せきれい賞




















































せきれい賞
開催国
日本の旗 日本
主催者
岩手県競馬組合
競馬場
盛岡競馬場
創設
2000年(重賞格上げ)
2018年の情報
距離
芝2400m
格付け
M2
賞金
1着賞金300万円

出走条件
サラブレッド系3歳以上オープン、地方競馬全国交流
負担重量
定量(3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減)
出典
[1]
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せきれい賞(せきれいしょう)は岩手県競馬組合が盛岡競馬場で施行する地方競馬の重賞(M2)競走(平地競走)である。正式名称は「報知新聞杯 せきれい賞」。競走名は盛岡市の市鳥である鶺鴒(セキレイ)に因む[1]


報知新聞社賞、(株)優駿賞、盛岡市長賞、開催執務委員長賞[2]




目次






  • 1 概要


    • 1.1 条件・賞金等(2018年)




  • 2 歴史


    • 2.1 歴代優勝馬




  • 3 脚注・出典


    • 3.1 注釈


    • 3.2 出典


      • 3.2.1 各回競走結果の出典






  • 4 関連項目


  • 5 外部リンク





概要


1979年に創設。長らくアラブ系のオープン特別競走としてダートコースで行われていたが、1996年に盛岡競馬場が移転すると、1998年よりサラブレッド系の芝コースの特別競走として施行され、2000年より重賞競走に格上げされた。


出走条件は重賞に格上げとなった当初は東北地区交流、2002年は東日本と九州地区、2003年から地方競馬全国交流となっている。馬齢はいずれもサラブレッド系3歳以上。


施行距離は当初は芝1600m、2003年に芝2400mに延長されて現在に至る。


2016年に岩手競馬で重賞格付け制度が開始され、M2に格付けされた。


本競走の優勝馬にはOROカップの優先出走権、上位2着馬までに桂樹杯の優先出走権が付与される[1]。また中央競馬の天皇賞(秋)のステップ競走へのブロック代表馬選定競走としても施行されており[2]、優勝馬はオールカマー、毎日王冠、京都大賞典のいずれかの出走可能となる。さらにこのいずれかの競走で上位2着までに入賞すると、天皇賞(秋)へ出走可能となる。


本競走は2008年からスタリオンシリーズ競走に指定されている。



条件・賞金等(2018年)



条件

出走条件はサラブレッド系3歳以上、地方競馬全国交流。かきつばた賞で上位2着までに入った馬とサファイア賞の優勝馬に優先出走権がある。



負担重量

定量、3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減[1]



賞金等

賞金額は、1着300万円、2着69万円、3着39万円、4着27万円、5着15万円、着外手当は1万5000円[2]

(株)優駿が協賛し、トゥザワールドの配合権利が優勝馬馬主への副賞となっている。



優先出走権付与

優勝馬にはOROカップの、2着までに入った馬には桂樹杯の優先出走権が付与される[1]



歴史




  • 1979年 - 旧・盛岡競馬場のダートコースのアングロアラブ系4歳(現3歳)以上の岩手所属馬限定の特別競走「せきれい賞」として創設。


  • 1996年 - この年から現在の盛岡競馬場「OROパーク」の開催に移行。


  • 1998年

    • 施行距離を芝1600mに変更。

    • 出走条件を「アングロアラブ系4歳(現3歳)以上の岩手所属馬」から「サラブレッド系4歳(現3歳)以上の岩手所属馬」に変更。




  • 2000年

    • 重賞競走に格上げ。

    • 東北地区交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系4歳(現3歳)以上の岩手・上山・新潟所属馬」に変更。




  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「サラブレッド系4歳以上の岩手・上山・新潟所属馬」から出走条件を「サラブレッド系3歳以上の岩手・上山・新潟所属馬」に変更。


  • 2002年 - 当年のみ、東日本・九州地区交流競走として施行、出走条件を「サラブレッド系3歳以上の北海道・岩手・上山・北関東・南関東・九州所属馬」に変更。


  • 2003年

    • 施行距離を現在の芝2400mに変更。

    • この年から地方競馬全国交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系3歳以上の地方所属馬」に変更。




  • 2005年

    • 岩手のサイレントグリーンが史上初の連覇。

    • 岩手の板垣吉則が騎手として史上初の連覇。

    • 岩手の千葉博が調教師として史上初の連覇。




  • 2007年 - 岩手のサイレントグリーンが当競走で史上初の3度目の優勝。


  • 2008年 - スタリオンシリーズ競走に指定。


  • 2010年

    • 川崎のコスモヴァシュランが史上2頭目の連覇。

    • 川崎の町田直希が騎手として史上2人目の連覇。

    • 川崎の河津裕昭が調教師として史上2人目の連覇。





歴代優勝馬































































































































































































































回数 施行日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第22回
2000年8月14日
シリアスゲーム 牡6 盛岡 1:37.9 山本裕次郎 田村光則 鈴木可一
第23回
2001年7月22日
メイセイユウシャ 牡5 水沢 1:37.0 小林俊彦 佐々木修一 (有)明正商事
第24回
2002年7月21日
メタルカラー 牡4 高崎 1:37.8 茂呂菊次郎 木村昌志 (資)コスギ
第25回
2003年7月20日
サクラティアラ 牝5 盛岡 2:31.8 沢田盛夫利 葛西勝幸 櫻井和子
第26回
2004年7月25日
サイレントグリーン 牡4 水沢 2:30.3 板垣吉則 千葉博 道地房男
第27回
2005年7月31日
サイレントグリーン 牡5 水沢 2:33.7 板垣吉則 千葉博 道地房男
第28回
2006年7月30日
ジェーピーバトル 牡6 水沢 2:31.8 菅原勲 佐藤浩一 高橋一己
第29回
2007年7月15日
サイレントグリーン 牡7 水沢 2:32.6 板垣吉則 千葉博 道地房男
第30回
2008年7月20日
ボスアミーゴ 牡4 水沢 2:31.0 菅原勲 鈴木七郎 千葉浩
第31回
2009年7月19日
コスモヴァシュラン 牡5 川崎 2:34.7 町田直希 河津裕昭 林明道
第32回
2010年7月18日
コスモヴァシュラン 牡6 川崎 2:31.5 町田直希 河津裕昭 林明道
第33回
2011年7月17日
マチカネカミカゼ 牡6 北海道 2:30.6 服部茂史 田中淳司 定蛇邦宏
第34回
2012年7月22日
ピサノエミレーツ 牡7 大井 2:32.0 坂井英光 松浦裕之
市川義美
第35回
2013年8月4日
ヒビケジンダイコ 牡7 水沢 2:32.4 村上忍 板垣吉則 渡邊善治郎
第36回
2014年8月3日
カリバーン 騸7 大井 2:31.1 吉原寛人 藤田輝信
(有)社台レースホース
第37回
2015年8月2日
レジェンドロック 牡3 水沢 2:31.5 山本聡哉 瀬戸幸一 千葉浩
第38回
2016年7月31日
パーティメーカー 牡4 浦和 2:31.2 山本政聡 小久保智 山口裕介
第39回
2017年7月30日
サンエイゴールド 牡4 水沢 2:34.0 山本聡哉 瀬戸幸一 鈴木雅俊
第40回
2018年7月29日
サンエイゴールド 牡5 水沢 2:33.3 山本聡哉 瀬戸幸一 鈴木雅俊

※2000年以前の優勝馬の馬齢は旧表記を用いる。



脚注・出典



注釈





出典




  1. ^ abcde“注目レースピックアップ”. 岩手競馬 公式WEBSITE. 2018年7月26日閲覧。

  2. ^ abc平成30年度 第5回 盛岡競馬 改定番組 (PDF)”. 岩手競馬 公式WEBSITE. 2018年7月26日閲覧。




各回競走結果の出典




  • せきれい賞 歴代優勝馬 - 地方競馬全国協会

  • JBISサーチ

    • 2000年,2001年,2002年,2003年,2004年,2005年,2006年,2007年,2008年,2009年,2010年,2011年,2012年,2013年,2014年,2015年,2016年,2017年,2018年




関連項目


  • 岩手県競馬組合


外部リンク


  • 岩手競馬公式サイト「レースのみどころ」より(2010年度版)




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