三浦皇成


















































三浦皇成

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2011年フローラS表彰式

基本情報
国籍
日本の旗 日本
出身地
東京都練馬区[1]
生年月日
(1989-12-19) 1989年12月19日(29歳)[2]
身長
167cm[2]
体重
50kg[2]
血液型
O型[2]
騎手情報
所属団体
JRA
所属厩舎
美浦・河野通文厩舎(2008年3月1日 - 2009年10月30日)
美浦・フリー(2009年10月31日 - 2012年2月29日)
美浦・鹿戸雄一厩舎(2012年3月1日 - )[3]
初免許年
2008年
免許区分
平地[4]
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三浦 皇成(みうら こうせい、1989年12月19日 - )は日本中央競馬会所属の騎手。




目次






  • 1 来歴


    • 1.1 表彰




  • 2 主な騎乗馬


  • 3 騎乗成績


  • 4 エピソード


  • 5 脚注


  • 6 出典


  • 7 関連項目


  • 8 外部リンク





来歴


2008年度JRA騎手免許試験に合格し、同年3月1日付で騎手免許交付。同年の新規騎手免許試験合格者は三浦のほか、内田博幸と鷹野宏史がいる[5]


同年3月1日の中山競馬第1競走でモエレロングランに騎乗し、中央競馬初騎乗(6着)。同日の中山競馬第10競走(潮来特別)で初勝利[6]。8月10日に行われた第40回函館2歳ステークスでフィフスペトルに騎乗して優勝し、デビュー5ヶ月目で重賞初勝利[7]。9月21日の札幌競馬第8競走を勝利して通算59勝とし、1960年の加賀武見(58勝)を抜き、新人の年間勝利数で歴代2位となった[8]。9月28日に騎乗機会8連続連対を達成[9]


10月5日に行われたスプリンターズステークスでGI初騎乗(14着)[10]。10月11日の東京競馬場第2競走でマイネルクロッシュに騎乗してデビューからの騎乗回数が555回となり、武豊が持っていた新人騎手年間最多騎乗回数(554回)を更新[11]。さらに同日のペルセウスステークスでバンブーエールに騎乗して勝利し、武豊の持つ新人年間最多勝記録(69勝)に並んだ[12]。10月25日の福島競馬場第1競走2歳未勝利(芝1200m)でアドバンスヘイローに騎乗して70勝目をあげ、新人年間最多勝記録を更新した[1]


2009年2月7日の東京競馬場第4競走で1着となり、JRA通算100勝を達成[13]。同年9月12日、英国のフォスラス競馬場で行われたTOTESPORT.COMハンデキャップでロイヤルダイヤモンドに騎乗して優勝し、海外初騎乗を勝利で飾った[14]。同年10月30日には河野厩舎を離れ、フリーに転向[15]


2010年9月25日の札幌競馬第1競走、リアライズノユメで1着となり、現役では56人目となるJRA通算200勝を達成[16]


2011年9月25日、タレントのほしのあきと入籍したことを発表した[17][18]


2012年3月4日の中山競馬第5競走、ミッキーナチュラルで1着となり、JRA通算300勝達成。


2013年8月24日の函館競馬第10競走、マウイノカオイで1着となり、JRA通算400勝達成。


2014年11月6日にディアドムスで北海道2歳優駿を勝つ[19]と、12月17日には同じくディアドムスに騎乗して全日本2歳優駿を勝ち、GI競走[注 1]初勝利[20][21][24]


2015年2月21日の東京競馬第12競走、サトノアルバトロスで1着となり、JRA通算500勝達成。


2016年8月14日、札幌競馬場の第7レースで、騎乗していたモンドクラフトが故障(左第1指関節開放性脱臼)を発症して転倒し、三浦は地面に投げ出されて負傷した[25]。肋骨9本および骨盤の骨折に加えて肺と副腎も損傷するという重傷で[26]、以降は長期にわたり休業となった。


およそ1年の休業を経て、2017年8月12日の札幌競馬場でレースに復帰し、この日2勝を挙げた[27]



表彰




  • 北海道競馬記者クラブ賞[28](2014年・函館)


  • 日本プロスポーツ大賞最高新人賞(2008年)


  • 報知プロスポーツ大賞特別賞(2008年)



主な騎乗馬




  • フィフスペトル(2008年函館2歳ステークス)


  • スマイルジャック(2009年関屋記念、2011年東京新聞杯)


  • トーセンジョーダン(2010年アルゼンチン共和国杯)


  • バウンシーチューン (2011年フローラステークス)


  • マイネルキッツ (2011年ステイヤーズステークス)


  • クラウンロゼ (2013年フェアリーステークス)


  • ローブティサージュ (2014年キーンランドカップ)


  • エアハリファ (2015年根岸ステークス)


  • レヴァンテライオン(2016年函館2歳ステークス)[29]


  • スズカデヴィアス (2018年新潟大賞典)



騎乗成績































































日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初騎乗 2008年3月1日 2回中山1日目1R 3歳未勝利 モエレロングラン 16頭 3 6着
初勝利 2008年3月1日 2回中山1日目10R 潮来特別 フェニコーン 13頭 6 1着
重賞初騎乗 2008年3月16日 2回中山6日11R 中山牝馬ステークス マルノマンハッタン 16頭 16 16着
重賞初勝利 2008年8月10日 2回函館8日9R 函館2歳ステークス フィフスペトル 15頭 2 1着
GI初騎乗 2008年10月5日 4回中山8日11R スプリンターズステークス プレミアムボックス 16頭 10 14着

















































































































































年度 平地競走
1着 2着 3着 騎乗数 勝率 連対率 複勝率
2008年 91 74 58 783 .116 .211 .285
2009年 78 80 86 858 .091 .184 .284
2010年 46 51 53 643 .072 .151 .233
2011年 67 63 64 843 .079 .154 .230
2012年 77 89 80 923 .083 .180 .267
2013年 63 67 61 831 .076 .156 .230
2014年 73 76 67 779 .094 .191 .277
2015年 64 78 74 742 .086 .191 .291
2016年 32 33 27 328 .087 .155 .219
2017年 24 26 26 246 .074 .155 .236
2018年 1 1 4 17 .043 .087 .260
中央 616 638 600 5313 .086 .175 .259
地方 7 2 1 55 .127 .164 .182


エピソード


座右の銘は「気魄」[1]、目標とする騎手は田中勝春[1]


小学5年生のとき、電車で1人の女性の孫娘に席を譲った。その女性は「オメガ」の冠号で知られる馬主の原禮子であった。原は左手を怪我していながらも席を譲る三浦に感心し、話をすると三浦が騎手を目指していると知った。そこで原は自分の所有馬がプリントされているQUOカードを渡し、将来騎手になったら乗ってくれるように言った。このときに三浦は自分の名前を伝えていなかったが、その後騎手となり原のもとに挨拶に行くと、原は驚くと同時に三浦のバックアップをすることを約束した。初めて重賞を制したフィフスペトルを管理する加藤征弘に三浦を紹介したのは原である[30]


妻はタレントのほしのあき。2011年9月25日に入籍し[31]、同年12月19日結婚式・披露宴を行なった[32]。2012年4月12日長女が誕生[33]



脚注





  1. ^ 出典に示されている格付表記はサンスポ予想王が「GI[20]」、スポニチアネックスが「統一GI[21]」と記載しているが、地方競馬全国協会やJRAでは日本がパートI国に昇格した2007年以降、外国調教馬も出走可能な国際競走を「GI」、日本調教馬限定競走は「JpnI」と明確に区分している[22][23]。全日本2歳優駿は国際競走ではないため、正しくは「JpnI」となる。また、ラジオNIKKEI競馬予想Webでは冒頭で「JpnI」と表記しつつ本文中で「GI初勝利」と記載している[24]が、国際格付の「GI」と国内ローカル扱いの「JpnI」は国際基準に照らせば同格とはされていない。




出典




  1. ^ abcd“三浦皇成、武豊の新人最多勝記録を21年ぶり更新”. netkeiba.com. 2015年6月2日閲覧。

  2. ^ abcd“JRAホームページ 騎手名鑑”. JRA. 2016年12月22日閲覧。


  3. ^ “三浦皇成騎手、鹿戸雄一厩舎所属に”. 競馬実況Web (日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)). (2012年2月29日). http://keiba.radionikkei.jp/keiba/entry-215796.html 2015年7月27日閲覧。 


  4. ^ 平成28年度 騎手免許試験合格者 (PDF)”. 日本中央競馬会 (2016年2月11日). 2016年3月25日閲覧。


  5. ^ “内田博幸騎手がJRA騎手免許合格”. netkeiba.com. 2015年6月2日閲覧。


  6. ^ “三浦騎手初勝利、内田博騎手は3勝の活躍”. netkeiba.com. 2015年6月2日閲覧。


  7. ^ “函館2歳S、新人の三浦皇成騎手が重賞初制覇”. netkeiba.com. 2015年6月2日閲覧。


  8. ^ “三浦皇成“ユタカ超え”まであと「11」”. スポーツニッポン新聞社. 2015年6月16日閲覧。


  9. ^ “三浦皇成騎手・8連続連対を達成”. netkeiba.com. 2015年6月2日閲覧。


  10. ^ “スプリンターズS戦い終わって(2)”. netkeiba.com. 2015年6月2日閲覧。


  11. ^ “三浦皇成騎手、新人最多騎乗記録を更新”. netkeiba.com. 2015年6月2日閲覧。


  12. ^ “三浦皇成、4連勝で新人最多勝記録に並ぶ”. netkeiba.com. 2015年6月2日閲覧。


  13. ^ “三浦皇成騎手、史上最速でJRA100勝達成”. netkeiba.com. 2015年6月2日閲覧。


  14. ^ “三浦皇成騎手、海外初騎乗初勝利”. ラジオNIKKEI. (2009年9月13日). http://keiba.radionikkei.jp/keiba/entry-173045.html 2015年6月21日閲覧。 


  15. ^ “三浦皇成騎手がフリーに”. netkeiba.com. 2015年6月2日閲覧。


  16. ^ “小牧&三浦、メモリアル勝利後のコメント”. netkeiba.com. 2015年6月2日閲覧。


  17. ^ 三浦皇成 (2011年9月25日). “いつも支えてくださっている皆様へのご報告”. 三浦皇成オフィシャルブログ「皇成 aim at the top」. アメーバブログ. 2017年6月25日閲覧。


  18. ^ “三浦皇成 ほしのあきとの結婚を発表”. スポニチアネックス. (2011年9月25日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/09/25/kiji/K20110925001699191.html 2017年6月25日閲覧。 


  19. ^ 【北海道2歳優駿】北の大地でディアドムスがV - 予想王TV@SANSPO.COM 2014-11-07閲覧

  20. ^ ab【全日本2歳優駿】連勝でディアドムスが2歳砂王! - 予想王TV@SANSPO.COM 2014-12-17閲覧 

  21. ^ ab【全日本2歳優駿】皇成騎乗のディアドムス、G1初制覇 - スポニチアネックス、2015年6月15日閲覧


  22. ^ ダートグレード競走とは? - 地方競馬全国協会、2015年6月15日閲覧


  23. ^ 競馬用語辞典(グレード制) - 日本中央競馬会、2015年6月15日閲覧

  24. ^ ab【全日本2歳優駿】(川崎)~ダート2歳王者はディアドムス - 日経ラジオ社、2015年6月15日閲覧


  25. ^ “【札幌7R】皇成が落馬負傷 エルムSのモンドクラッセは柴山騎乗”. スポーツニッポン. (2016年8月15日). http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2016/08/15/kiji/K20160815013167390.html 2016年9月10日閲覧。 


  26. ^ “三浦皇成は重傷…長期離脱へ 落馬で骨盤など骨折”. デイリースポーツ. (2016年8月26日). http://www.daily.co.jp/horse/2016/08/26/0009425648.shtml 2016年9月10日閲覧。 


  27. ^ “三浦皇成騎手、妻ほしのあきの前で復帰初日2勝”. スポーツ報知. (2017年8月13日). http://www.hochi.co.jp/horserace/20170812-OHT1T50198.html 2018年1月24日閲覧。 


  28. ^ 三浦皇成 初の函館リーディングジョッキーに - 2014年7月21日 東スポWeb(2014年8月26日閲覧)


  29. ^ “函館2歳ステークス2016年07月24日”. netkeiba.com. 2016年8月22日閲覧。


  30. ^ “三浦皇成の秘話【1】7年前の“出会い”が導いた初重賞”. スポーツニッポン (2008年10月27日). 2008年11月17日閲覧。


  31. ^ ほしのあき 13歳年上妻の誓い「皇成さんを支えていきたい」 - スポニチ(2011年9月26日)2012年7月9日閲覧


  32. ^ ほしのあき 三浦皇成の誕生日に挙式「しあわせでーす!祝ってほし~の!」 - スポニチ(2011年12月19日)2012年7月9日閲覧


  33. ^ ほしのあき&三浦皇成 第1子の女児誕生! - スポニチ(2012年4月13日)2012年7月9日閲覧




関連項目


  • 騎手一覧


外部リンク




  • エクセリング芸能プロダクション


  • 皇成 〜aim at the top〜 - 公式ブログ






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