門前仲町駅
門前仲町駅 | |
---|---|
3番出入口(2007年10月) | |
もんぜんなかちょう Monzen-nakacho | |
東京都江東区門前仲町一丁目4-8(東京メトロ) 北緯35度40分19.1秒 東経139度47分44.8秒 東京都江東区門前仲町二丁目5-2(東京都交通局) 北緯35度40分21.9秒 東経139度47分42.3秒 | |
所属事業者 | 東京地下鉄(東京メトロ) 東京都交通局(都営地下鉄) |
電報略号 | モセ(東京メトロ) 門(東京都交通局、駅名略称) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線(東西線) 1面2線(大江戸線) |
乗降人員 -統計年度- | (東京メトロ)119,245人/日 (東京都交通局)87,957人/日 -2017年- |
開業年月日 | 1967年(昭和42年)9月14日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ●東京メトロ東西線 |
駅番号 | ○T 12 |
キロ程 | 13.8km(中野起点) |
◄T 11 茅場町 (1.8km) (1.1km) 木場 T 13► | |
所属路線 | ●都営地下鉄大江戸線 |
駅番号 | ○E 15 |
キロ程 | 14.5km(都庁前起点) |
◄E 14 清澄白河 (1.2km) (1.4km) 月島 E 16► | |
備考 | 駅務管区所在駅(東京都交通局) |
門前仲町駅(もんぜんなかちょうえき)は、東京都江東区門前仲町にある、東京地下鉄(東京メトロ)・東京都交通局(都営地下鉄)の駅である。東京メトロの駅は門前仲町一丁目に、都営地下鉄の駅は門前仲町二丁目にある。
東京メトロの東西線と、都営地下鉄の大江戸線が乗り入れ、接続駅となっている。駅番号は東西線がT 12、大江戸線がE 15である。
目次
1 歴史
2 駅構造
2.1 東京メトロ
2.1.1 のりば
2.2 都営地下鉄
2.2.1 のりば
3 利用状況
3.1 年度別1日平均乗降人員
3.2 年度別1日平均乗車人員(1967年 - 2000年)
3.3 年度別1日平均乗車人員(2001年以降)
4 駅周辺
5 バス路線
5.1 路線バス
5.1.1 門前仲町
5.1.2 門前仲町二丁目
5.2 水上バス
5.2.1 八丁堀
6 建設時のエピソード
7 隣の駅
8 脚注
9 出典
10 関連項目
11 外部リンク
歴史
1967年(昭和42年)9月14日 - 帝都高速度交通営団(営団地下鉄)東西線の駅が開業。
1999年(平成11年)3月 - コンコース拡幅、乗換連絡通路新設等の東西線駅改良工事に着手[1]。
2000年(平成12年)12月12日 - 都営地下鉄大江戸線の駅が開業し、乗換駅となる[2]。
2001年(平成13年)3月 - 東西線の駅改良工事が完成。総工費約23億5000万円[1]。
2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄民営化に伴い、東西線の駅は東京メトロに継承。
2014年(平成26年)3月15日 - ICカード利用者に対して、他方の改札内を通過可能にするサービスを開始[3]。
駅構造
東京メトロ
中柱のある相対式ホーム2面2線を有する地下駅。
改札口は2か所で、茅場町寄りにエスカレーターと大江戸線への連絡改札口・連絡通路が設置されている。また、エレベーターは4番出口に直結するビルとコンコースを連絡している。
大江戸線との乗り換え客で2番線ホームの中野寄りが混雑しているため、緩和策として2008年9月28日から停止位置目標を中野寄りに5m移動させた。さらに、木場寄りの改札口とホームを連絡するエレベーター設置工事と、ホーム中央部分を拡幅する工事が予定されている[4]。
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 東西線 | 浦安・西船橋・津田沼・東葉勝田台方面 |
2 | 日本橋・大手町・中野・三鷹方面 |
東西線改札口付近
都営地下鉄
島式ホーム1面2線を有する地下駅。
他の大江戸線の駅によく見られるように改札口は1か所のみの設置であるが、東西線の連絡改札が方面別に各1か所ずつある。
門前仲町駅務管区門前仲町駅務区として、勝どき駅 - 蔵前駅間を管理している(蔵前駅は大江戸線側のみ)。傘下に浅草線浅草橋駅 - 押上駅間を管轄する浅草橋駅務区を持つ[5]。なお、大門駅務管理所門前仲町駅務区だった当時は汐留駅 - 森下駅間を管理していた。
定期券発売所・定期券自動券売機設置駅である。
改札階とホームとの間は階段のほかエスカレーター・エレベーターで連絡している。地上とコンコースを連絡するエレベーターは、両国寄りの出口(赤札堂の近く)にある。
トンネルの壁パネルは青と白の2色で、駅名標周囲は江戸文字の角字で「門前仲町」の4字を配置している[6]。
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 都営大江戸線 | 両国・上野御徒町・春日方面 |
2 | 大門・六本木・新宿方面 |
大江戸線 改札口(2018年3月10日撮影)
大江戸線ホーム(2018年3月10日撮影)
都営大江戸線ホーム(2008年3月11日)
利用状況
東京メトロ - 2017年度の1日平均乗降人員は119,245人である[利用客数 1]。
都営地下鉄 - 2017年度の1日平均乗降人員は87,957人(乗車人員:43,878人、降車人員:44,079人)である[利用客数 2]。開業当初の乗車人員の見込みは、55,000人であった。
年度別1日平均乗降人員
近年の1日平均乗降人員の推移は下表の通り。
年度 | 営団 / 東京メトロ | 都営地下鉄 | ||
---|---|---|---|---|
1日平均 乗降人員 | 増加率 | 1日平均 乗降人員 | 増加率 | |
2000年(平成12年) | 96,231 | |||
2001年(平成13年) | 97,985 | 1.8% | ||
2002年(平成14年) | 99,496 | 1.5% | ||
2003年(平成15年) | 99,533 | 0.0% | 59,732 | 6.5% |
2004年(平成16年) | 98,286 | −1.3% | 58,290 | −2.4% |
2005年(平成17年) | 99,196 | 0.9% | 60,719 | 4.2% |
2006年(平成18年) | 103,372 | 4.2% | 64,926 | 6.9% |
2007年(平成19年) | 106,733 | 3.3% | 70,612 | 8.8% |
2008年(平成20年) | 106,578 | −0.1% | 72,998 | 3.4% |
2009年(平成21年) | 104,586 | −1.9% | 72,127 | −1.2% |
2010年(平成22年) | 105,082 | 0.5% | 72,800 | 0.9% |
2011年(平成23年) | 104,200 | −0.8% | 71,671 | −1.6% |
2012年(平成24年) | 108,065 | 3.7% | 75,400 | 5.2% |
2013年(平成25年) | 109,613 | 1.4% | 77,756 | 3.1% |
2014年(平成26年) | 110,958 | 1.2% | 80,043 | 2.9% |
2015年(平成27年) | 115,822 | 4.4% | 84,431 | 5.5% |
2016年(平成28年) | 117,697 | 1.6% | 86,178 | 2.1% |
2017年(平成29年) | 119,245 | 1.3% | 87,957 | 2.1% |
年度別1日平均乗車人員(1967年 - 2000年)
年度 | 営団 | 都営地下鉄 | 出典 |
---|---|---|---|
1967年(昭和42年) | [備考 1]14,719 | 未 開 業 | [東京都統計 1] |
1968年(昭和43年) | 16,978 | [東京都統計 2] | |
1969年(昭和44年) | 24,857 | [東京都統計 3] | |
1970年(昭和45年) | 29,510 | [東京都統計 4] | |
1971年(昭和46年) | 31,134 | [東京都統計 5] | |
1972年(昭和47年) | 31,751 | [東京都統計 6] | |
1973年(昭和48年) | 33,121 | [東京都統計 7] | |
1974年(昭和49年) | 35,959 | [東京都統計 8] | |
1975年(昭和50年) | 37,347 | [東京都統計 9] | |
1976年(昭和51年) | 38,726 | [東京都統計 10] | |
1977年(昭和52年) | 40,893 | [東京都統計 11] | |
1978年(昭和53年) | 40,871 | [東京都統計 12] | |
1979年(昭和54年) | 40,937 | [東京都統計 13] | |
1980年(昭和55年) | 42,219 | [東京都統計 14] | |
1981年(昭和56年) | 43,707 | [東京都統計 15] | |
1982年(昭和57年) | 44,726 | [東京都統計 16] | |
1983年(昭和58年) | 45,721 | [東京都統計 17] | |
1984年(昭和59年) | 47,378 | [東京都統計 18] | |
1985年(昭和60年) | 47,868 | [東京都統計 19] | |
1986年(昭和61年) | 49,005 | [東京都統計 20] | |
1987年(昭和62年) | 50,415 | [東京都統計 21] | |
1988年(昭和63年) | 48,403 | [東京都統計 22] | |
1989年(平成元年) | 46,882 | [東京都統計 23] | |
1990年(平成02年) | 47,151 | [東京都統計 24] | |
1991年(平成03年) | 47,434 | [東京都統計 25] | |
1992年(平成04年) | 48,014 | [東京都統計 26] | |
1993年(平成05年) | 48,307 | [東京都統計 27] | |
1994年(平成06年) | 46,896 | [東京都統計 28] | |
1995年(平成07年) | 45,426 | [東京都統計 29] | |
1996年(平成08年) | 44,970 | [東京都統計 30] | |
1997年(平成09年) | 44,633 | [東京都統計 31] | |
1998年(平成10年) | 44,874 | [東京都統計 32] | |
1999年(平成11年) | 43,511 | [東京都統計 33] | |
2000年(平成12年) | 44,216 | [備考 2]16,773 | [東京都統計 34] |
年度別1日平均乗車人員(2001年以降)
近年の1日平均乗車人員の推移は下表の通り。
年度 | 営団 / 東京メトロ | 都営地下鉄 | 出典 |
---|---|---|---|
2001年(平成13年) | 49,318 | 23,808 | [東京都統計 35] |
2002年(平成14年) | 49,444 | 26,737 | [東京都統計 36] |
2003年(平成15年) | 48,740 | 28,533 | [東京都統計 37] |
2004年(平成16年) | 48,299 | 29,266 | [東京都統計 38] |
2005年(平成17年) | 48,586 | 30,452 | [東京都統計 39] |
2006年(平成18年) | 50,370 | 32,529 | [東京都統計 40] |
2007年(平成19年) | 52,686 | 35,342 | [東京都統計 41] |
2008年(平成20年) | 52,912 | 36,600 | [東京都統計 42] |
2009年(平成21年) | 51,942 | 36,095 | [東京都統計 43] |
2010年(平成22年) | 52,110 | 36,493 | [東京都統計 44] |
2011年(平成23年) | 51,879 | 36,036 | [東京都統計 45] |
2012年(平成24年) | 53,505 | 37,715 | [東京都統計 46] |
2013年(平成25年) | 54,405 | 38,899 | [東京都統計 47] |
2014年(平成26年) | 55,068 | 40,010 | [東京都統計 48] |
2015年(平成27年) | 57,464 | 42,231 | [東京都統計 49] |
2016年(平成28年) | 58,427 | 43,073 | [東京都統計 50] |
2017年(平成29年) | 43,878 |
- 備考
^ 1967年9月14日開業。開業日から翌年3月31日までの計200日間を集計したデータ。
^ 2000年12月12日開業。開業日から翌年3月31日までの計110日間を集計したデータ。
駅周辺
- 富岡八幡宮
成田山東京別院深川不動堂(深川不動尊)
江東区役所 富岡出張所
- 江東区 富岡区民館
- 深川消防署 永代出張所
- 江東牡丹一郵便局
- 江東牡丹郵便局
- 深川一郵便局
- 江東永代郵便局
東京海洋大学 海洋工学部キャンパス(越中島校舎:旧「東京商船大学」)- 深川公園
- 越中島公園
- 深川スポーツセンター
- 江東区立数矢小学校
- 江東区立臨海小学校
- 江東区立明治小学校
- 江東区立深川第二中学校
- 永代通り
- 清澄通り
- 首都高速9号深川線
- 辰巳新道
東日本旅客鉄道(JR東日本)京葉線 越中島駅 - 徒歩で10分ほどかかる。- 東急ステイ 門前仲町
- ホテルリンクス
- 澁澤シティプレイス永代 - 澁澤倉庫が所有するオフィスビル。テプコシステムズの本社などが入居。
バス路線
路線バス
門前仲町
- 1番乗り場(清澄通り南行・首都高速高架下)は門前仲町二丁目停留所として案内される。
- 2番乗り場(清澄通り南行・パチンコ店横)
門33:勝どき駅経由 豊海水産埠頭行
急行06(江東区深川シャトル):豊洲駅・東京ビッグサイト東棟前・パレットタウン経由 日本科学未来館行(土曜・休日のみ運行、停車停留所注意)
- 3番乗り場(永代通り東行・三菱UFJ銀行前)
都07:東陽町駅・西大島駅経由 錦糸町駅行
東20:木場駅・東京都現代美術館・菊川駅経由 錦糸町駅行
東22:東陽町駅・江東区役所・千田・住吉駅経由 錦糸町駅行
- 4番乗り場(清澄通り北行・赤札堂向かい、パチンコ店前)
門21:冬木経由 東大島駅行(日中のみ運行)- 門33:両国駅経由 亀戸駅行
- 急行06(江東区深川シャトル):清澄庭園経由 森下駅行(土曜・休日のみ運行、停車停留所注意)
- 5番乗り場(永代通り東行・ソフトバンクショップ前)
門19:豊洲一丁目・豊洲駅経由 深川車庫行・東京ビッグサイト行(塩浜一丁目経由は始発1本と最終間際のみ)
- 6番乗り場(永代通り東行・ソフトバンクショップ前)
海01:塩浜一丁目・豊洲駅・有明一丁目・フジテレビ・台場駅・日本科学未来館経由 東京テレポート駅行
- 7番乗り場(永代通り西行・マンション前)
- 東20・東22:永代橋・茅場町・日本橋経由 東京駅丸の内北口行
3番出口付近のマクドナルド前に降車停留所が設置されている。
門前仲町二丁目
- 乗り場は一か所(清澄通り南行・首都高速高架下)
- 門33:豊海水産埠頭行
水上バス
八丁堀
当駅4番出入口から東京水辺ライン越中島発着場は徒歩約10分、駅南方の相生橋の手前の隅田川沿いにある。
東京水辺ライン(東京都公園協会)
- 浅草・お台場クルーズ(毎日運航):両国行
- 隅田リバー台場(土・日・祝日は定期運航、平日は不定期運航):お台場海浜公園行
- 江戸東京ぶらり旅(特定日運航):両国行
- いちにちゆらり旅(特定日運航):両国行
建設時のエピソード
1967年6月11日、当駅の工事現場にて防空壕の跡が発見され、そこには抱き合った親子の遺骨があった。遺骨は東京大空襲の犠牲者のもので、付近からは最終的に大人4人と子供2人の計6人の遺骨が発見された。手にしていた位牌の文字から身元が判明し、遺骨は後に遺族に引き取られた。
隣の駅
- 東京地下鉄
東西線(東陽町以西は全列車が各駅に停車)
茅場町駅 (T 11) - 門前仲町駅 (T 12) - 木場駅 (T 13)
- 東京都交通局
都営大江戸線
清澄白河駅 (E 14) - 門前仲町駅 (E 15) - 月島駅 (E 16)
脚注
- ^ ab『帝都高速度交通営団史』 東京地下鉄株式会社、2004年12月、234頁。
^ “平成12年12月12日 地下鉄大江戸線全線開業!”. 江東区報 (江東区): p. 1. (2000年12月1日号)
^ 門前仲町駅で改札通過サービスがご利用いただけるようになります 平成26年2月27日 東京都交通局 東京メトロ
^ “平成23年度(第8期)事業計画 主な項目” (PDF) (プレスリリース), 東京地下鉄, (2011年3月30日), http://www.tokyometro.jp/corporate/profile/scheme/pdf/plan_h23_2.pdf 2012年1月18日閲覧, "p.4 東西線の混雑緩和、遅延防止を図ります。 門前仲町駅の改良(ホームの拡幅)"
^ 東京都交通局駅務管区処務規程
^ ジャパンデザインネット「JDNリポート」門前仲町駅
出典
- 地下鉄の1日平均利用客数
^ 東京メトロ 各駅の乗降人員ランキング
^ 東京都交通局 各駅乗降人員一覧
- 地下鉄の統計データ
^ 各種報告書
^ 東京都統計年鑑
- 東京都統計年鑑
^ 昭和42年
^ 昭和43年
^ 昭和44年
^ 昭和45年
^ 昭和46年
^ 昭和47年
^ 昭和48年
^ 昭和49年
^ 昭和50年
^ 昭和51年
^ 昭和52年
^ 昭和53年
^ 昭和54年
^ 昭和55年
^ 昭和56年
^ 昭和57年
^ 昭和58年
^ 昭和59年
^ 昭和60年
^ 昭和61年
^ 昭和62年
^ 昭和63年
^ 平成元年
^ 平成2年
^ 平成3年
^ 平成4年
^ 平成5年
^ 平成6年
^ 平成7年
^ 平成8年
^ 平成9年
^ 平成10年 (PDF)
^ 平成11年 (PDF)
^ 平成12年
^ 平成13年
^ 平成14年
^ 平成15年
^ 平成16年
^ 平成17年
^ 平成18年
^ 平成19年
^ 平成20年
^ 平成21年
^ 平成22年
^ 平成23年
^ 平成24年
^ 平成25年
^ 平成26年
^ 平成27年
^ 平成28年
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 東京メトロ 門前仲町駅
- 東京都交通局 門前仲町駅
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