Wikipedia:自著作物の持ち込み/削除依頼を出されたら
この文書はウィキペディア日本語版のガイドラインです。多くの利用者が基本的に同意しており、従うことが推奨されますが、方針ではありません。必要に応じて編集することは可能ですが、大きな変更を加える場合は、先にノートページで提案してください。 |
本稿は、「自分の著作物をウィキペディアに投稿したら『著作権侵害のおそれがある』として削除依頼に出されてしまい、ショックを受けている方」に、とり急ぎの説明をすることを目的としています。
まずはこのページを最後まで読んで、そして落ち着きましょう。
目次
1 まず知っておいて欲しいこと
1.1 あなたが投稿したものは、まだ削除されていません。
1.2 削除・復帰の決定には時間がかかります。焦らないでください。
1.3 削除依頼は、ペナルティ(処罰・罰則)ではありません。
2 投稿したものの復帰のために必要な手続き
2.1 まず「Wikipedia:自著作物の持ち込み」を読みましょう。
2.2 削除依頼ページに参加しましょう。
2.3 著作権侵害がないことの証明をしましょう。
2.4 そしてコミュニティの判断を待ちましょう。
3 今後のこと
まず知っておいて欲しいこと
- あなたが投稿したものは、まだ削除されていません。
- 削除・復帰の決定には時間がかかります。焦らないでください。
- 削除依頼は、ペナルティ(処罰・罰則)ではありません。
あなたが投稿したものは、まだ削除されていません。
著作権侵害のおそれがあるとして投稿したテキストや画像が表示されなくなったとしても、それはまだ削除されたわけではありません。正しい手続きを取れば復帰されます。あなたが著作権侵害をしていないのならば、心配はしないでください。
削除・復帰の決定には時間がかかります。焦らないでください。
Wikipediaでは、(プライバシー侵害などの緊急案件を除いて)削除には原則として一週間以上の議論を行います。また、Wikipediaは、速報をやっているわけではありませんから、一週間やそこら公開が遅れたところで、たいした実害があるわけではありません。焦る必要はありません。焦って「一刻も早く復帰させよう」とすると、しばしば手続きを無視することになり、逆に問題を拡大してしまうことになりかねません。とにかく、焦らないでください。
特に、「削除依頼テンプレートをはがす」「編集で強引に復帰する」ということをやった場合、「保護(緊急に編集ができなくなるようにする措置)」がかけられます。自分で削除依頼テンプレートをはがしたり、合意を経ずに復帰したりすることは、事態を悪化させるだけですから、絶対にやらないでください。
削除依頼は、ペナルティ(処罰・罰則)ではありません。
Wikipediaコミュニティは、当該項目について「著作権侵害である」「削除すべき」と判断したわけではありません。「著作権侵害のおそれがある」という指摘があり、念のために大丈夫かどうかを確かめる手続きに入っただけです。あなたが著作権侵害をしていないのならば、ショックを受ける必要も、落ち込む必要もありません。
投稿したものの復帰のために必要な手続き
- まず「Wikipedia:自著作物の持ち込み」を読みましょう。
- 削除依頼ページに参加しましょう。
- 著作権侵害がないことの証明をしましょう。
- そしてコミュニティの判断を待ちましょう。
まず「Wikipedia:自著作物の持ち込み」を読みましょう。
自分が外部で発表した著作物をWikipediaに持ち込む場合の方法について説明をしているページです。まずこれを読んでください。問題の概要や、これからどうすれば良いのかが、記してあります(Wikipedia:自著作物の持ち込みを読んだだけで、これからどうすればいいのかが分かった方は、もうこのページに戻ってくる必要はありません)。
削除依頼ページに参加しましょう。
当該項目の削除依頼のページに参加しましょう。削除依頼ページ(削除するかどうかを審議しているページ)は、削除依頼が出されたページの冒頭に記されています。
著作権侵害がないことの証明をしましょう。
削除依頼ページで、著作権侵害がないことの証明をしましょう。「Wikipedia:自著作物の持ち込み」で説明されている方法で証明すればOKです。多少の質疑応答などがあるかもしれませんが、いずれにせよ最低でも一週間は時間があるのですから、焦る必要はありません。
そしてコミュニティの判断を待ちましょう。
著作権侵害がないことが説明できれば、問題提起から一週間後をめどに、投稿したものは復帰されます。著作権侵害がないということが早めにはっきりした場合には、早期に復帰されることはあります。はっきりしない場合は、議論が延長されることもあります。結論が出れば一件落着です。
今後のこと
いずれにせよ、削除依頼を出されるのはあまり気持ちがいいことではないかもしれません。ですから、今後も外部ですでに発表したものを持ち込むのであれば、最初から「著作権侵害のおそれあり」と思われないような手順を踏んでおいた方が良いでしょう。
では、引き続きWikipediaをよろしくお願い申し上げます。