蟹江栄司
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かにえ えいじ 蟹江 栄司 | |
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本名 | 同じ |
生年月日 | (1941-11-21) 1941年11月21日 |
没年月日 | (1985-10-13) 1985年10月13日(43歳没) |
出生地 | 日本・東京府 |
民族 | 日本人 |
血液型 | A型 |
ジャンル | 俳優・声優 |
活動期間 | 1971年 - 1985年 |
蟹江 栄司(かにえ えいじ、本名:同じ、1941年11月21日 - 1985年10月13日)は日本の男性俳優、声優、ナレーター。東京府(現:東京都)出身。青二プロダクションに所属していた。特技はスペイン語。血液型はA型。
目次
1 来歴・生涯
2 後任
3 出演作品
3.1 テレビドラマ
3.2 舞台
3.3 テレビアニメ
3.4 OVA
3.5 劇場アニメ
3.6 吹き替え
3.6.1 洋画
3.6.2 海外ドラマ
3.7 特撮
3.8 ラジオ
3.9 ナレーション
3.10 CMナレーション
3.11 その他
4 関連項目
5 脚注
6 外部リンク
来歴・生涯
東京電機大学高等学校卒業後、喫茶店のボーイや花屋の店員などを経て、30歳より声優に転向。数々のアニメで重要な役柄を演じた他、深夜ラジオ番組のDJやパーソナリティー、バンダイやポピーなどの玩具会社をはじめとする数多くのCMや、テレビアニメのナレーターや洋画の吹き替えを務めた。
1985年10月13日、東京都内でトレーニング中に突然倒れ、病院に運ばれたが意識は戻らず、急性クモ膜下出血により43歳で急死した。
死去から2週間後の1985年10月27日、『キン肉マン』第110話Aパートのサブタイトルが「ラーメンマンは死なず!」に急遽変更されて放送された。スタッフによると最後のラーメンマン(同時期にキン肉マンの師プリンス・カメハメも担当していた)を演じた蟹江に対する追悼の意をこめたサブタイトルだという。また、この日は蟹江の告別式が営まれた日でもあった。ちなみに原作で該当する箇所のサブタイトルは「覆面(マスク)の理由(わけ)!の巻」であった。
大の子供好きで知られ、仕事休みには近所の公園で当時小学生の娘、息子と遊んでいる姿を目撃されていた。仕事で多忙の中でも、小学校のPTA会長も務めていた。死後も自宅によく、娘と息子の友人達が「ラーメンマンのおじさんに」と、焼香へ訪れる事が多かったという。
後任
蟹江の死後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。
佐藤正治 - 『キン肉マン』:ラーメンマン[1]、初代キン肉マングレート[2]
銀河万丈 - 『キン肉マン』:ラーメンマン[3]
柴田秀勝 - 『劇場版北斗の拳』:ジード(Z-666)
石塚堅 - 『パンチマニア 北斗の拳』:ジード(Z-666)
木村雅史 - 『パンチマニア 北斗の拳』:デビルリバース
田中大文 - 『北斗の拳 世紀末救世主伝説』:ジード(Z-666)
今村直樹 - 『北斗の拳 世紀末救世主伝説』:デビルリバース
東條大輔 - 『北斗の拳 世紀末救世主伝説』:マダラ
大友龍三郎 - 『超時空要塞マクロス』:ブリタイ・クリダニク[4]、「ギレンの野望シリーズ」:フラナガン・ブーン(機動戦士ガンダム)
大塚明夫 - 『超時空要塞マクロス2036』:ブリタイ・クリダニク
玄田哲章 - 『超時空要塞マクロス 永遠のラヴソング』:ブリタイ・クリダニク
小野健一 - 『キン肉マンII世』:ラーメンマン
岡部政明 - 『六神合体ゴッドマーズ 十七歳の伝説』:ナレーション
出演作品
テレビドラマ
どてらい男(1973年、関西テレビ)
うちの子にかぎって… パート2(1985年、TBS)
舞台
Symphonic Drama 火の鳥 黎明編(ニニギ)
テレビアニメ
1975年
少年徳川家康(大久保忠俊)
1978年
ヤッターマン(スパルタオス)
1979年
ザ☆ウルトラマン(ナレーター、専用機の乗員)
1980年
宇宙戦士バルディオス(移民局長)
タイムパトロール隊オタスケマン(ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン)
鉄腕アトム (アニメ第2作)(オーディン)
伝説巨神イデオン(ギンドロ・ジンム)
トム・ソーヤーの冒険(インジャン・ジョー〈初代〉)
1981年
宇宙戦艦ヤマトIII(グスタフ)
怪物くん(ミイラ男、マイホ・ムー)
銀河旋風ブライガー(シュミット・ゲーリン)
太陽の牙ダグラム(フォン・シュタイン大佐[5])
六神合体ゴッドマーズ(ナレーター)
1982年
おちゃめ神物語コロコロポロン(ガンタクロス)
銀河烈風バクシンガー(ノエル・ノーチェ)
超時空要塞マクロス(ブリタイ・クリダニク[6])- ぼくパタリロ!
わが青春のアルカディア 無限軌道SSX(ハンマーレス)
機甲艦隊ダイラガーXV(ソクラット・テス)
1983年
ストップ!! ひばりくん!(玉城)
キン肉マン(ラーメンマン / モンゴルマン〈初代〉、プリンス・カメハメ / 初代キン肉マングレート〈初代〉、ドーロ・フレアース 他)
光速電神アルベガス(水木教授、総統アザス、ナレーター)
銀河疾風サスライガー(ブラディ・ゴッド)
スペースコブラ(エル・スカイマン)
特装機兵ドルバック(ゼラー)
1984年
- キャッツ♥アイ
北斗の拳(ジード、デビルリバース、マダラ)
宗谷物語(天谷艦長)
ビデオ戦士レザリオン(ゴッドハイド博士、香取研介、ジャーク大帝、怪僧バンズ、ベンガジ将軍)
夢戦士ウイングマン(ゴーストリメル)
1985年
ダーティペア(ナレーション)
ドラえもん(ニホンオオカミ)
OVA
1987年
超時空要塞マクロス Flash Back 2012(ブリタイ・クリダリク)
劇場アニメ
- 1981年
機動戦士ガンダムII 哀・戦士編(フラナガン・ブーン)
- 1982年
六神合体ゴッドマーズ(ナレーター)- わが青春のアルカディア
- 1983年
ドキュメント 太陽の牙ダグラム(フォン・シュタイン大佐)
- 1984年
SF新世紀レンズマン(ナレーション[7])
キン肉マン 奪われたチャンピオンベルト(ラーメンマン)
キン肉マン 大暴れ!正義超人(ラーメンマン)
超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(ブリタイ7018)
- 1985年
キン肉マン 正義超人vs古代超人(ラーメンマン)
キン肉マン 逆襲!宇宙かくれ超人(ラーメンマン)
吹き替え
洋画
悪魔のいけにえ(アナウンサー)※東京12チャンネル版
地獄の戦線(ブランドン〈チャールズ・ドレイク〉)※東京12チャンネル版
少林寺(ヒゲ)※日本テレビ版- 続・夕陽のガンマン
007 死ぬのは奴らだ(サメディ男爵〈ジェフリー・ホールダー〉) ※TBS旧録版
タワーリング・インフェルノ(カルロス〈グレゴリー・シーラ〉)※フジテレビ版(日本語吹替音声追加収録版BDに収録)
チャトズ・ランド(チャト〈チャールズ・ブロンソン〉) ※TBS版
ナイトホークス(ムナフォ〈ジョー・スピネル〉)※フジテレビ版
ナバロンの嵐(ドラザック〈リチャード・キール〉)※フジテレビ版
ブラニガン(ベン・ラーキン〈ジョン・ヴァーノン〉)
プロフェッショナル(ジェイク・シャープ〈ウディ・ストロード〉)※テレビ朝日版
ポルターガイスト(Mr.ティーグ〈ジェームズ・カレン〉)※フジテレビ版
マッケンナの黄金 ※テレビ朝日版
海外ドラマ
宇宙空母ギャラクチカ(レッド・アイ、サイロンロボット)- 刑事コジャック
シャーロック・ホームズの冒険 第12話「赤髪連盟」 ※NHK版
特捜班CI-5(ニック・ブリンブル)
特撮
ウルトラマン80(第1話の予告ナレーター)
太陽戦隊サンバルカン(サンバルカンロボの声)
地球防衛軍テラホークス(ナレーター)
ラジオ
ミッドナイト・パートナー(北海道放送) ※水曜・土曜を担当
レッツ・ゴー歌謡曲(中部日本放送) ※水曜・木曜を担当
ナレーション
月曜ロードショー(予告ナレーション)
CMナレーション
アートネイチャー(1970〜1980年代)- 上野精養軒
ゼブラ ハイ・マッキー「角芯付き」(1976年)
日立 日立マーク5 見聞録「ラジオとテレビの違い」ラジオCM(1978年、出演・綾小路きみまろ)
資生堂 タクティクス「電話/バーボン/非常階段」ラジオCM(1978年)
ACジャパン「あの街角まで、あの電柱まで編」、「全レース棄権ゼロ編」、「すててはいけない君の人生編」(出演・君原健二)
角川文庫 「ポケットの中の角川文庫編」
ガンダムチョコレート(森永製菓)
ガンダムプラモデルシリーズ(バンダイ)
キャスター(日本専売公社)
サントリー サントリー角瓶「あの頃はラジオ」ラジオCM(1980年)
ゴジラ1983 復活フェスティバル ※予告編- コダック
- シンガポール航空
小学館 写楽「サウンド・チャレンジ」ラジオCM(1982年)
小学館 日本大百科全書「お母さんの口ぐせ」ラジオCM(1984年)
小学館 写楽「天ぷらと雨」ラジオCM(1985年)
江崎グリコ カリッポ「インタビュー編」ラジオCM(1983年、出演・榊原郁恵)
スカイライン(日産自動車)
ダイナマン コーンスナック(東鳩(現・東ハト))
トリスウィスキー「トリスポケット瓶 みなみらんぼうのウイスキーの小瓶篇」 ※ラジオCM
バンダイ 超合金シリーズ、ポピニカ、くるくるてれび、他多数(ポピー、バンダイ)
マシンロボシリーズ(初期)
リアルゴールド「役者バカ篇(藤岡弘)」「カメラバカ篇(立木義浩)」
Lo-D(日立製作所)
その他
- キン肉マン 超人大全集(セリフ)
- カンフーファイター(ラーメンマンのテーマ)
- アジアの狼(モンゴルマンのテーマ)
- 偉大な魂(キン肉マングレートのテーマ)
ゴジラ「メイキング・オブ・ゴジラ」(ナレーター)- ビデオ図鑑 日本の野鳥 上・下(ナレーター)
関連項目
- 東京都出身の人物一覧
脚注
^ 第120話、第125話
^ 『キン肉マン ジェネレーションズ』『キン肉マン マッスルジェネレーションズ』。なお、佐藤は正体であるプリンス・カメハメとしては19話から21話および114話にて担当。蟹江は88話から111話まで担当していた。
^ 第130話以降
^ 『スーパーロボット大戦α』以降のマクロス関連のゲーム作品で担当。
^ “スタッフ&キャスト”. 太陽の牙ダグラム公式サイト. 2016年6月7日閲覧。
^ “超時空要塞マクロス”. メディア芸術データベース. 2016年8月7日閲覧。
^ “SF新世紀 レンズマン”. マッドハウス. 2016年6月8日閲覧。
外部リンク
- 青二プロダクションによるプロフィール