兼六園ジュニアカップ
兼六園ジュニアカップ | |
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開催国 | 日本 |
主催者 | 石川県(2018年) |
競馬場 | 金沢競馬場 |
創設 | 1999年9月26日 |
2018年の情報 | |
距離 | ダート1500m |
格付け | 重賞 |
賞金 | 1着賞金250万円 |
出走条件 | サラブレッド系2歳、金沢所属 |
負担重量 | 別定 |
出典 | [1] |
兼六園ジュニアカップ(けんろくえんジュニアカップ)は、金沢競馬場で施行される地方競馬の重賞競走である。正式名称は「中日スポーツ杯 兼六園ジュニアカップ」、中日スポーツを発行する中日新聞社が優勝杯を提供している。競走名は、日本三名園の一つとして数えられ、石川県金沢市にある大名庭園・兼六園から。
中日スポーツ賞、(一社)JBC協会賞(ダノンシャンティ号種付権利)、日本地方競馬馬主振興協会長賞、門別町農業協同組合長賞、(一社)石川県馬主協会長賞、金沢競馬開催執務委員長賞(2018年)[1]。
目次
1 概要
1.1 条件・賞金等(2018年)
2 歴史
2.1 歴代優勝馬
3 脚注・出典
3.1 注釈
3.2 出典
3.2.1 各回競走結果の出典
概要
1999年に金沢競馬場のダート1400mのサラブレッド系3歳(現2歳)牡馬・騸馬の北陸・東海・近畿地区交流の定量の重賞競走「ほくてつ杯 兼六園ジュニアカップ」として創設。創設当初から2012年まで中央競馬の朝日杯フューチュリティステークス(旧・朝日杯3歳ステークス)へのGIステップ競走として位置付けられ、1着馬のみ、朝日杯フューチュリティステークスのトライアル競走の北陸・東海・近畿地区(2003年からは中国地区を含む)のブロック代表馬として、朝日杯フューチュリティステークストライアル(デイリー杯2歳ステークス、京王杯2歳ステークス、東京スポーツ杯2歳ステークス)への出走権が与えられていた。さらにこのいずれかの競走で上位2着までに入賞すると朝日杯フューチュリティステークスへ出走可能であった。
2003年からは北陸・東海・近畿・中国地区交流競走として施行され、福山所属の競走馬が出走可能になり、2004年からは牝馬の出走が可能となる。2013年から北陸地区(金沢)限定に出走条件が変更されるとともに未来優駿シリーズに加えられた。
2005年からは優勝杯の提供が北陸鉄道から中日新聞社に変更され、名称を「ほくてつ杯 兼六園ジュニアカップ」から「中日スポーツ杯 兼六園ジュニアカップ」に変更された。
2014年からは1500mで施行されている。また、現在は、JRA認定競走となっている。
負担重量は1999年 - 2000年、2004年、2009年、2012年 - 2014年は定量、2001年 - 2003年、2005年 - 2008年は馬齢、2010年 - 2011年、2015年- は別定。
条件・賞金等(2018年)
- 出走条件
- サラブレッド系2歳、金沢所属
- 負担重量
- 別定
- 賞金等
- 1着250万円、2着57万5000円、3着30万円、4着22万5000円、5着15万円、着外4万円[1]。
HITスタリオンシリーズに指定されており、ダノンシャンティの配合権利が優勝馬馬主への副賞となっている。
歴史
1999年 - 金沢競馬場のダート1400mのサラブレッド系3歳(現2歳)牡馬・騸馬の北陸・東海・近畿地区交流の定量の重賞競走「ほくてつ杯 兼六園ジュニアカップ」として創設。
2000年 - 当時、笠松所属の安藤勝己が騎手として史上初の連覇。
2001年
馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「サラブレッド系3歳牡馬・騸馬の北陸・東海・近畿所属馬」から「サラブレッド系2歳牡馬・騸馬の北陸・東海・近畿所属馬」に変更。- 負担重量を「定量」から「馬齢」に変更。
2003年 - この年から北陸・東海・近畿・中国地区交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系2歳牡馬・騸馬の北陸・東海・近畿・中国所属馬」に変更。
2004年
- 出走条件を「サラブレッド系2歳牡馬・騸馬の北陸・東海・近畿・中国所属馬」から「サラブレッド系2歳の北陸・東海・近畿・中国所属馬」に変更(牝馬の出走が可能となる)。
- 負担重量を「馬齢」から「定量」に戻す。
2005年
- 優勝杯の提供を北陸鉄道から中日新聞社に変更。それに伴い、名称を「ほくてつ杯 兼六園ジュニアカップ」から「中日スポーツ杯 兼六園ジュニアカップ」に変更。
- 負担重量を「定量」から「馬齢重量」に再度変更。
2008年 - 3位入線の笠松のマジョリーフェアが進路妨害により6着に降着。
2009年 - 負担重量を「馬齢」から「定量」に再度戻す。
2010年 - 負担重量を「定量」から「別定」に変更。- 2012年 - 負担重量を「別定」から「定量」に変更。
- 2013年 - 出走条件が北陸地区限定に変更。「未来優駿」シリーズに加えられる。
- 2014年 - 距離が1500mとなる。
- 2015年 - 負担重量が「定量」から「別定」に変更。
歴代優勝馬
回数 | 施行日 | 距離 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
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第1回 | 1999年9月26日 | 1400m | レジェンドハンター | 牡3 | 笠松 | 1:28.1 | 安藤勝己 | 高田勝良 | 廣瀬普 |
第2回 | 2000年9月24日 | 1400m | フジノテンビー | 牡3 | 笠松 | 1:29.5 | 安藤勝己 | 中山義宣 | 大橋清助 |
第3回 | 2001年9月25日 | 1400m | ホクザンフィールド | 牡2 | 西脇 | 1:30.6 | 小牧太 | 橋本忠男 | 木本弘孝 |
第4回 | 2002年9月17日 | 1400m | オペラコロナリー | 牡2 | 金沢 | 1:31.9 | 平瀬城久 | 鈴木正也 | (有)岡本牧産 |
第5回 | 2003年9月16日 | 1400m | セトノシェーバー | 牡2 | 愛知 | 1:32.4 | 安部幸夫 | 角田輝也 | 難波澄子 |
第6回 | 2004年9月14日 | 1400m | サイキョウカチドキ | 牡2 | 笠松 | 1:32.0 | 川原正一 | 藤田正治 | 奥本重幸 |
第7回 | 2005年9月13日 | 1400m | メイホウホップ | 牡2 | 金沢 | 1:31.5 | 向山牧 | 伊藤勝好 | 末武憲俉 |
第8回 | 2006年9月12日 | 1400m | ブラックムーン | 牝2 | 金沢 | 1:32.3 | 鬼束亮 | 平床良博 | 中村好太郎 |
第9回 | 2007年9月10日 | 1400m | エムザックライアン | 牡2 | 金沢 | 1:33.4 | 吉原寛人 | 加藤和宏 | 寺西正彰 |
第10回 | 2008年9月9日 | 1400m | ニュースターガール | 牝2 | 笠松 | 1:33.8 | 阪上忠匡 | 森山英雄 | 荒木克己 |
第11回 | 2009年9月13日 | 1400m | ハヤテカムイオー | 牡2 | 金沢 | 1:31.4 | 吉原寛人 | 宗綱泰彦 | 畑中政雄 |
第12回 | 2010年9月19日 | 1400m | エルウェーオージャ | 牡2 | 園田 | 1:30.6 | 吉村智洋 | 橋本忠男 | 雜古隆夫 |
第13回 | 2011年9月20日 | 1400m | アウヤンテプイ | 牡2 | 笠松 | 1:30.6 | 尾島徹 | 柴田高志 | 若林千代惠 |
第14回 | 2012年9月18日 | 1400m | ホウライジェントル | 牡2 | 愛知 | 1:31.7 | 柿原翔 | 藤ヶ崎一人 | 橋元幸平 |
第15回 | 2013年10月22日 | 1400m | フューチャースター | 牡2 | 金沢 | 1:30.3 | 米倉知 | 岩切敏男 | 谷岡正次 |
第16回 | 2014年11月4日 | 1500m | アロマベール | 牡2 | 金沢 | 1:36.0 | 平瀬城久 | 金田一昌 | (同)JPN技研 |
第17回 | 2015年11月1日 | 1500m | ブライトエンプレス | 牝2 | 金沢 | 1:37.6 | 平瀬城久 | 金田一昌 | 西森鶴 |
第18回 | 2016年11月1日 | 1500m | ヴィーナスアロー | 牝2 | 金沢 | 1:38.4 | 田知弘久 | 金田一昌 | 村山忠弘 |
第19回 | 2017年11月14日 | 1500m | フウジン | 牡2 | 金沢 | 1:36.3 | 佐藤友則 | 中川雅之 | (有)新生ファーム |
第20回 | 2018年11月20日 | 1500m | アイオブザタイガー | 牡2 | 金沢 | 1:38.6 | 畑中信司 | 中川雅之 | (有)新生ファーム |
※馬齢は2000年以前では旧表記を用いる。
脚注・出典
注釈
出典
- ^ abc“平成30年度第14回石川県営第17回金沢競馬第4日競走番組表 (PDF)”. 金沢競馬場 Official Website. 2018年11月19日閲覧。
各回競走結果の出典
兼六園ジュニアカップ 歴代優勝馬 - 地方競馬全国協会- JBISサーチ
1999年,2000年,2001年,2002年,2003年,2004年,2005年,2006年,2007年,2008年,2009年,2010年,2011年,2012年,2013年,2014年,2015年,2016年,2017年,2018年
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