クリス・ソイヤー
クリス・ソーヤー | |
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住居 | スコットランド ダンブレーン |
出身校 | ストラスクライド大学計算機科学科 |
職業 | コンピュータゲームクリエイター |
著名な実績 | ゲームデザインおよびゲームプログラミング(『ローラーコースタータイクーン』、『Chris Sawyer's Locomotion』、『トランスポートタイクーン』) |
公式サイト | http://www.chrissawyer.com/ |
クリス・ソーヤー(英: Chris Sawyer)はスコットランド出身のコンピュータゲームクリエイターで、『ローラーコースタータイクーン』、『トランスポートタイクーン』などのゲームデザインおよびゲームプログラミングでよく知られている。
目次
1 経歴
2 関連項目
3 脚注・出典
4 外部リンク
経歴
ソーヤーは1983年にゲーム業界に入り、まず Memotech MTXというホームコンピュータ向けにZ80機械語でゲームを作成し、その後Amstrad CPCシリーズ用のゲームを開発した。例えばアリオラソフト社が発売した『Sepulcri Scelerati』や『Ziggurat』といったタイトルがある。前者はほぼ完成したものをゲーム会社が買い取ったという珍しい例である。『Elite Plus』のPC版にも貢献している。
ソーヤーの最初の経営シミュレーションゲーム『トランスポートタイクーン』は、1994年にマイクロプローズからリリースされ、『タイクーン』シリーズの古典となった。翌年、ソーヤーはそのゲームを改良・拡張し、『Transport Tycoon Deluxe』と名付けた。
ソーヤーは続編をすぐに作ろうと考えていた。しかし、基本であるゲームエンジンを開発しているうちにローラーコースターに興味を持ち始め、『ローラーコースタータイクーン』を作った。このゲームは発売前には『White Knuckle』と呼ばれていた[1]。その後『トランスポートタイクーン』の続編の開発に戻ろうとしたが、すぐに『ローラーコースタータイクーン2』の開発に入った。再び『トランスポートタイクーン』の続編開発に戻り、ついに2004年『Chris Sawyer's Locomotion』をリリースした[2]。
2003年、『Transport Tycoon Deluxe』のリバースエンジニアリングが第三者によって行われ、その成果を元にオープンソースプロジェクト「OpenTTD」が開始され、多くの人々が拡張・改良を続けている。ソーヤーはアタリ社が『ローラーコースタータイクーン』を開発する際にはコンサルタントとして関わった。
2005年11月、ソーヤーはアタリがロイヤリティの支払いを拒否したとして同社を訴えた[3]。
『Locomotion』以降ソーヤーはインタビューなども受けず、彼の会社のサイトは2007年以降更新されておらず、沈黙を守っている。
ソーヤーはフリーランスのアーティスト(Simon Foster)やミュージシャン(Allister Brimble)の助けだけを得て、ゲームの設計やプログラミングをほとんど1人で行った。現在はスコットランドのダンブレーン(Dunblane)に在住[要出典]。
関連項目
- ローラーコースタータイクーン
脚注・出典
^ "10 things you (probably) never knew about Chris Sawyer's Tycoon games..." from Chris Sawyer Software Development website
^ Chris Sawyer (2004). Chris Sawyer's Locomotion Manual. Atari.
^ "Sawyer Sues Atari Over Roller Coaster Tycoon Royalties" from Gamasutra (November 8, 2005)
外部リンク
- Chris Sawyer Software Development
Chris Sawyer's profile at MobyGames
Interview with Sawyer on Locomotion from GameSpot