ダナイデス
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ダナイデス(古希: Δαναΐδες, Danaídes)は、ギリシア神話に登場するアルゴス王・ダナオスと多くの妻の間に生まれた50人の娘。単数形はダナイス(Δαναΐς, Danaïs)。
ダナオスの双子の兄弟であるアイギュプトスは自らの50人の息子にダナイデスを娶わせたい考え、ダナオスは娘たちに短刀を渡し50人の夫が眠っている間に殺させた。
ただし、ダナイデスのうち、長女のヒュペルムネーストラーはまだ処女だったため、夫リュンケウスを殺さなかった。
残りのダナイデス達は、冥界で水汲みをさせられたという。その水を入れる入れ物には穴が開いており(もしくは底が存在せず)、なかなかいっぱいにならなかった。
ダナイデスを扱った絵画
夫たちを殺害するダナイデス(Robinet Testardによる細密画)
水汲みの刑に処されるダナイデス(1903年、ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス画