(かた)


  • 個々のもの形を生ずるもととなるもの[1]
    • ものを作るときに形をつくりだすもとになるもの[1]。型から形状を複製して個々の目的物を作る。→原型、金型、鋳型、型紙、型枠、セルクル(洋菓子用)。底のない型のことを枠(フレーム)とも呼ぶ。目的物が立体的なものである場合、目的物と同じ形を持つ型を雄型(内型)、目的物と逆の凹凸を持つ型を雌型(外型)という。



  • 伝統や習慣として決まった形式[1]→伝統、習慣

  • 武道・伝統芸能・スポーツなどで規範となる方式[1]。名人などによって生み出された技法や表現形式といえる[2]。「機械・工業製品の"型"とは違い、カタに嵌ったものではないし、そうであってはならない」という意味でと書くことも多い。「規範動作」 


    • 武道の型。剣道、居合道、合気道、柔道 等の武道の規範となる方式。→形 (武道)(フランス語版記事fr:Kata)。形稽古、日本剣道形、全日本剣道連盟居合、全日本居合道連盟刀法、柔道形、空手の型一覧


    • 能、歌舞伎、日本舞踊などの伝統芸能で、規範となる一連の動き。(伝統技能では)型は家の芸となり、秘伝・口伝といった伝授方式があり、それがある者に示されることは寿祝性、儀礼性をもつ[2]



  • ものを類に分けた時(つまり分類した時)それぞれの類の特質をよく表したもの[1]。典型。タイプ →典型、タイプ


  • 決まった大きさ[1]。決められた大きさ・サイズ。規格サイズ。
    • (国際単位系に移行したため)インチで決められた大きさ。

      • モニタの画面の大きさ(「14型」「21型」など。画面の対角線の長さが何インチかを指す。)→モニタ、テレビ受像機

      • ディスクのサイズ(「0.85型」「3.5型」など) →ディスク、磁気ディスク、光ディスク

      • 半導体素子のサイズ(固体撮像素子における「1/1.8型」「1/2.7型」など)→半導体、固体撮像素子




  • コンピュータで扱うデータの決められた形式・種類(整数型、浮動小数点型、文字型、集合型、ポインタ型 等)→データ型

  • 一定の設計理念に基づく製作物・製品の集合、あるいはその設計要項。型の名称は設計者の名が使われることが多い。「式」「風」とも。また、共通点の多い製品群(機械製品・建築物・アパレルなど)。名称は代表的製品の名が使われることが多い。

    • 「ニュートン型反射望遠鏡」「ケプラー型屈折望遠鏡」等→天体望遠鏡

    • 「ABC製造会社のXYZ型コンピュータ」、自動車の形式、エンジンの形式 等々


    • 大和型戦艦、松型駆逐艦、千代田型軍艦など。(軍艦等の型は「級」も参照)

    • 「人型機械」「生物型機械」「犬型ロボット」「鳥型○○」「○○魚型」…→ヒューマノイド、ロボット



  • 血液の血球の抗原の違いをもとに決めた血液の分類。ABO型、RH型、MN型などによる分類がある。→血液型


脚注



  1. ^ abcdef広辞苑第六版「かた(形・型)」

  2. ^ abブリタニカ百科事典「型」



関連項目




  • タイプ

  • イデア

  • パターン








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