泥岩













泥岩

堆積岩

SiltstoneUSGOV.jpg
シルト岩

構成物

泥(シルト・粘土)

プロジェクト:地球科学/Portal:地球科学

泥岩(でいがん、英: mudstone[1])は、その構成物質の粒の大きさが116mm以下のもの(泥)でできている堆積岩の一種。海底や湖沼底などに堆積した泥(シルト・粘土)が、脱水固結して岩石となったものである。


主に粘土鉱物からなり、有機物を含むことも多い。




目次






  • 1 いろいろな泥岩


  • 2 参考文献


  • 3 脚注


  • 4 関連項目


  • 5 外部リンク





いろいろな泥岩


構成されている粒子の大きさにより、さらにシルト岩(しるとがん、siltstone[1])と粘土岩(ねんどがん、claystone[1])に細分できる。


一般に剥離性に乏しく塊状に割れる。特に、剥離性を示す場合は頁岩と呼んで区別することが多い。変成作用により、さらに剥離性が発達した粘板岩(スレート)、千枚岩、結晶片岩(片岩)という変成岩になる。


石油地質学(英語版)の分野では、有機物を多く含む泥岩を根源岩(ソースロック)と呼んでいる。



参考文献



  • 都城秋穂、久城育夫 「22・2 砂岩」『岩石学II - 岩石の性質と分類』 共立出版〈共立全書〉、1975年、151-154頁。ISBN 4-320-00205-9。

  • 黒田吉益、諏訪兼位 「7.1 砕屑堆積岩」『偏光顕微鏡と岩石鉱物 第2版』 共立出版、1983年、274-277頁。ISBN 4-320-04578-5。



脚注


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  1. ^ abc文部省編 『学術用語集 地学編』 日本学術振興会、1984年。ISBN 4-8181-8401-2。




関連項目








  • 岩石 - 堆積岩 - 砕屑岩

  • 岩石の一覧


  • 頁岩、粘板岩(スレート)


  • 泥(シルト・粘土)



外部リンク


  • “でい岩(泥岩)”. 地質標本館. 産業技術総合研究所地質調査総合センター. 2012年9月21日閲覧。












































砕屑物と砕屑岩
粒径(mm) 砕屑物 砕屑岩 火山砕屑物
火山砕屑岩
64 以上 礫岩 火山岩塊
火山角礫岩、凝灰角礫岩
64 - 2 火山礫
ラピリストーン、火山礫凝灰岩
2 - 116
砂岩 火山灰
凝灰岩

116 - 1256
シルト シルト岩
泥岩

1256 以下
粘土
粘土岩

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