ニコラス・テロル
この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の姓)はテロル、第二姓(母方の姓)はペイドロです。 |
ニコラス・テロル | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2011年 チェコGP | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | スペイン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
現在のチーム | MV Agusta Reparto Corse | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゼッケン | 88 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ウェブサイト | nicoterol.com | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ニコラス・テロル・ペイドロ ( Nicolás "Nico" Terol Peidro, 1988年9月27日 - ) は、スペイン・バレンシア州アリカンテ県アルコイ出身のオートバイレーサー。2011年のロードレース世界選手権125ccクラスチャンピオン。
目次
1 経歴
1.1 キャリア初期
1.2 ロードレース世界選手権
1.2.1 125ccクラス
1.2.2 Moto2クラス
2 ロードレース世界選手権 戦績
3 脚注
4 外部リンク
経歴
キャリア初期
1999年、テロルは10歳のときにミニバイクレースに初めて参戦する。翌2000年には50ccの地方選手権、2001年は70ccの全国レース、2002年は125ccのアプリリアカップとステップアップしていった。
2003年にはスペインロードレース選手権(CEV)125ccクラスにデビューする。翌2004年にはホルヘ・マルチネス率いるチーム・アスパーに移籍し、シリーズランキング4位の成績を残した。またこの年のロードレース世界選手権最終戦バレンシアGP125ccクラスのレースに、負傷欠場となったマイク・ディ・メッリオの代役として参戦を果たした。
ロードレース世界選手権
125ccクラス
2005年、テロルはデルビのマシンを駆ってロードレース世界選手権125ccクラスにフル参戦デビューを果たした。しかしトレーニング中に負った脾臓を切除するほどの重傷に苦しみ、僅か1ポイントの獲得でシリーズランキングは36位に終わった。翌2006年は53ポイントの獲得でシリーズ14位と成績は改善したが、2007年にはスランプに陥りシリーズ22位に沈んでしまった。
2008年にはジャック&ジョーンズWRBチームに移籍し、アプリリアのマシンに乗り換えた。第2戦スペインGPで初表彰台(2位)を獲得、雨でレース短縮となった第14戦インディアナポリスGPで初優勝を挙げるなどの活躍を見せ[1]、シリーズ5位と大きく成績を伸ばした。
チームに残留した2009年シーズン、テロルは最新ファクトリー仕様のRSA125を手に入れた。しかしチームは資金難に苦しみ、開幕前のテスト不足が影響してシーズン序盤は苦戦が続いた。だが中盤以降は調子を取り戻し、第14戦チェコGPで1勝、他にも3回2位表彰台に立つ活躍を見せ、最終的なランキングは3位となった。
2010年シーズンはスペイン選手権時代の古巣であるアスパー・チームに移籍し、ブラッドリー・スミスのチームメイトを務めることとなった[2]。テロルはシーズン3勝、全17戦中14戦で表彰台に立つ安定した速さを見せたが、チャンピオン争いではシーズン10勝を挙げる強さを見せたマルク・マルケスに14ポイント差で敗れてランキング2位に終わった。第7戦カタルニアGPのファイナルラップで転倒し、腰椎を骨折して次の第8戦ドイツGPを欠場したのが大きな痛手となった[3]。
2011年は前年の上位勢の多くがMoto2クラスにステップアップする中、アスパー125ccチームに残留した[4]。テロルは開幕から3連勝を遂げてチャンピオン争いをリード、第7戦ダッチTTでは予選での転倒で右手の小指を負傷し決勝レースを欠場したものの、次戦イタリアGPでシーズン5勝目を挙げて復帰を飾った。その後第12戦インディアナポリスGPから再び3連勝を挙げて年間8勝を達成、最終戦バレンシアGPで125ccクラス最後のワールドチャンピオンに輝いた。
Moto2クラス
2012年、アスパー・チームに残留するテロルは中量級Moto2クラスにステップアップを果たす。チームメイトは2010年チャンピオンのトニ・エリアスが務める[5]。
ロードレース世界選手権 戦績
- 凡例
ボールド体のレースはポールポジション、イタリック体のレースはファステストラップを記録。
シーズン | クラス | バイク | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 順位 | ポイント |
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2004年 | 125cc | アプリリア | RSA | SPA | FRA | ITA | CAT | NED | BRA | GER | GBR | CZE | POR | JPN | QAT | MAL | AUS | VAL 22 | NC | 0 | |
2005年 | 125cc | デルビ | SPA 15 | POR 23 | CHN 26 | FRA 22 | ITA 21 | CAT Ret | NED 16 | GBR 21 | GER Ret | CZE 19 | JPN | MAL | QAT | AUS Ret | TUR 16 | VAL 16 | 36位 | 1 | |
2006年 | 125cc | デルビ | SPA 19 | QAT 16 | TUR 27 | CHN 19 | FRA Ret | ITA 18 | CAT 11 | NED 15 | GBR 9 | GER 7 | CZE 7 | MAL 10 | AUS 11 | JPN 10 | POR Ret | VAL 11 | 14位 | 53 | |
2007年 | 125cc | デルビ | QAT 16 | SPA 14 | TUR 16 | CHN Ret | FRA 19 | ITA 12 | CAT 23 | GBR 24 | NED 17 | GER 22 | CZE 22 | SMR 18 | POR Ret | JPN 17 | AUS 13 | MAL 11 | VAL 11 | 22位 | 19 |
2008年 | 125cc | アプリリア | QAT 10 | SPA 2 | POR 3 | CHN 8 | FRA 3 | ITA 7 | CAT Ret | GBR 18 | NED 9 | GER 7 | CZE 5 | SMR 5 | IND 1 | JPN 5 | AUS Ret | MAL 9 | VAL 2 | 5位 | 176 |
2009年 | 125cc | アプリリア | QAT 7 | JPN 17 | SPA 10 | FRA 9 | ITA 2 | CAT 2 | NED 5 | GER 4 | GBR 4 | CZE 1 | IND 4 | SMR 2 | POR Ret | AUS 6 | MAL 5 | VAL 10 | 3位 | 179.5 | |
2010年 | 125cc | アプリリア | QAT 1 | SPA 2 | FRA 2 | ITA 2 | GBR 4 | NED 2 | CAT Ret | GER | CZE 1 | IND 1 | SMR 2 | ARA 2 | JPN 2 | MAL 3 | AUS 3 | POR 2 | VAL 3 | 2位 | 296 |
2011年 | 125cc | アプリリア | QAT 1 | SPA 1 | POR 1 | FRA 2 | CAT 1 | GBR 8 | NED DNS | ITA 1 | GER 4 | CZE Ret | IND 1 | RSM 1 | ARA 1 | JPN 2 | AUS 6 | MAL 5 | VAL 2 | 1位 | 302 |
脚注
^ http://www.crash.net/motorsport/motogp/feature/13283-0/125_terol_takes_rain-interrupted_indy_win.html]
^ http://www.motogp.com/ja/news/2009/new+line+up+bancaja+aspar+2010
^ http://www.motogp.com/ja/news/2010/Terol+injuries+are+improving+0
^ http://www.motogp.com/ja/news/2010/terol+reviews+valencia+race
^ http://www.motogp.com/ja/news/2011/Aspar+Team+Elias+Terol+Moto2+2012
外部リンク
nicoterol.com 公式ウェブサイト (スペイン語)
- motogp.com ニコラス・テロル経歴
[1] SBK 2014年参戦選手
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