる場合のほか、それぞれ「中国(香港)」、「中国(その他)」、「中国(台湾)」(2011年まで)などに細分化して表示する場合もある。
- 日本の外国人登録法(廃止)では、登録に用いる外国籍(無国籍含む)は一つに限られており、多重国籍者の場合は現に登録に用いられた国籍に基づいて分類・計上される。
在留の資格 |
人数 |
構成比 |
上位3カ国 |
---|---|---|---|
一般永住者 |
749,191 |
29.2 |
中国 29%-フィリピン 17%-ブラジル 15% |
特別永住者 |
329,822 |
12.9 |
韓国 89%-朝鮮 9%-台湾 0.3% |
留学 |
311,505 |
12.2 |
中国 39%-ベトナム 23%-ネパール 8% |
技能実習(以下5つの合計) |
274,233 |
10.7 |
ベトナム 45%-中国 28%-フィリピン 10% |
技能実習1号イ |
5,971 |
0.2 |
中国 23%-フィリピン 20%-ベトナム 19% |
技能実習1号ロ |
118,101 |
4.6 |
ベトナム 48%-中国 26%-フィリピン 9% |
技能実習2号イ |
3,424 |
0.1 |
中国 34%-ベトナム 24%-フィリピン 16% |
技能実習2号ロ |
146,729 |
5.7 |
ベトナム 43%-中国 30%-フィリピン 10% |
技能実習3号ロ |
8 |
0.0 |
ベトナム 100% |
定住者 |
179,834 |
7.0 |
ブラジル 31%-フィリピン 27%-中国 15% |
技術・人文知識・国際業務 |
189,273 |
7.4 |
中国 39%-ベナム 11%-韓国 11% |
家族滞在 |
166,561 |
6.5 |
中国 45%-ネパール 13%-韓国 7% |
日本人の配偶者等 |
140,839 |
5.4 |
中国 22%-フィリピン 18%-ブラジル 11% |
特定活動 |
64,776 |
2.5 |
中国 16%-フィリピン 13%-ベトナム 8% |
技能 |
39,756 |
1.5 |
中国 39%-ネパール 32%-インド 12% |
永住者の配偶者等 |
30,972 |
1.3 |
中国 42%-フィリピン 15%-ブラジル 9% |
経営・管理 |
24,033 |
0.9 |
中国 51%-韓国 12%-ネパール 5% |
企業内転勤 |
15,772 |
0.6 |
中国 35%-韓国 10%-フィリピン 7% |
教育 |
11,524 |
0.4 |
米国 50%-英国 10%-カナダ 8% |
教授 |
7,403 |
0.2 |
中国 19%- 米国 13%-韓国 12% |
宗教 |
4,402 |
0.1 |
米国 36%- 韓国 20%-フィリピン 5% |
研修 |
1,460 |
0.0 |
ベトナム 16%-中国 14%-タイ 13% |
高度専門職1号イ |
1,194 |
0.0 |
中国 48%-韓国 5%-インド4% |
高度専門職1号ロ |
2,813 |
0.2 |
中国 71%-インド 4% -米国 3% |
高度専門職1号ハ |
257 |
0.0 |
中国 36%-米国 18%-韓国 8% |
高度専門職2号 |
171 |
0.0 |
中国 78%-台湾 5%-インド 3% |
文化活動 |
2,859 |
0.1 |
中国 35%-韓国 8%-米国 6% |
興行 |
2,094 |
0.0 |
フィリピン 23%- 米国 17%-韓国 12% |
研究 |
1,6 |
0.0 |
中国 26%-韓国 9%-インド 8% |
医療 |
1,342 |
0.1 |
中国 78%-韓国 8%-インドネシア 6% |
芸術 |
426 |
0.0 |
米国 17%-中国 13%-アルゼンチン 12% |
報道 |
236 |
0.0 |
韓国 19%-中国 18%-米国 11% |
法律・会計業務 |
147 |
0.0 |
米国 45%-英国 13%-オーストラリア 10% |
介護 |
18 |
0.0 |
ベトナム 38%-中国 22% -ネパール 22% |
合計 |
2,561,848 |
100 |
中国 28%-韓国 17%-ベトナム 10% |
- 「特別永住者」とは、1991年(平成3年)11月1日、「日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法」(入管特例法)の施行により、第二次世界大戦終結の1945年(昭和20年)9月2日以前から引き続き日本に居住している平和条約国籍離脱者(韓国・朝鮮人及び台湾人)とそれらの人たちの子孫を対象に定められた在留の資格である。
- 特別永住者はその活動においてほとんど制限がなく日本に永住できる。
- 日本から一時的に出国して戻ってくる場合に必要となる再入国許可の有効期間が4年間(事情によっては1年間延長可能で計5年。特別永住者以外の在留外国人は最長で3年間プラス1年の計4年)となり、この期間を通して日本国外に滞在でき、数次有効の再入国許可を取得すれば何回でも出入国できる。ただし、この有効期間内に再入国しないと、特別永住者の資格が直近の出国時に溯って消滅する。
退去強制事由も4項目に限定(特別永住者以外の外国人は24項目)され、たとえば7年超(前同1年超)の懲役または禁錮に処せられた者で法務大臣が認定した者などと緩和されている。- 特別永住者の子孫も、日本で出生し所定の手続をした場合は特別永住者となる。
日本における国籍別外国人登録者・在留外国人数
2000年代中盤まで増え続けていた各国外国人数も、2009年(平成21年)以降は一部の国を除き増加数は減少に転じている国が多い。これは、南米の日系人労働者の減少に代表する不況要因以外にもビザ発給の厳格化が行われた。例えば、1990年代初めはビザが免除されていたイラン人やパキスタン人へのビザ義務化や2006年(平成18年に施行された興行ビザの発給制限により、東南アジアや東ヨーロッパ系の女性が減少したことなどがあげられる。そのビザの厳格化による出入国管理の厳格化の影響も大きい。1990年代は南米日系人やイラン人などの増加が著しかったが、2001年(平成13年)、21世紀に入ってからは中国人の増加が著しく、2000年(平成12年)から2010年(平成22年)までに増加した外国人数約44万人のうち、35万人が中国人である。1990年(平成2年)から2000年(平成12年)までの増加数は約70万人であったが、そのうち中国人の増加数は20万人程度であったのに比べると、中国人以外の外国人はそれほど増加していないのが分かる。
その後、2011年(平成23年)に起きた東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)・福島第一原子力発電所事故等の影響を受けてさらに減少傾向にあったが、2017年(平成29年)には256万人と過去最高の在日外国人数を記録した。これは、これまでもずっと増加のけん引役であった中国に加えて、ベトナム、フィリピン、ネパールといった東南アジア、南アジアの一部の国の急増が増加数の大半占めているからであり、そこには留学生や外国人実習生の増加分が大きく反映されている。その他の多くの国は微増程度にとどまっているのが現状で、南米や東欧、アフリカといった地域でも急増を示していた1990年代から2000年代半ばにかけての増加数・増加率と比べても低調なままである。2010(平成22)~2015(平成27)年の5年間の外国人増加数を10年として見た場合、1990(平成2)~2000(平成12)年の10年間の3分の1以下となっている。なお、2012年(平成24年)の外国人登録法の廃止により、それを境に統計方法が異なっている事や帰化した人数は含まれてない事を考えると単純比較はできない。
2017年、経済協力開発機構(OECD)が集計したところによると、日本への移住者(90日以上滞在予定)数は43万人となっており、これはドイツ(172万人)、アメリカ合衆国(118万人)、イギリス(45万人)に次ぐ数で、日本は第4位に位置する[5][6]。2018年6月末の時点での在留外国人の数は、263万7251人(速報値)となっており、これは2017年12月から7万5403人増加している。この人数は、統計を取り始めた1959年以降、最高となっている。また、日本の総人口、約1億2659万人の約2%が外国人となる計算である[7]。20歳台では、日本の外国人の割合は、5.8%ほどとなり、東京都の20歳台では10人に1人が外国人となっている[8]。2017年、日本の外国人は17万人が増加した一方、日本人(日本国籍保有者)の人口は37万人減少しており、外国人の増加は、日本の総人口の減少をなだらかなものにしている[9]。
出身国 |
2017 平成29 |
2016 平成28 |
2015 平成27 |
2010 平成22 |
2000 平成12 |
1990 平成2 |
1980 昭和55 |
増減数 2010 平成22 - 2015 平成27 |
増減数 2000 平成12 - 2010 平成22 |
増減数 1990 平成2 - 2000 平成12 |
関連項目 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() |
7005730890000000000♠730,890 |
7005695522000000000♠695,522 |
7005665847000000000♠665,847 |
7005687156000000000♠687,156 |
7005335575000000000♠335,575 |
7005137499000000000♠137,499 |
7004528960000000000♠52,896 |
2995786910000000000♠−21,309 |
7005351581000000000♠351,581 |
7005198076000000000♠198,076 |
在日中国人・在日台湾人 |
![]() |
7005450663000000000♠450,663 |
7005453096000000000♠453,096 |
7005457772000000000♠457,772 |
7005565989000000000♠565,989 |
7005635269000000000♠635,269 |
7005681838000000000♠681,838 |
7005664536000000000♠664,536 |
2994891783000000000♠−108,217 |
2995307200000000000♠−69,280 |
2995534310000000000♠−46,569 |
在日韓国・朝鮮人 |
![]() |
7005262405000000000♠262,405 |
7005199990000000000♠199,990 |
7005146956000000000♠146,956 |
7004417810000000000♠41,781 |
7004169080000000000♠16,908 |
7003631600000000000♠6,316 |
7003274200000000000♠2,742 |
7005105175000000000♠105,175 |
7004248730000000000♠24,873 |
7004105920000000000♠10,592 |
在日ベトナム人 |
![]() |
7005260553000000000♠260,553 |
7005243662000000000♠243,662 |
7005229595000000000♠229,595 |
7005210181000000000♠210,181 |
7005144871000000000♠144,871 |
7004389250000000000♠38,925 |
7003554700000000000♠5,547 |
7004194140000000000♠19,414 |
7004653100000000000♠65,310 |
7005105946000000000♠105,946 |
在日フィリピン人 |
![]() |
7005191362000000000♠191,362 |
7005180923000000000♠180,923 |
7005173437000000000♠173,437 |
7005230552000000000♠230,552 |
7005254394000000000♠254,394 |
7004142580000000000♠14,258 |
7003149200000000000♠1,492 |
2995428850000000000♠−57,115 |
2995761580000000000♠−23,842 |
7005240136000000000♠240,136 |
在日ブラジル人 |
![]() |
7004800380000000000♠80,038 |
7004674700000000000♠67,470 |
7004547750000000000♠54,775 |
7004175250000000000♠17,525 |
7003364900000000000♠3,649 |
7002399000000000000♠399 |
7004372500000000000♠37,250 |
7004138760000000000♠13,876 |
7003325000000000000♠3,250 |
在日ネパール人 |
|
![]() |
7004567240000000000♠56,724 |
7004527680000000000♠52,768 |
7004487230000000000♠48,723 |
7004487230000000000♠48,723 |
在日台湾人 |
||||||
![]() |
7004557130000000000♠55,713 |
7004537050000000000♠53,705 |
7004522710000000000♠52,271 |
7004506670000000000♠50,667 |
7004448560000000000♠44,856 |
7004349000000000000♠34,900 |
7004224010000000000♠22,401 |
7003160400000000000♠1,604 |
7003581100000000000♠5,811 |
7003995600000000000♠9,956 |
在日アメリカ人 |
![]() |
7004501790000000000♠50,179 |
7004476470000000000♠47,647 |
7004453790000000000♠45,379 |
7004412790000000000♠41,279 |
7004292890000000000♠29,289 |
7003554200000000000♠5,542 |
7003127600000000000♠1,276 |
7003410000000000000♠4,100 |
7004119900000000000♠11,990 |
7004237470000000000♠23,747 |
在日タイ人 |
![]() |
7004499820000000000♠49,982 |
7004428500000000000♠42,850 |
7004359100000000000♠35,910 |
7004248950000000000♠24,895 |
7004250970000000000♠25,097 |
7003278100000000000♠2,781 |
7003144800000000000♠1,448 |
7004110150000000000♠11,015 |
7003554900000000000♠5,549 |
7004165650000000000♠16,565 |
在日インドネシア人 |
![]() |
7004479720000000000♠47,972 |
7004477400000000000♠47,740 |
7004477210000000000♠47,721 |
7004546360000000000♠54,636 |
7004461710000000000♠46,171 |
7003412100000000000♠4,121 |
7002348000000000000♠348 |
2996308500000000000♠−6,915 |
7003846500000000000♠8,465 |
7004420500000000000♠42,050 |
在日ペルー人 |
![]() |
7004316890000000000♠31,689 |
7004286670000000000♠28,667 |
7004262440000000000♠26,244 |
7004224970000000000♠22,497 |
7004100640000000000♠10,064 |
7003292600000000000♠2,926 |
7003194400000000000♠1,944 |
7003374700000000000♠3,747 |
7004124330000000000♠12,433 |
7003713800000000000♠7,138 |
在日インド人 |
朝鮮[14] |
7004308590000000000♠30,859 |
7004324610000000000♠32,461 |
7004339390000000000♠33,939 |
7004339390000000000♠33,939 |
在日韓国・朝鮮人 |
||||||
![]() |
7004233480000000000♠23,348 |
7004173460000000000♠17,346 |
7004131520000000000♠13,152 |
7003909700000000000♠9,097 |
7003565500000000000♠5,655 |
7003106400000000000♠1,064 |
7002268000000000000♠268 |
7003405500000000000♠4,055 |
7003344200000000000♠3,442 |
7003459100000000000♠4,591 |
在日スリランカ人 |
![]() |
7004225190000000000♠22,519 |
7004177750000000000♠17,775 |
7004137370000000000♠13,737 |
7003857700000000000♠8,577 |
7003485100000000000♠4,851 |
7002894000000000000♠894 |
7003516000000000000♠5,160 |
7003372600000000000♠3,726 |
7003395700000000000♠3,957 |
在日ミャンマー人 |
|
![]() |
7004172000000000000♠17,200 |
7004164540000000000♠16,454 |
7004158260000000000♠15,826 |
7004160440000000000♠16,044 |
7004165250000000000♠16,525 |
7003927200000000000♠9,272 |
7003495600000000000♠4,956 |
2997782000000000000♠−218 |
2997519000000000000♠−481 |
7003725300000000000♠7,253 |
在日イギリス人 |
![]() |
7004150690000000000♠15,069 |
7004137520000000000♠13,752 |
7004127080000000000♠12,708 |
7004102990000000000♠10,299 |
7003749800000000000♠7,498 |
7003187500000000000♠1,875 |
7002437000000000000♠437 |
7003240900000000000♠2,409 |
7003280100000000000♠2,801 |
7003562300000000000♠5,623 |
在日パキスタン人 |
![]() |
7004141440000000000♠14,144 |
7004123740000000000♠12,374 |
7004108350000000000♠10,835 |
7004101750000000000♠10,175 |
7003717600000000000♠7,176 |
7003220500000000000♠2,205 |
7002260000000000000♠260 |
7002660000000000000♠660 |
7003291200000000000♠2,912 |
7003497100000000000♠4,971 |
在日バングラデシュ人 |
![]() |
7004125030000000000♠12,503 |
7004116400000000000♠11,640 |
7004106720000000000♠10,672 |
7003906000000000000♠9,060 |
7003537100000000000♠5,371 |
7003288100000000000♠2,881 |
7003181800000000000♠1,818 |
7003161200000000000♠1,612 |
7003368900000000000♠3,689 |
7003249000000000000♠2,490 |
在日フランス人 |
![]() |
7004107190000000000♠10,719 |
7003836700000000000♠8,367 |
7003611100000000000♠6,111 |
7003268300000000000♠2,683 |
7003176100000000000♠1,761 |
7003114800000000000♠1,148 |
7002164000000000000♠164 |
7003342800000000000♠3,428 |
7002922000000000000♠922 |
7002613000000000000♠613 |
|
![]() |
7004106710000000000♠10,671 |
7004103870000000000♠10,387 |
7003984300000000000♠9,843 |
7003975600000000000♠9,756 |
7003918800000000000♠9,188 |
7003307300000000000♠3,073 |
7003111700000000000♠1,117 |
7001870000000000000♠87 |
7002568000000000000♠568 |
7003611500000000000♠6,115 |
在日オーストラリア人 |
![]() |
7004102820000000000♠10,282 |
7004100340000000000♠10,034 |
7003953800000000000♠9,538 |
7003999500000000000♠9,995 |
7004100880000000000♠10,088 |
7003417200000000000♠4,172 |
7003169800000000000♠1,698 |
2997543000000000000♠−457 |
2998070000000000000♠−93 |
7003591600000000000♠5,916 |
|
![]() |
7003963800000000000♠9,638 |
7003908400000000000♠9,084 |
7003873800000000000♠8,738 |
7003836400000000000♠8,364 |
7003838600000000000♠8,386 |
7003430900000000000♠4,309 |
7002744000000000000♠744 |
7002374000000000000♠374 |
2998780000000000000♠−22 |
7003407700000000000♠4,077 |
|
![]() |
7003914400000000000♠9,144 |
7003763600000000000♠7,636 |
7003659000000000000♠6,590 |
7003494900000000000♠4,949 |
7003120900000000000♠1,209 |
7001230000000000000♠23 |
7003164100000000000♠1,641 |
7003363200000000000♠3,632 |
7003118600000000000♠1,186 |
在日モンゴル人 |
|
![]() |
7003867200000000000♠8,672 |
7003830600000000000♠8,306 |
7003809200000000000♠8,092 |
7003781400000000000♠7,814 |
7003489300000000000♠4,893 |
7002340000000000000♠340 |
7002345000000000000♠345 |
7002278000000000000♠278 |
7003292100000000000♠2,921 |
7003455300000000000♠4,553 |
在日ロシア人 |
![]() |
7003713200000000000♠7,132 |
7003677300000000000♠6,773 |
7003633600000000000♠6,336 |
7003597100000000000♠5,971 |
7003429500000000000♠4,295 |
7003341000000000000♠3,410 |
7003280000000000000♠2,800 |
7002365000000000000♠365 |
7003167600000000000♠1,676 |
7002885000000000000♠885 |
在日ドイツ人 |
![]() |
7003575100000000000♠5,751 |
7003555000000000000♠5,550 |
7003541200000000000♠5,412 |
7003572000000000000♠5,720 |
7003391500000000000♠3,915 |
7002238000000000000♠238 |
2997692000000000000♠−308 |
7003180500000000000♠1,805 |
7003367700000000000♠3,677 |
||
![]() |
7003550200000000000♠5,502 |
7003464800000000000♠4,648 |
7003415700000000000♠4,157 |
7003254700000000000♠2,547 |
7003142400000000000♠1,424 |
7002190000000000000♠190 |
7003161000000000000♠1,610 |
7003112300000000000♠1,123 |
7003123400000000000♠1,234 |
在日トルコ人・在日クルド人 |
|
![]() |
7003414700000000000♠4,147 |
7003382400000000000♠3,824 |
7003353600000000000♠3,536 |
7003273100000000000♠2,731 |
7003157900000000000♠1,579 |
7002890000000000000♠890 |
7002744000000000000♠744 |
7002805000000000000♠805 |
7003115200000000000♠1,152 |
7002689000000000000♠689 |
|
![]() |
7003403700000000000♠4,037 |
7003399900000000000♠3,999 |
7003399600000000000♠3,996 |
7003484100000000000♠4,841 |
7003616700000000000♠6,167 |
7002988000000000000♠988 |
7002235000000000000♠235 |
2997155000000000000♠−845 |
2996867400000000000♠−1,326 |
7003517900000000000♠5,179 |
在日イラン人 |
![]() |
7003335300000000000♠3,353 |
7003323900000000000♠3,239 |
7003315200000000000♠3,152 |
7003325000000000000♠3,250 |
7003326400000000000♠3,264 |
7002967000000000000♠967 |
7002386000000000000♠386 |
2998020000000000000♠−98 |
2998860000000000000♠−14 |
7003229700000000000♠2,297 |
|
![]() |
7003303700000000000♠3,037 |
7003275000000000000♠2,750 |
7003249500000000000♠2,495 |
7003190700000000000♠1,907 |
7003133800000000000♠1,338 |
7002827000000000000♠827 |
7002666000000000000♠666 |
7002588000000000000♠588 |
7002569000000000000♠569 |
7002511000000000000♠511 |
|
![]() |
7003297800000000000♠2,978 |
7003288800000000000♠2,888 |
7003263900000000000♠2,639 |
7003114800000000000♠1,148 |
7002430000000000000♠430 |
7003149100000000000♠1,491 |
7002718000000000000♠718 |
在日アフガニスタン人 |
|||
![]() |
7003292100000000000♠2,921 |
7003187400000000000♠1,874 |
7003150300000000000♠1,503 |
7002832000000000000♠832 |
7002184000000000000♠184 |
7002671000000000000♠671 |
7002648000000000000♠648 |
在日ウズベキスタン人 |
|||
![]() |
7003291100000000000♠2,911 |
7003279700000000000♠2,797 |
7003263800000000000♠2,638 |
7003272900000000000♠2,729 |
7003174100000000000♠1,741 |
7002140000000000000♠140 |
7001630000000000000♠63 |
2998090000000000000♠−91 |
7002988000000000000♠988 |
7003160100000000000♠1,601 |
在日ナイジェリア人 |
![]() |
7003281700000000000♠2,817 |
7003261500000000000♠2,615 |
7003250100000000000♠2,501 |
7003251200000000000♠2,512 |
7003194000000000000♠1,940 |
7003104200000000000♠1,042 |
7002681000000000000♠681 |
2998890000000000000♠−11 |
7002572000000000000♠572 |
7002898000000000000♠898 |
|
![]() |
7003274500000000000♠2,745 |
7003266800000000000♠2,668 |
7003259200000000000♠2,592 |
7003263900000000000♠2,639 |
7003167700000000000♠1,677 |
7002864000000000000♠864 |
2998530000000000000♠−47 |
7002962000000000000♠962 |
7002813000000000000♠813 |
||
![]() |
7003272800000000000♠2,728 |
7003267600000000000♠2,676 |
7003263000000000000♠2,630 |
7003318100000000000♠3,181 |
7003307200000000000♠3,072 |
7003170400000000000♠1,704 |
7002293000000000000♠293 |
2997449000000000000♠−551 |
7002109000000000000♠109 |
7003136800000000000♠1,368 |
|
![]() |
7003256600000000000♠2,566 |
7003230400000000000♠2,304 |
7003214100000000000♠2,141 |
7003195600000000000♠1,956 |
7003174000000000000♠1,740 |
7002691000000000000♠691 |
7002418000000000000♠418 |
7002185000000000000♠185 |
7002216000000000000♠216 |
7003104900000000000♠1,049 |
|
![]() |
7003238400000000000♠2,384 |
7003234700000000000♠2,347 |
7003226800000000000♠2,268 |
7003260600000000000♠2,606 |
7003249600000000000♠2,496 |
7002373000000000000♠373 |
2997662000000000000♠−338 |
7002110000000000000♠110 |
7003212300000000000♠2,123 |
||
![]() |
7003233700000000000♠2,337 |
7003248100000000000♠2,481 |
7003240800000000000♠2,408 |
7003240900000000000♠2,409 |
7003244900000000000♠2,449 |
7001340000000000000♠34 |
2999900000000000000♠−1 |
2998600000000000000♠−40 |
7003241500000000000♠2,415 |
在日ルーマニア人 |
|
![]() |
7003228700000000000♠2,287 |
7003214800000000000♠2,148 |
7003200500000000000♠2,005 |
7003188300000000000♠1,883 |
7003165700000000000♠1,657 |
7002518000000000000♠518 |
7001300000000000000♠30 |
7002122000000000000♠122 |
7002226000000000000♠226 |
7003113900000000000♠1,139 |
在日ガーナ人 |
![]() |
7003204000000000000♠2,040 |
7003194900000000000♠1,949 |
7003188000000000000♠1,880 |
7003209800000000000♠2,098 |
7003167800000000000♠1,678 |
7002471000000000000♠471 |
2997782000000000000♠−218 |
7002420000000000000♠420 |
7003120700000000000♠1,207 |
||
![]() |
7003185000000000000♠1,850 |
7003188600000000000♠1,886 |
7003174700000000000♠1,747 |
7003159300000000000♠1,593 |
7003110300000000000♠1,103 |
7002344000000000000♠344 |
7002206000000000000♠206 |
7002154000000000000♠154 |
7002490000000000000♠490 |
7002759000000000000♠759 |
日本のアラブ人 |
![]() |
7003183100000000000♠1,831 |
7003186700000000000♠1,867 |
7003169900000000000♠1,699 |
7003150700000000000♠1,507 |
7003100400000000000♠1,004 |
7002192000000000000♠192 |
7002503000000000000♠503 |
在日ウクライナ人 |
|||
![]() |
7003173600000000000♠1,736 |
7003179400000000000♠1,794 |
7003180500000000000♠1,805 |
7003155300000000000♠1,553 |
7003115800000000000♠1,158 |
7002554000000000000♠554 |
7002538000000000000♠538 |
7002252000000000000♠252 |
7002395000000000000♠395 |
7002604000000000000♠604 |
|
![]() |
7003143400000000000♠1,434 |
7003142000000000000♠1,420 |
7003165300000000000♠1,653 |
7002978000000000000♠978 |
7002742000000000000♠742 |
7002168000000000000♠168 |
7002675000000000000♠675 |
7002236000000000000♠236 |
7002742000000000000♠742 |
在日ポーランド人 |
|
![]() |
7003135100000000000♠1,351 |
7003123800000000000♠1,238 |
7003112900000000000♠1,129 |
7003109900000000000♠1,099 |
7002904000000000000♠904 |
7002667000000000000♠667 |
7002425000000000000♠425 |
7001300000000000000♠30 |
7002195000000000000♠195 |
7002237000000000000♠237 |
|
![]() |
7003114200000000000♠1,142 |
7003107400000000000♠1,074 |
7003102600000000000♠1,026 |
7003106100000000000♠1,061 |
7002974000000000000♠974 |
7002587000000000000♠587 |
7002195000000000000♠195 |
2998650000000000000♠−35 |
7001870000000000000♠87 |
7002387000000000000♠387 |
在日アイルランド人 |
![]() |
7003113900000000000♠1,139 |
7003107600000000000♠1,076 |
7003102300000000000♠1,023 |
7003108900000000000♠1,089 |
7002907000000000000♠907 |
7002925000000000000♠925 |
2998340000000000000♠−66 |
7002182000000000000♠182 |
2998820000000000000♠−18 |
||
![]() |
7002736000000000000♠736 |
7002926000000000000♠926 |
7003100700000000000♠1,007 |
7002668000000000000♠668 |
7002206000000000000♠206 |
7002339000000000000♠339 |
7002462000000000000♠462 |
日本のアラブ人 |
|||
在日外国人合計 |
7006256184800000000♠2,561,848 |
7006238282200000000♠2,382,822 |
7006223218900000000♠2,232,189 |
7006213415100000000♠2,134,151 |
7006168644400000000♠1,686,444 |
7005984455000000000♠984,455 |
7005782910000000000♠782,910 |
7004980380000000000♠98,038 |
7005447707000000000♠447,707 |
7005701989000000000♠701,989 |
- 出典:在留外国人統計(旧登録外国人統計)統計表 法務省
法務省大臣官房司法法制部司法法制課「出入国管理統計年報」
- 注1:2010年(平成22年)までは外国人登録者数、2015年(平成27年)以降は中長期在留者に特別永住者を加えた在留外国人の数である。
- 注2:2010年(平成22年)から2015年(平成27年)の増減数のうち、斜字となっている箇所は集計の分離が行われた国籍であるため、単純な増減比較が出来なくなっていることに留意。
外国人子弟教育
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2010年7月) |
保育所・託児所
在日外国人向けの保育所は個人経営のケースが多い その場合もちろん無認可のケースが大半。
初等・中等・高等・民族教育
日本の学校に通う者
在日外国人の多数は日本の学校に通う者である。外国人は憲法上の義務教育の対象とはならないが、公立の義務教育諸学校は就学を希望するものは無償で受けいれている。[17]中には愛知県豊田市立西保見小学校のように外国人児童の数が過半数の学校もある。ただ彼らの母国とは言葉・習慣・態度において違いがあるため学校内で問題になったりする。
- 問題
- 親
- 彼らの親は日本語が分からないケースがある。そのため子供の宿題の内容が理解しできないことがある。
- 教師
- 受けもつ児童・生徒の母国語がわからないケースがある。
- 中学生徒(公立)
- 授業についていけず、退学届を提出し受理されてしまうケースがある。(外国人は義務教育の対象でないため)
外国人学校・無認可校に通う者
日本国内にある外国人学校に通う者も少なからず存在する。ただ在日ブラジル人などは無認可のブラジル学校などに通うケースも少なくない。
- 問題
- 学費が高い
- 児童・生徒への健康診断が日本の法律上、義務付けられていない。
![]() |
この節の加筆が望まれています。 |
不就学
日本における外国人問題

日本の国籍別不法残留者数の推移
日本における外国人問題としては、
不法滞在、外国人犯罪
憲法上の人権享有主体性 - 例えば、外国人地方参政権
- 文化の違いによるトラブル - 例えば、銭湯の入場拒否事件
外国人学校の学費が高いために、子供を目当ての学校に通わせられず、不就学にしてしまう- 派遣切りなどで出稼ぎ者が勤務先から解雇され、再就職先も見つからない
などがある。
入管プロジェクトと不法滞在者
2003年(平成15年)末、法務省や警察関係者らからなる「犯罪対策閣僚会議」で、「犯罪に強い社会の実現のための行動計画」が策定され12月2日から施行された。不法滞在者を「入らせない」、「来させない」、「居させない」を3本柱とした「入管プロジェクト」と呼ばれるこの行動計画は、2008年(平成20年)末までに不法滞在者を半減させることを目標としたが2008年の不法残留者は16,966人であり半減より少し多かった[18][19]。
法務省の把握している不法残留者は過去最高であった1993年(平成5年)5月1日の29万8646人[20]であった。2018年1月1日の不法残留者は66,498人であり1位韓国人19.8%2位中国人14.1%3位タイ人10.1%であった[21]。
法務省入国管理局は2006年(平成18年)6月1日から同月30日までの1か月間、「不法就労外国人対策キャンペーン月間」を実施し、外国人や事業主、地方自治体、関係団体及び在日外国大使館等を対象に不法就労の防止について理解と協力を求めるための呼びかけ、在留審査の際に外国人にリーフレット等を配布したり、パトロールカーを活用などによる街頭等での広報活動、ポスター及びリーフレット配布による不法滞在者の自主的な出頭の促進活動を行った[22]。また、不法滞在者に関するオンライン情報受付を開始するなど出入国管理及び難民認定法第62条や第66条に規定される報償金に対する認知向上などを図っている[23]。
2007年(平成19年)11月20日から特別永住者等を除く16歳以上の外国人は、空港や港での日本への入国申請時に指紋及び顔写真を提供し、その後入国審査官の審査を受けることになる。個人識別情報の提供が義務付けられている外国人が、指紋又は顔写真の提供を拒否した場合は、日本への入国は許可されず退去を命じられる[24]。ただしパトリオット・エクスプレスなど出入国審査が出来ない方法で入国した場合は対象外となる。
密出国
犯罪者が捕縛を免れる目的や[25]、不法滞在をした後正規手続きにより出国すると、そのことが記録に残り次回の日本への入国時の支障となったり、成りすまし入国が発覚したりするので、これを防ぐ目的での密出国もある。2016年(平成28年)海上保安庁が摘発した不法出国者は3名であった[26]。
不当差別と指摘するものが多い例
「Japanese only」(外国人お断り)の看板を出している居酒屋や銭湯、日本に帰化した外国系の人々に対して滞在許可証の提示を求める警察官などがある。
浜松宝石店入店拒否事件
1998年(平成10年)6月16日、静岡県浜松市内の宝石店でブラジル人女性がショーケース内の商品を眺めていたところ、不自然さを感じた経営者は、原告の出身がブラジルとわかると、退店を求めた。経営者は外国人立ち入り禁止である旨を告げたが、抗議をうけると、店の壁に掛けていた「出店荒らしにご用心!」と題するはり紙(浜松中央警察署作成のもの)を外して女性にみせた。その後、女性の夫や通訳、警察官、警備員らの話し合いの元に経営者は女性の求めに応じて謝罪文を書いたが、女性は、素直な謝罪ではなく、女性に早く店から出てもらいたいことから書かれたものであるとして、これを受け入れなかった。
こうしてこの事件は、店から追い出そうとした被告の一連の行為がブラジル人である原告に対する人種差別行為であるとして民法709条の不法行為に該当し、また、右のはり紙を突き出した行為は、名誉毀損あるいは侮辱したものであるとして、損害賠償を請求した。
1999年(平成11年)10月12日、静岡地裁浜松支部は経営者側に計150万円の支払を命じ、原告側の訴えが認められた判決となった。
小樽温泉入浴拒否問題
1999年(平成11年)9月に、元はアメリカ人で1996年(平成8年)に日本の永住資格を取得し、2000年(平成12年)に日本に帰化した、北海道情報大学講師の有道出人はドイツ人のオラーフ・カルトハウス、アメリカ人のケネス・リー・サザランドと共に、北海道小樽市手宮にある入浴施設「湯の花」を訪れた際、外国人であることを理由に入浴拒否される。「湯の花」は小樽港に入港するロシア人船員の入浴マナーが悪く、石鹸の泡を流さぬまま湯船に体を沈める、女性従業員に性的いたずらを働く、備品を盗むなどの問題が起きていたために、外国人の入浴を拒否するようになったのであるが、有道らが日本に帰化して日本人となった後に訪れても入浴を断られたため、これを人種差別だとして2001年(平成13年)2月に小樽市及び小樽市内の入浴施設に対して600万円の損害賠償と謝罪広告を求め提訴した。
2002年(平成14年)11月、札幌地方裁判所の判決は、外国人の入浴を拒否するのは人種差別に当たる不法行為として「湯の花」に原告3名へ各100万円の賠償支払いを命ずる一方、小樽市については責任を認めなかった。
同月、判決を不服として有道らが小樽市を相手に札幌高等裁判所へ控訴。「湯の花」も有道らを相手取り控訴。
2004年(平成16年)9月、高裁判決は小樽市に対する有道らの控訴、および有道らに対する「湯の花」の控訴を共に棄却。「湯の花」に対する有道らの勝訴が確定。有道らは最高裁判所へ上告。
2005年(平成17年)4月、最高裁は上告を棄却。小樽市に対する有道らの敗訴が確定。
難民
日本は中東やバルカン半島、アフリカなどの戦争多発地域から離れていることもあり、長らく難民と接する機会が少なかった。日本で難民認定を求める外国人は、2005年(平成17年)には僅か384人であった。しかし、その後、世界の難民の間で、日本が渡航先の1つとして選ばれることが多くなり、2013年(平成25年)には3260人と2005年(平成17年)の10倍近くとなり、2014年(平成26年)には申請者が5000人を超えるなど急増している[27]。
日本では、難民だと認定する基準が厳しく、2014年(平成26年)は5000人の申請者のうち、難民として認定されたのは11人であった[27][28]。
日本では難民認定の申請は何度でも可能で、申請中は本国に強制送還されず、在留資格を持てば就労することも可能であることから、出稼ぎ目的で来日した「偽装難民」も存在する[27]。近年、日本で、難民認定の申請が急増しているのも、この「偽装難民」が原因の1つとも指摘されている[29]。
しかし、日本の難民認定制度が世界的に見ても非常に厳しいのは事実であり、日本国内でも、もっと難民に門戸を開くべきとの声がある[27][29]。難民認定を求め、裁判を起こす事例もある[30]。
評価
国連の世界幸福度報告は、2018年から移民の幸福度も評価するようになったが、この2018年の報告書によれば、日本の移民の幸福度は、世界25位と評価された(他の主要国ではカナダ7位、アメリカ15位、イギリス20位、ドイツ28位、フランス29位、イタリア39位)[31][32]。
外国人の人身売買問題
2005年(平成17年)6月に米国務省が発表したTrafficking in Persons Reportによると、毎年多数の女性および子供が性的搾取を目的とする人身売買により、アジア、ラテンアメリカ、東ヨーロッパ諸国から日本に連れてこられており、また日本のヤクザが国際的な人身売買に関与していると指摘した。同レポートにより日本の人身売買問題を初めて指摘された2004年(平成16年)の時点では人身売買を禁止する特別な法令が日本には無かったため、「政府が被害者を十分に保護していない」と激しく非難された。依然、「人身売買撲滅のための最低限度のレベルを十分には満たしていない」とはされているものの、2005年(平成17年)に人身売買罪を含む改正刑法が可決されるなど、日本政府の人身売買問題に対する取り組みが評価されて、2005年(平成17年)現在は要監視対象リストから外され、4段階中2番目(TIER 2)に位置づけられている。
また飲食店、水商売、風俗店を中心に外国人経営者自身が外国人を連れてきて不法就労を助長し、逮捕される例も発生している[33]。
外国人に対する法規制
日本法上、外国人に対してさまざまな法規制がある。
公務への関与
一定の公務員への就任は制限されており、また、選挙権を含め参政権も有しない。
国政への参政権は憲法上も制限されているものと解されている。外国人参政権を参照。
権利能力の制限
外国人は日本国民と同様に権利能力を有するが、これは法令又は条約により制限することができるとされている(民法3条2項)。「法律」ではなく「法令」とされているのは、起草者の1人(梅謙次郎)によれば、外国人に対しては憲法上の権利保障が及ばないため、命令による制限が可能であるとのことであるが、現行憲法上は外国人も人権が保障されており、そのような説明が維持できるかについては疑問も呈されている。
現行法上は、権利能力に関して例えば以下のような法規制がある。
外国人土地法において、外国人に対しては相互主義の下で土地に関する権利能力を制限することができるものとされている。
特許法において、相互主義の下で原則として外国人は特許権その他の特許に関する権利について権利能力を有しないものとされている。
鉱業法において、日本国民又は日本国法人のみが鉱業権について権利能力を有するものとされている。
また、権利能力そのものの制限ではないが、航空法において、外国人はその所有する航空機の登録を受けることができないものとされている。登録が受けることができなければ所有権の得喪・変更を対抗できないから、実質的には権利能力の制限と同様である。
入管法上の在留管理制度
参照資料
^ “平成29年における外国人入国者数及び日本人出国者数等について(確定値)”. 2018年7月3日閲覧。
^ “平成29年末現在における在留外国人数について(確定値)”. 2018年7月3日閲覧。
^ “人口推計(平成29年10月1日現在)‐全国:年齢(各歳),男女別人口 ・ 都道府県:年齢(5歳階級),男女別人口‐”. 総務省統計局. 2018年11月24日閲覧。
^ “国籍・地域別 在留資格(在留目的)別 在留外国人”. 2018年7月3日閲覧。
^ 森山博之 (2018年8月22日). “【高論卓説】外国人労働者の受け入れ拡大の現状、魅力ある制度へ「共生の視点」が必要”. サンケイビズ. https://www.sankeibiz.jp/macro/news/180822/mca1808220500006-n1.htm 2018年9月3日閲覧。
^ “「移民流入」日本4位に 15年39万人、5年で12万人増”. 西日本新聞. (2018年5月30日). https://www.nishinippon.co.jp/feature/new_immigration_age/article/420486/ 2018年9月3日閲覧。
^ 浦野直樹 (2018年9月19日). “在留外国人263万人、過去最多に 総人口の2%”. 朝日新聞. https://www.asahi.com/articles/ASL9M5SB1L9MUTIL056.html 2018年9月21日閲覧。
^ “外国人最多の249万人、東京は20代の1割 人口動態調査”. 日本経済新聞. (2018年7月11日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32872510R10C18A7EA2000/ 2018年11月3日閲覧。
^ 岡田豊 (2018年11月26日). “数字で確認!すでに「移民大国」な日本の現実”. 東洋経済オンライン. https://toyokeizai.net/articles/-/250036 2018年11月26日閲覧。
^ 2012年(平成24年)に台湾と分離。2010年(平成22年)までは台湾を含む。
^ 2015年(平成27年)に朝鮮と分離。2010年(平成22年)までは朝鮮を含む。
^ 2012年(平成24年)に中国から分離。また、「台湾」のうち中長期在留者及び特別永住者については,既に国籍・地域欄に「台湾」の記載のある在留カード又は特別永住者証明書の交付を受けた人の数である。
^ 日米地位協定第9条第2項により、パトリオット・エクスプレスや軍港を通じて日本に出入境する在日米軍軍人・軍属やその家族は出入国管理・外国人登録の対象外であるため、その数は含まれない。外務省の資料「在日米軍の施設・区域内外居住(人数・基準)」によると、2008年(平成20年)3月31日時点で、施設内外に居住する在日米軍軍人・軍属・家族の総数は94217人。
^ 2015年(平成27年)に韓国から分離。
^ ロシアの1980年(昭和55年)、1990年(平成2年)はソビエト連邦の数字。旧ソ連構成国15カ国の合計は、2015年(平成27年)で13,908人。
^ ドイツの1990年(平成2年)、1980年(昭和55年)は旧東独地域を含む。
^ 文部科学省 外国人の子どもの公立義務教育諸学校への受入について
^ 第1部 出入国管理をめぐる近年の状況 第2章 外国人の退去強制手続業務の状況 第2節 退去強制手続を執った入管法違反事件の概要 3 違反審判の概況 (4)在留特別許可, 平成21年版「出入国管理」, 法務省入国管理局, 2009年(平成21年)10月, p. 40.
^ 2007入管白書 急増する中国籍, 統一日報, 2007年10月3日.
^ 本邦における不法残留者数について - 平成23(2011)年1月1日現在, 法務省入国管理局, 平成23(2011)年4月5日.
^ “【第1表】 国籍・地域別 男女別 不法残留者数の推移”. 2018年5月20日閲覧。
^ 「不法就労外国人対策キャンペーン月間」の実施について, 法務省入国管理局, 平成18(2006)年6月.
^ 「情報受付」, 法務省入国管理局.
^ 新しい入国審査手続(個人識別情報の提供義務化)の概要について, 法務省入国管理局, 平成19(2007)年7月.
^ JR西日暮里スプレー噴射事件 密入国ルート, 統一日報, 2006年4月12日.
^ “密航事犯について”. 2018年5月20日閲覧。
- ^ abcd太田泰彦 (2015年3月15日). “「難民で稼ぐ国」と「難民が稼ぐ国」…日本は「難民を見ない国」”. 日本経済新聞. http://www.nikkei.com/article/DGXMZO84345190T10C15A3000000/ 2015年3月18日閲覧。
^ “去年の難民申請5000人 認定わずか11人”. NHK. (2015年3月12日). http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150312/k10010012431000.html 2015年3月18日閲覧。
- ^ ab“難民に冷たい国でいいのか”. 日本経済新聞. (2015年3月16日). http://www.nikkei.com/article/DGXKZO84420410W5A310C1PE8000/ 2015年3月18日閲覧。
^ “シリア人男性4人 難民認定求め提訴”. NHK. (2015年3月17日). http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150317/k10010018461000.html 2015年3月18日閲覧。
^ “幸福度1位はフィンランド=日本は54位に後退-国連報告書”. 時事通信. (2018年3月15日). https://www.jiji.com/jc/article?k=2018031500538&g=pol 2018年8月26日閲覧。
^ “World Happiness Report 2018 (PDF)” (英語). 持続可能開発ソリューションネットワーク(Sustainable Development Solutions Network) (2018年3月14日). 2018年8月26日閲覧。
^ 老舗韓国クラブのママを逮捕 入管難民法違反の疑い 警視庁2008年10月29日産経新聞
関連項目
外国人(外人)- 外国人嫌悪
- 外国人犯罪
- 外国人参政権
- 外国人労働者
- 外国人登録制度
- 不法滞在
帰化と帰化人・渡来人
- 日本の民族問題
- Category:民族別日本人
- 日本のユダヤ人
日系人
日系ブラジル人(大泉町・豊田市・浜松市・鈴鹿市・美濃加茂市)- ブラジル系日本人
- アルゼンチン系日本人
- 特別永住者
- 一般永住者
- ニューカマー
- お雇い外国人
外国人タレント
- アイチテル!
- ここがヘンだよ日本人
- 国籍条項
- 有道出人
- 外人墓地
- 日本語能力試験
- 日本留学試験
- 在日外国人情報センター
- 無認可校
- 派遣社員
- 外国人集住都市会議
- ブラジリアンタウン
- 保見団地
- フィリピンパブ
- じゃぱゆきさん
- ジャピーノ
- 国際交流
- 国際交流協会
明治維新以前に日本に入国した欧米人の一覧 - 海外出身の武士の一覧
外部リンク
- 法務省 「【在留外国人統計(旧登録外国人統計)統計表】」
- 法務省「「出入国管理」(白書)」
- 法務省 「出入国管理統計統計表」
- 法務省 入国管理局「統計に関するプレスリリース」
- 警察庁「統計」
2005年(平成17年)国勢調査 外国人に関する特別集計 報告書掲載表(統計センター)
|
|
rsiG0XfpXIqtE,Eo3GEE,r,Gpsxyvq5X,4ZWlb nZ5q1S,Ns5tm1CoV,G9rU4JJBe01CpT,D3pAVT,Mm8B